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2007年04月 アーカイブ

2007年04月01日

組み合わせ型ロボットユニット「ROBOCUBE」

(株)システムワットは、パソコンやPDAでプログラムできるモジュール組み合わせ型のロボット「ROBOCUBE」を販売している。一般のオートメーション設備におけるセンサ、アクチュエータ、コントローラの3要素に対応するブロックを多数準備しており、それらを組み合わせてアイデアを具体化できる。
ROBOCUBE

各ブロックには、米国エシュロン社の開発したNeuronChipが搭載されており、ネットワーク制御と各ブロックの制御を同時に行っている。仕様は以下のとおり。
(1) プロトコル:LONTalk
(2) ビットレート:39Kbps
(3) チャネル:RS485
LONは通産省のECHONET構想のプロトコルに正式採用になっており、通信媒体を選ばないという特徴をもつ。ROBOCUBEの場合、有線の部分はRS485、それ以外は無線でネットワークを形成できるようにしている。

ブロックの5面にコネクタとジョイントが設けられていて、ジョイント・ボタンを用いてほかのブロックの面を接続でき、融通性に富んだ組み立てが可能になっている。下図は組み立て例。
組み立て例組み立て例

ソフトウェアは、プログラム作成の経験のない人でもビジュアルな感覚で制御プログラムが組めるタイル言語のほか、もっと凝ったプログラムを作成したい方にインターフェース・ソフト(OCX)を用意している。これを用いると、Windows環境下でC言語やVisual Basicで制御プログラムを組むことができる。また、Javaにも対応している。

ROBOCUBEの使用例ROBOCUBEの使用例

上図はROBOCUBEの使用例の絵コンテ。このようにユーザ仕様でもの作りが行え、パソコンで自由にプログラミングができる。

4/2 9:45 新製品ではなかったので、発売を販売に修正した。

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投稿日時: 2007年04月01日 21:18 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年04月02日

複数のディジタル・マルチメータで自動測定する (連載 第8回)

 SANWAのPC Link Plusは複数のディジタル・マルチメータの入力を処理できます。実際にパソコンの消費電流と、メインとなる5Vの電源電圧を同時に測定して試してみます。
 インテルの新しいプロセッサ Core 2を使って新しいパソコンを組んでみました。小型にするため、マイクロATXのマザーボードで、遊休になっていた、150Wの電源のミニタワー・ケースに収めてみました。CPUの消費電力が増大し容量の大きな電源が使われる中、電源の容量が間に合っているのか、AC100Vの消費電流を測定し電源容量の定格内に入っているか、供給不足で、5Vの電源電圧が変動していないか確認します。
●AC電流の測定はクランプ・センサで
 PCの消費電流はライン・セパレータをコンセントに差し込み、PCの電源ケーブルのプラグをこのライン・セパレータに差し込みました。クランプ・センサは×1の細いほうのリングをクランプしました。そのため、ディジタル・マルチメータで読み取った電圧値(V)を1倍した値がAの単位の電流値となります。
AC電流の測定

●5Vの電圧はドライブの電源コネクタから
消費電力と同時に、電圧も測定することにします。PCのマザーボードに供給している5V電源の電圧測定は、次の写真に示すようにドライブの電源コネクタの赤いケーブルに対応するソケットにディジタル・マルチメータの赤いリードピンを差し込み、黒のケーブルに対応するソケットに黒のリード・ピンを差し込みます。少し強く差し込むと固定できました。
ドライブの電源コネクタから5Vを測定


●連続して測定するためにPC Link Plusを利用
 測定は、PCには東芝のノートPC Dynabook SS、ディジタル・マルチメータはPC5000とPC20を使用しました。PC Link Plusは良くできていて、次の手順で測定を開始することができました。
(1) ポートの検出
 ディジタル・マルチメータとPCのUSBポートを専用のケーブルで接続した後、PC Link Plusを起動します。メニュー・バーのポートを選択し、ポートの検出を選択するとプログラムは各USBに接続されているディジタル・マルチメータを自動で検出します。チャネル1から検出を開始し、ディジタル・マルチメータを検出すると各チャネルにディジタル・マルチメータを割り当てます。PC5000はチャネル1、PC20はチャネル2に割り当てられました。
(2) 取り込み間隔の設定
  メニュー・バーの取り込み間隔を1秒単位で設定できます。ここでは1秒に設定しました。
(3) 設定で、グラフのスケールを設定
 測定結果がグラフ表示されます。スケールは自動で設定されます。必要に応じて、メニュー・バーの設定で手動でもグラフのスケールの設定ができます。
(4) 開始 
 メニュー・バーの開始をクリックすると測定を開始します。測定中は、ディジタル・マルチメータのオート・パワー・オフの機能は働かず、バッテリの寿命の許す限り測定できます。PC5000では数日の連続測定ができました。PC20ではACアダプタもオプションで用意されています。
⑤ 保存
 メニュー・バーのファイル>データの保存で、EXELで読めるファイル形式で測定データが保存されます。

<測定結果>
CPU インテル Core 2 Duo E6400
マザーボード  GIABYTE GA8I945GZME-RH
メモリ       DDR2 533 2GB
DVDドライブ    PIONEER DVD-RW DVR-112L
HDD        Hitachi HDT725025VLA380  シリアルATA 250GB
HDD        ST3160212+A           IDE        60GB

 PCの電源を投入してから、DVDを読み込むなどの処理を行った後に電源を切断するまでを測定しました。
 電流の消費量は電源投入後、0.8Aくらいで安定します。DVDの読み込みなどで電流が増加するか確認するため、DVDビデオなどを再生してみましたが大きな変化はありませんでした。
 次に、ハードディスク間で読み書きを行うため約15Gバイトのフォルダをドライブ間でコピーしてみました。その結果が後半の消費電流が増加している部分です。その場合のピークでも1Aくらいで、電源ユニットの定格150Wの2/3くらいでまだ余裕がありそうです。
 5V電源の電圧は、電源投入直後から5.09Vで安定しています。ペンティアムCPUも消費電力増加が続きましたが、Core2になり、クロックも2GHzクラスに下っても十分な性能を発揮しながら、消費電力も下がっています。CPUの冷却ファンも大型で静粛性に優れ静かなコンピュータになりました。
電圧と消費電力

● アペンディックス 配電盤で消費電力を測定

配電盤で消費電力を測定
 電力会社から単相3線で供給されています。赤、黒がそれぞれ100Vを供給しています。白は中線で赤黒の負荷量の差だけ電流の戻りとなります。赤、黒で最近利用されるようになった家庭用の200V電力供給となります。
 結構な量の電流が流れ、少し節約を考えなければと思います。

ブレーカからの配線をクリップ

 ブレーカからの配線をクリップすると、そのブレーカが分担している範囲での電流消費量がわかります。




神崎康宏

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投稿日時: 2007年04月02日 09:09 | | コメント (0) | トラックバック (0)

新製品 最大27V出力、0.5A/1.3Aスイッチ内蔵の新型昇圧型パワー・コンバータ

日本テキサス・インスツルメンツは、最大27Vの出力電圧をサポートし、白色LEDのバックライト、有機LED駆動回路、xDSL、TFT-LCDのバイアス電源、白色LEDフラッシュ・ライトなどの各種回路において、バッテリ動作時間を延長する高集積のブースト型コンバータ「TPS61080/TPS61081」を発表した。入力電圧範囲が2.5V~6Vであり、単一セルのLi-IONバッテリ、3セルのNiMHバッテリならびに、USBポートからの5V定電圧入力などをサポートする。3mm角のQFNパッケージにパワーMOSFET、パワー・ダイオード、入出力遮断スイッチを内蔵し、部品点数の少ない小型電源ソリューションを提供する。
特徴
ブースト型コンバータTPS61080/TPS61081・入力電圧範囲 TPS61080/ TPS61081:2.5V~6V
・スイッチ電流制限 0.5A/1.3A
・過電圧保護(最小値) 27V
・ピーク変換効率 87%
・静止電流(代表値) 1mA
・スイッチング周波数 600kHzまたは1200kHz
・動作温度範囲 –40℃~+85℃

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投稿日時: 2007年04月02日 22:18 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年04月03日

キットも電子工作の入門ツール 連載(3)

■はんだ付けもでき、充実した説明書のキット
 イーケイジャパンのロボット・キットは、はんだ付け済のキットとはんだ付けが必要なキットの2種類が用意されています。今回、その中のメカカメIIIを紹介します。写真のような、丸いドームで、一つのモータで2輪の駆動輪を操作し拍手などの音に反応して直進、同じ場所での回転、停止、直進と繰り返します。

メカカメIII

■はんだ付け、キットの組み立ての詳細な説明書が添付
 このシリーズの、はんだ付けが必要なものには、詳しいはんだ付けの方法を示した15ページの小冊子が付いてきます。小中学生を対象としているので、一般的な説明をわかりやすく書いてあります。今回のメカカメIIIには、A5サイズで44ページの組み立てのための詳細な説明書も付いています。電子工作の経験のない方には大いに参考になります。

キットの内容

■間違いなくはんだ付けするための説明が充実している
 はんだ付けが必要な部品は19種類以上あり、同じ種類の部品を複数使用するものもあり、けっこうな数のはんだ付けが経験できます。量も多く、部品の種類も多いのですが、抵抗のカラーコード、部品の配置など、間違いなくはんだ付けを行うための説明が詳しくしてあります。初心者でも間違いなく組み立てられるでしょう。

説明書

■基本的な動きは四つ
 直進、停止、その場での回転、停止が基本動作です。音を検出するたびに、0、1、2、3とカウント・アップします。カウンタの0(停止)、1(直進)、2(その場での回転)、3(停止)の状態にメカカメIIIが制御されます。
 この制御を行うために、三つのICが利用されています。トランジスタは、マイクの入力信号の増幅と、ICの出力をモータが駆動できるまでに電流を増幅するためです。
 カウンタIC、クロックの発振回路、トランジスタの増幅回路、モーターの駆動回路と電子工作にとっては貴重な材料がたくさん盛り込まれています。
 これらの回路の詳細がわからなくても、説明に従い組み立てれば間違いなく動作してくれます。キットのよいところです。


 車輪を駆動するドライブ軸の一方が回転方向によって少し移動するようになっています。そのため、逆回転の時、中間にギヤが一段入り回転が反転し車輪の回転が正回転になり、右左の車輪の回転方向が逆になりその場で回転します。メカニカルな工夫で実現しています。工作機器が手元にない電子工作者にとってはメカニカルな工作が凝らされたキットは大変頼もしい味方です。

基板の上にはICが三つ

■中身がわかるともっと面白い
 詳細がわからなくても、苦労してはんだ付けして組み立てたキットが少しヨタヨタした動きでも、動き出すとうれしいものです。だが、我が電子工作愛好家の仲間は、これらの回路の動きにも興味を持ち、キットを材料に各デバイスの基本的な動作を理解し、新たな組み合わせで独自の電子工作を組み立てることを目指します。そのための、材料としてはイーケイジャパンのキットは良くできていると感心します。
 後は、このキットで利用したデバイスや回路の動きを確かめるため、ICや抵抗などの電子部品を手に入れ、ブレッドボードなどでテスト回路組み動作を確認する作業を重ねることです。



神崎康宏


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投稿日時: 2007年04月03日 09:14 | | コメント (0) | トラックバック (0)

新製品 イーサネット・コントローラ内蔵16ビット・マイコン H8Sファミリ

(株)ルネサス テクノロジは、ローエンド・サーバの温度調節制御システムや産業機器など向けに、同社の16ビット・マイコンでは初めてイーサネット・コントローラを内蔵したH8Sファミリ「H8S/2472F」を製品化した。2007年5月からサンプル出荷を開始する。
特徴
・H8Sファミリで初めてIEEE802.3規格に準拠したメディア・アクセス・コントローラ(MAC)を内蔵
イーサネット専用ICの外付けが不要になり、システムの低コスト化、小型化が図れる
・USB、I2Cバス、LPCバスなどの豊富な周辺機能を内蔵
・176ピンBGAパッケージ採用により実装面積の小型化を実現
・動作周波数 34MHz、フラッシュ・メモリ 512KB
・サンプル価格 1,800円
イーサネット・コントローラを内蔵したH8Sファミリ「H8S/2472F」

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投稿日時: 2007年04月03日 14:18 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年04月04日

秋月電子通商 秋葉原店リニューアルと営業日の変更

店内改装のためにテントで営業を続けていた秋月電子通商の秋葉原店が、リニューアル・オープンしています。
また、秋葉原店と八潮店の営業日が4/16から変更されるアナウンスも出ています。

秋葉原店

  • 秋葉原店は、無休(祝日除く)になる。従来月曜日と木曜日は休みでした。
  • 八潮店は、土日のみ営業。

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    投稿日時: 2007年04月04日 13:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 .NET Micro Frameworkに対応したDigi Connect MEジャンプスタートキット

    ディジ インターナショナル(株)は、Microsoftの組み込み機器向けプラットホームである.NET Micro Frameworkに対応した「Digi Connect MEジャンプスタートキット」を発表した。Digi Connect MEは、小型の組み込み機器向けイーサネット・モジュール。Dgiジャンプスタート・キットは、ネットワーク機器を開発するエンジニア向け、簡単かつ迅速、経済的な低価格開発キットの最新ブランド。
    キットの内容
    Digi Connect MEジャンプスタートキット・Digi Connect ME組み込みモジュール
    ・開発ボード(キャリア・ボード)
    ・短期評価・開発のためのサンプルとドキュメント
    ・(Microsoft Visual Studio 2005の180日無料体験版はダウンロード提供)
    ・価格 299ドル

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    投稿日時: 2007年04月04日 21:08 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月05日

    新製品 Wi-FiとZigBee対応のRabbitCoreモジュール

    ディジ インターナショナル(株)は、ラビット ネットワークモジュール「RabbitCoreモジュール」をWi-FiとZigBeeに対応させた「RCM4400W」および「RCM4510W」の2製品を発表した。RCM4400Wはビジネス機器に浸透しつつあるWi-Fi/802.11に、RCM4510Wは低コスト・低消費電力のワイヤレス・センサ・ネットワークZigBee/802.15.4に対応するコア・モジュールである。

    RCM4400W
    RCM4400W

    Rabbit4000マイクロプロセッサ(58.98MHz)
    ・最大35のGPIO(六つのシリアル・ポートと共有)
    ・ハードウェアDMA、クアドラチャ・デコーダ
    ・PWM最大4レベルの代替ピン機能
    ・-20℃~+85℃の温度環境に対応
    ・価格 99ドル(100個時)

    RCM4510W
    RCM4510W
    ・MaxStreamのテクノロジを採用。RabbitCoreにZigBeeモジュール「XBee Series2」を搭載
    ・Rabbit4000マイクロプロセッサ(29.49MHz)
    ・最大49のGPIO(六つのシリアル・ポートと共有)
    ・4チャネルのアナログ入力
    ・ハードウェアDMA、クアドラチャ・デコーダ
    ・PWM最大4レベルの代替ピン機能
    ・-40℃~+85℃の温度環境に対応
    ・価格 72ドル(100個時)

    両製品とも、ほかのすべてのRabbit4000ベースのRabbitCoreモジュールと電気的にコンバチブルである。また、同時に開発キット(期間限定特別価格199ドル)も提供する。開発キットには、いずれかのワイヤレスRabbitCore、開発ボード、多数のサンプルやライブラリ、アクセサリを備えたDynamic C統合開発ソフトウェアの最新バージョンを同梱している。

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    投稿日時: 2007年04月05日 14:26 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 T-KernelとTCP/IPが動く安価な組み込みボード

    パーソナルメディア(株)は、ARM7を用いた小型の組み込み用ボードに次世代標準リアルタイムOS「T-Kernel」やデバイス・ドライバ、TCP/IPなどを搭載し、安価ですぐに使える組み込み制御用コンピュータ「μTeaboard/ARM7-AT91」として、2007年4月16日より発売する。
    特徴
    ・リアルタイムOS「T-Kernel」の動く安価なボード
    ・LANやTCP/IPなどのネットワーク機能、GPIOやシリアル・ポートなど多彩な入出力を装備
    ・PMC T-Kernelのほか、T-Engine用のデバイス・ドライバなど基本的なソフトウェアが付属
    ・別売ソフト「PMC機器制御サーバ」との組み合わせによりAjaxを使った機器のリモート・コントロールを容易に実現
    ・価格 28,350円
    μTeaboard/ARM7-AT91

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    投稿日時: 2007年04月05日 20:08 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    イーサネット・リモート・コントローラ連載 (第1回)

    秋月電子通商で、イーサネット・リモート・コントローラと呼ぶ、ネットワーク経由で、入出力各8チャネルのディジタルI/Oの制御を行う装置を購入して、その動作を確認してみました。
     これは120mm×25mm×80mmの小さな箱が3個で構成され、下の写真の一番下の通信制御の箱、真ん中が8チャネルのディジタル入力の箱、一番上のディジタル出力の箱、この3個の箱と電源、各箱を接続するケーブル、ディジタルI/Oに配線を接続する端子、ソフトがセットになって7800円で販売していました。

    イーサネット・リモート・コントローラ

     このシステムは、ビルなどの管理システムの制御を想定していて、このユニットのほかに、ビデオ・カメラによる監視カメラからの映像処理、監視カメラの方向制御ためのと思われる、パルス・モータの制御ユニットが用意されています。

    各ディジタルI/Oの仕様

    ◆ディジタル入力ユニット 9201
    チャネル1からチャネル4までが電圧信号の入力で、
       ON  4V~24V
       OFF  0V~3V
    の範囲の電圧信号に対応しています。
     チャネル5からチャネル8はスイッチのオン/オフ
       ON  200Ω~0Ω
       OFF  500Ω~∞
     ドアや窓の開閉を検出するリード、スイッチを例に挙げています。

    ◆ディジタル出力 9202
     ディジタル出力は、最大240VACまたは60V/DC
               12A AC/DC
    の電力をオン/オフできます。スイッチの状態は次のようになっています。
       OUT1からOUT4 ON の時 スイッチが開 OFFの時 閉
       OUT5からOUT8 ON の時 スイッチが閉 OFFの時 開
    と前半後半でスイッチの極性が反転しています。
     このディジタル出力で証明のON、OFFなどができます。

    各ユニットの接続
     入出力の各ユニットは、15ピンのD-SUBコネクタでイーサネットのLANに接続されているメイン・ユニット9200に接続されています。

    IPPower1020

     各ユニットは少し離して設置することもできるように、1mくらいのケーブルが添付されていました。

    ◆ネットワークへの接続

     ネットワークへ接続するため、このコントローラをネットワーク上から探し出し、IPアドレスなどの設定が行えるIPEditV4.exeというユーティリティ・プログラムが用意されています。その他、サンプル・プログラムも用意されています。

    IPEditV4.exe

     今回の装置はIPアドレスが192.168.0.100と設定されていました。筆者のネットワーク環境は192.168.1.Xですので、このIPEditV4.exeを使用して同じネットワーク・セグメントの192.168.1.100にIPアドレスを変更しインターネット・エクスプローラで各ディジタルI/OのON/OFFまたは確認を行いました。

     次回、その様子などを説明します。



    神崎康宏

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    投稿日時: 2007年04月05日 21:17 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月06日

    新連載 1、2、3線シリアル・インターフェース (連載 第1回)

     最近の通信の主流はシリアル通信となっていますが、すぐに思いつくのはパソコンでおなじみのRS-232Cです。これは非同期シリアル通信の一種です。本来、RS-232Cとは信号レベルの規格で、通信フォーマットや手順の仕様ではありませんが、一般にRS-232Cといえば非同期(調歩同期)式シリアル通信を指すことが多くなっています。

     マイコン同士やマイコンとパソコンの間で通信させる際にもRS-232Cを使うことがありますが、ペリフェラル(周辺機器)間に特化した高速な通信インターフェースがいくつも存在します。この連載では、PICなどのマイコン・チップに制御ハードウェアが搭載されているものや、比較的簡単にソフトウェアで実現できる、2線式のI2C、3線式のSPI、1線式の1-Wireの三つのシリアル・インターフェースについて紹介します。


     なお、I2CとSPIは同期式、1-Wireは非同期式のシリアル・インターフェースですが、データ信号といっしょにクロック信号が伝送されるのが同期式、データ信号だけが伝送されるのが非同期式です。

     これらのシリアル通信の大きな特徴は、通信機器(デバイス)同士がマスタとスレーブという主従関係にあり、同一バス上に複数のデバイスが容易に接続できるということです。RS-232Cのシリアル・インターフェースでも、工夫すれば複数機器間で通信させることはできますが、互換性や手順などの点でいろいろ面倒です。

     筆者はこれまで、何個かのマイコンを接続して互いに通信させるようなものを製作する場合、通信のインターフェースに何を使うかが悩みの種でしたが(特に複数のデバイスを接続する場合)、I2CやSPIを使うようになって便利さを実感しています。
     また、とりあえず、インターフェースだけを用意しておいて、後からデバイスを増設するなどして機能を拡張するような使い方もできます。

     次に、各インターフェースについて簡単に説明します。


    (1) I2C(Inter-Integrated Circuit);2線式
     I2Cは、オランダのフィリップス社が提唱する2線式の同期式シリアル通信インターフェースです。シリアル・データ信号SDAとシリアル・クロック信号SCLの2本の信号で通信します。マスタ・デバイス一つ(マルチ・マスタ時は複数も可)に対して、複数のスレーブ・デバイスがバス接続された形になります。

     通信レートには、標準モード(最大100kbps)とファースト・モード(最大400kbps)、高速モード(最大3.4Mbps)の三つが規定されています。

     スレーブ・デバイスの代表的なものとしてEEPROMやA-Dコンバータなどがあり、その他、特定用途向けのものには温度センサやバッテリ充電コントローラなどいろいろなものがあります。

    I2CBUS.gif


    (2) SPI(Serial Peripheral Interface);3線式
     SPIは、米国モトローラ社(現在フリースケール社)が提唱する3線式の同期式シリアル通信インターフェースです。データ出力信号SDO、データ入力信号SDI、クロック信号SCKの3本の信号で通信します。基本的にはマスタ・デバイス一つに対してスレーブ・デバイスが一つが接続されるような形になりますが、スレーブ選択する信号(SS)をマスタからスレーブへ与えることで、複数のスレーブをバス接続することもできます。

    SPIBUS.gif

     通信レートなどは規定されてませんが、通信手順や動作原理が単純なため、ハードウェアや伝送路次第ではI2Cよりも高速で通信できます。
     SPIハードウェアのベースはシフトレジスタですので、比較的簡単にハードウェアを作ることができます(製作例は後の連載で紹介する予定)。


    (3) 1-Wire(Dallas One Wire);1線式
     1-Wireは、米国ダラス・セミコンダクタ社(現在マキシムの子会社)が提唱する1線式の非同期式シリアル・インターフェースです。一つのマスタ・デバイスに対して複数のスレーブ・デバイスが接続できます。

    1WireBUS.gif

     通信レートは、スタンダード・モード(最大16Kbps)とオーバドライブ・モード(最大142Kbps)が規定されています。I2CやSPIに比べると低速ですが、信号線が1本(GNDを含めると2本)で済むことと、DS18S20ディジタル温度センサのように信号線から電力を供給できる場合は、スレーブ側に電源が不要になるなど、面白い使い方ができます。

     なお、1-Wireに関しては、プルアップ回路をアクティブ型にして、伝送路をツイスト・ペア線にするなどして、数百m以上の伝送距離を実現させるものもありますが、この場合は小規模なネットワーク・デバイスとも考えられます。



     今回は三つのインターフェースについて、概要を簡単に説明しましたが、次回からは各インターフェースについてもう少し詳しく説明していきます。次回は、I2Cの通信の原理や手順を説明する予定です。
     下記の写真は、これらのインターフェースをつないで実験をしているところです。

    I2Cdeつながる7セグLED


    マスタ、複数スレーブ



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    投稿日時: 2007年04月06日 12:58 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 低電圧設計で高精度を実現する400mVリファレンス付きマイクロパワー・コンパレータ

    リニアテクノロジーは、マイクロパワー・コンパレータと400mV電圧リファレンスを2×2mmの小型パッケージに収納した「LT6703」の販売を開始した。この製品には入力極性が異なる2バージョンがある。非反転入力に接続された400mVリファレンスを内蔵する「LT6703-2」と、反転入力接続された400mVリファレンスを内蔵する「LT6703-3」である。
    特徴
    LT6703・電源電圧範囲:1.4V~18V
    ・400mV電圧リファレンス内蔵
    ・スレッショルド精度:1.25%(最大)
    ・消費電流:6.5μA
    ・入力バイアス電流:±10mA(最大)
    ・内部ヒステリシス:6.5mV
    ・電源に関係なくグラウンドから18Vまでの入力範囲
    ・18Vにプルアップ可能なオープン・コレクタ出力
    ・動作温度範囲:-40℃~+125℃

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    投稿日時: 2007年04月06日 22:11 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月08日

    新製品 PECIからI2C/SMBusへのトランスレータ

    マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、インテル社独自のプロトコルのPECI(Platform Environment Control Interface)データをI2Cプロトコルに変換するトランスレータ「MAX6618/MAX6621」を発表した。これらのデバイスは、PECI対応システムの温度監視用に、低コストで設定自由度が高いソリューションを提供する。システム管理マイクロコントローラとの通信用I2C/SMBusポートを備えることにより、中間に入るマイクロコントローラが不要となる。
    特徴
    ・最大4つのPECIイネーブルCPUの温度を監視
    ・400kbps、I2C対応
    ・PECI準拠ポート
    ・プログラマブルな温度オフセット
    ・温度過昇アラート機能装備(MAX6621のみ)
    ・電源電圧:3.0~3.6V
    ・動作温度範囲:-20℃~+120℃
    ・パッケージ:小型10ピンμMAXパッケージ
    ・参考価格:1.75ドル(2,500個以上)


    maxim PR6618/21

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    投稿日時: 2007年04月08日 22:18 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月09日

    抵抗の測定 と測定のばらつき  (連載 第9回)

     ディジタル・マルチメータは電圧、電流以外に抵抗値が計れるようになっています。そのほかにコンデンサの容量測定などが行えます。今回は抵抗の測定例として金色マークの5%精度のカーボン抵抗を測定しました。その測定結果を元に、ばらつきなどについても考えます。

    ●導通チェック
     抵抗レンジでよく利用する目的の一つに、回路の導通の確認があります。確認のために、いちいちメータを見て抵抗値を確認することなく、導通があるときには電子音を発して、導通の確認を音でできるようになっています。
     そのため、回路の確認などでは回路基板などから目を離さず手早く確認でき便利です。
     PC20、PC5000ともに、ファンクション・スイッチで抵抗レンジを選択し、SELECTボタンを押し、扇形の導通のマークを選択します。導通とみなすスレッショルド・レベルは20Ω~120Ωくらいです。

    ●抵抗測定時の測定値のばらつき
     異なった場所で購入した袋入りのカーボン抵抗をそれぞれ5本選び、ディジタル・マルチメータで2回測定しました。抵抗の測定ではテスト・リードと接触抵抗も測定値に含まれます。
     しっかりカーボン抵抗のリードを挟み込むため、次の写真のように、わに口クリップで挟んで抵抗値を測定しました。

    抵抗を測定中


    ●リード、接触抵抗などキャンセル
     PC5000には低い抵抗値の測定の際、リードの抵抗や対象物との接触抵抗などの誤差をキャンセルする△RELボタンが用意されています。これらの誤差は0.05Ω~多くても0.1Ωくらいです。500Ω以上の測定では無視できる範囲です。
     PC20では抵抗測定時の最小値は0.1Ωで△RELボタンは準備されていません。


    △RELボタン

    ●測定サンプル
     最近購入した22kΩ5%の抵抗5本(袋A、Aグループ)と、部品箱にあった20年以上前にZ80マイコン・ボードを組み立てていたころに購入した22kΩ5%の抵抗5本(袋B、Bグループ)を測定サンプルとしました。PC20、PC5000でそれぞれ2回測定しました。
     測定した結果を次の表に示します。

    PCREG010EXCEL.jpg

     分散分析を行えば、ばらつきの状況がよくわかるのですが、説明が長くなるのでグラフ化してみます。グラフ化し、(1) 同一機器での繰り返し精度はどうか。(2) 機器の差によるばらつきはどうか。(3) 同一の袋の中の抵抗の抵抗値のばらつきはどうか。(4) A-Bの袋間で差があるかどうかグラフに表示し確認します。

    測定結果のグラフ


    (1) 同一測定器での繰り返し精度
     PC20、PC5000どちらも、 同じサンプルを繰り返し測定した場合、測定値は、同じ値になるかもしくは4桁目の最小表示で±1の差があるくらいです。測定値に対して、0.05%ときわめて小さな値になっていて、無視できます。
    (2) 測定機器間の差
     PC20がPC5000に対して若干少ない値になります。しかしその差は、測定値に対して0.13%くらいのわずかの差です。もともと抵抗値の測定確度は、PC20が1.2%±5ディジット、PC5000が0.2%±4ディジットと差があるので、これは仕様の範囲内です。
    (3) A、Bグループ内のばらつき
     同じ袋の中に入っている抵抗値のばらつきは、グループAがグループBに比べばらつきが少なくなっています。、一例だけで断言できませんが最近の抵抗のほうが、昔の抵抗に比べばらつきが少なくなっているかもしれません。
    (4) A-Bの袋間で差があるかどうか
     A-B間ではグループの平均値がAグループ21.68kΩ、Bグループ21.76kΩと差があります。その上、Aグループの測定した値の最大値が21.73kΩです。一見 A < B が成り立ちそうに思いますが、Bグループのばらつきが大きいので、いくつかの組み合わせで A < B が成立しません。
     グループに差があるか判断する場合、平均値だけでなく各グループのばらつきも考慮しなければなりません。ばらつきのあるデータの評価のためには、分散分析などの統計処理の手法が用意されています。

     コンデンサの容量測定も予定しましたが、余裕がなくなり次回にしました。次回は、コンデンサの容量測定、ダイオードのチェックなどディジタル・マルチメータで利用できる機能について一通り説明し連載を終える予定です。



    神崎康宏


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    投稿日時: 2007年04月09日 12:18 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 新しいPoE+アプリケーションを可能にする35W PoE PDコントローラ

    リニアテクノロジーは、高電力受電機器(PD)アプリケーション向けPower over Ethernet(PoE)インターフェース・コントローラ「LTC4264」の販売を開始した。LTC4264は、新しいIEEE 802.3af規格を満たすアプリケーションや独自の高電力アプリケーションを柔軟にサポートできる。
    特徴
    ・完全な高電力PDインターフェース・コントローラ
    ・IEEE 802.af準拠
    ・100V、750mAパワーMOSFETを内蔵
    ・柔軟な補助電源オプション
    ・ディスエーブル付き高精度デュアル電流制限
    ・ディスエーブル付き25kシグネチャ抵抗を内蔵
    ・完全な熱過負荷保護
    ・高さの低い12ピン4×3mmDFNパッケージ


    Power over Ethernet(PoE)インターフェース・コントローラ「LTC4264」

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    投稿日時: 2007年04月09日 20:16 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    キットも電子工作の入門ツール(連載4回)

    ■歩行するキット 
     今回は、車輪でなく4本足で歩行するメデューサIIを組み立ててみます。イーケイジャパンのMOVITのシリーズの一つです。メデューサの名前を見て、何でここにギリシャ神話のゴルゴン三姉妹のメデューサが出てくるのか不思議に思っていました。
     組み立て説明書には、英語のくらげを示すMedusaに由来しペルセウスに首を切られたメデューサとは無関係とありました。実際足の数は少ないのですがクラゲを思わす形をしています。しかし、辞書を引くとクラゲ(jellyfish)の前にメデューサまだはメドゥーサと出てきます。このメデューサはベルサーチのシンボルともなっていて、その奇抜なベルサーチのコンセプトをよく現しています。

    メデューサII

    ■拍手などの音に反応して歩き出す 
     電源は、乾電池一本の1.5Vの電源で、拍手などの音に反応して7、8歩歩いて止まります。また拍手などで促すと7,8歩エッチラ・オッチラ歩いて止まります。素手の拍手ですと手のひらが痛くなるので、蒲鉾の板、2枚で拍子木にしています。手も痛くなく、良く反応してくれます。
     乾電池1本の1.5Vの電源ですので、制御はトランジスタだけで行っています。ディジタルICなどを使用すると乾電池を2本以上から4本くらい必要になります。

    メデューサIIの部品

    ■クランクなどのメカニカルな部品が多く含まれている
     電子部品はトランジスタ4本と抵抗、コンデンサで数は多くありません。はんだ付けの数もそれほど多くありません。その代わり、メカニカルな部品の数が多く、その組み立てのためのビスとナットが多く用意されています。

    メデューサII基板

    ■取扱説明書の説明に従い部品をセット
     トランジスタは形状が同じでも、2SC1815、2SA1015、2SD734と3種類のトランジスタを使用しています。取り違えると動作しないので、取扱説明書の指示に従い気をつけて部品をセットし、はんだ付けします。30分くらいで部品のセットからはんだ付けまで終わってしまいます。基板にも間違えないように部品の番号が印刷されています。
     最初はこのようなキットで組み立てるのもよいのですが、部品の種類が何とか区別が付き、はんだ付けも慣れたら、ユニバーサル基板に各デバイスの動作の状況と回路図を念頭において組み立てることをお勧めします。
     時間も完成するまで、何十倍の時間も係り、期待通りの動作にならず何日も頭を抱えることになります。しかし、これらを克服した後は電子回路の仕組みがしっかり身に付き新たな応用が自由自在になります。新たなアイデアも自然とわいてくるようになります。そんな電子工作の愛好者が増えることに役立てばと思っています。

    メデューサIIメカ

    ■メカニカルな部品は精度が必要
     左の2本が前足、右の2本が後ろ足でクランクに接続されモータで駆動されます。後ろ足の動きに合わせて前足を動かすために、金属のロットが前足の中間部に接続されます。これらの部品はスムーズな駆動のため精度のよい工作が必要です。
     これを手作りしようとすると、上野の東照宮の陽明門の昇竜と降竜を彫った左甚五郎のような技術を磨くか、工作機械を用意する必要があります。その点、電子工作の制御部分は少し大きくなるきらいはありますが、ユニバーサル基板にはんだ付けすることで目的を達することができます。
     電子回路以外のメカニカルな部品やモータなどの機構部品は、キットなどを大いに利用しようと思っています。

    メデューサII機構部分


    ■完成した駆動部分
     足のユニットにモータを取り付けた状態です。各部品の精度が良く、順番に組み立てるとビスの穴の取り付け位置もぴったり合い、無理に抑える必要もなくそれぞれぴったり収まりクランクなどの動きもスムーズです。いま乗っている車も消耗部品のクラッチの交換を行いましたが、6年以上まったく故障を知りません。工作精度の向上で暖機運転の必要もなくなったことを、この足を組み立てているときに思い出しました。

     キットは1時間くらいで完成しまして、拍子木の音で動いています。電子工作の入門編としてはこれでめでたしめでたしですが、エレキジャックの読者には制御回路の仕組み、各デバイスの説明がなく少々不満ではないかと思っています。
     メカニカルな工作の困難さを解消するためにキットを大いに利用することとしても、トランジスタや抵抗やコンデンサの働き、少し先に進んでマイコンの働きや使いこなすための方法の説明が必要になります。
     そろそろ、それらの話を進めるに当たって題材に何がよいか考えています。



    神崎康宏


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    投稿日時: 2007年04月09日 22:33 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月10日

    新製品 microSDカード接続用コネクタ・ヘッダ・タイプ

    アルプス電気(株)は、携帯電話やディジタル・カメラなど、小形携帯機器向けのmicroSDカード接続用コネクタ・ヘッダ・タイプ「SCHDシリーズ」を開発、2007年4月より量産を開始する。SCHDシリーズは、microSDカードのサイズ(幅11.0×奥行き15.0×高さ1.0mm)とほぼ同等サイズまで低背化することで、セット製品の薄形化に貢献する。
    特徴
    ・業界最薄級の高さ1.6mmを実現
    ・カードガイドにより、メモリ・カードのスムーズな進入と、基板とコネクタの実装端子の保護を実現
    ・サンプル価格 200円


    microSDカード接続用コネクタ・ヘッダ・タイプ「SCHDシリーズ」


    4/12 10:52 業界最薄ではなかったので、最薄を最薄級に修正した。

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    投稿日時: 2007年04月10日 21:49 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月11日

    新製品 オンライン設計ツール付きDC-DCコンバータの評価基板

    インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)社は、「POWIR+」(パワー・プラス)チップ・セットを搭載した評価基板2種「IRPP3624-05A」と「IRPP3624-12A」のサンプル出荷を開始した。コンピュータや民生用電子機器の単相の同期整流方式DC-DCコンバータなど向けで、特にFPGAやASIC(特定用途向けIC)などのPOL(負荷点)コンバータに適している。

    「POWIR+」(パワー・プラス)チップ・セットを搭載した評価基板

    評価基板には、PWM(パルス幅変調)制御IC「IR3624MPBF」とHEXFETパワーMOSFETを組み合わせたPOWIR+チップ・セットが搭載されている。IR3624MPBFは、プリバイアス起動、プログラマブル過電流保護、高精度な内部基準電圧(0.6V)などの機能を備える。設計サポートのWebサイトでオンライン設計ツール(カスタム化の設計と回路解析シミュレーション)を提供している。
    特徴
    IRPP3624-05A
    ・5Aまでの低電力用途向け
    ・入力電圧12V、出力電圧3.3Vのとき効率88.5%
    ・スイッチング周波数 600kHz
    ・サンプル予定価格 150米ドル
    IRPP3624-12A
    ・12Aまでの中電力用途向け
    ・入力電圧12V、出力が最大負荷で1.8Vのとき効率84%
    ・スイッチング周波数 600kHz
    ・サンプル予定価格 150米ドル

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    投稿日時: 2007年04月11日 21:14 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月12日

    イーサネット・リモート・コントローラ 連載 (第2回)

    ●IP Motor 9203
     このシリーズにはIP Motor 9203という、ステッピング・モータをネットワーク経由でコントロールするキットも用意されています。次に示すように、二つの基板とその二つを接続する15ピンのD-SUB端子のケーブル、LANケーブル、ACアダプタ、ステッピング・モータと写真には示しませんでしたが、8cmのCDに収められた、ユーティリティ・ソフトとマニュアルがセットなっています。PCと接続し、簡単にステップ・モータの制御ができるセットになっています。
     ケーブルのコネクタをそれぞれ接続しネットワークに接続するだけで、LAN経由のステッピング・モータの制御のテストができます。

    ステッピング・モータをネットワーク経由でコントロールするキット

    ●ネットワーク上のIP Motorの検出
     IPアドレスの設定は、前回と同じに付属のIP設定のユーティリティを使用して次に示すようにIPアドレスの設定を行います。「UDATE」ボタンで、ネットワーク上のIP Motor 9203を検出します。ボードのアドレスは192.168.2.171でした。前回説明したIP Powerのユニットも接続してありますので、IP Power 192.168.1.100.も検出されています。

    IP Motorの検出

    ●IPアドレスの設定
     検出されたIP MotorのIPアドレスは、テスト環境のネットワーク・セグメント(191.168.1.xxx)と異なっているので、同一のネットワーク・セグメントにするため、192.168.1.171とIPアドレスを変更します。次に示すように、Gatewayアドレスも変更し「SUBMIT」ボタンでボードのIPアドレスを更新します。

    192.168.1.171とIPアドレスを変更

     上記のIPEDIT4の画面は、SUBMITボタンをクリックしてIP Motorのアドレスを更新した後、「UPDATE」ボタンをクリックし再検出したので、IP Motorのアドレスは新しく更新された値になっています。

    ●ステッピング・モータの制御
     IPアドレスがわかったので、インターネット・エクスプローラで192.168.1.171のアドレスを設定し、IP Motorの制御ボードのWebページにアクセスします。
     ユーザ名とパスワードを要求する画面になります。ユーザ名はAdminのままにして、デフォルトのパスワード「12345678」を入力すると、次のステップ・モータの制御画面になります。

    IEでIP Motorの制御ボードのWebページにアクセス

     上記のWebページで、STEP、Timer、Directのパラメータを設定し、Applyのボタンをクリックすると、パラメータの仕様に従ってステッピング・モータが回転します。

    ◆STEP
     モータが駆動するステップ数を設定します。ここで設定した数だけ、ステッピング・モータが駆動し停止します。それぞれボード上のLEDの表示でステップを刻むたびにカウント・アップされます。
    ◆Timer 
     ステップを刻む時間間隔を決めます。1/100秒単位の設定となり、たとえば50を設定すると0.5秒ごとにステップを刻みます。この時間はLEDのカウント・アップする間隔でも確認できます。
    ◆Direct 
     Right、Leftのどちらかをクリックすることで、モータの回転方向が指定できます

     設定によって滑らかに回転したり、カチッカチッとステッピング・モータらしい動きをしたりといろいろ変化します。
     次回に添付されているVBなどの開発環境について調べてみます。



    神崎康宏

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    投稿日時: 2007年04月12日 07:53 | | コメント (0) | トラックバック (1)

    1、2、3線シリアル・インターフェース (連載 第2回)

    I2C(Inter-Integrated Circuit)

     今回はI2Cインターフェースについて、もう少し詳しく説明します。なお、I2Cにはアドレス・モードに10ビットと7ビットの2種類がありますが、ここでは7ビット・モードの場合に限定しています。また、I2Cでは複数のマスタがスレーブを共有したり、マスタがスレーブに切り替わるような接続形態(マルチ・マスタ)もありますが、そちらについては省略します。

     I2Cに限らず、複数のスレーブ・デバイスがバス上に接続されている場合は、マスタには通信対象のスレーブを選択する機能が必要です。I2Cインターフェースでは、スレーブ・デバイスはそれぞれ固有のスレーブ・アドレスをもっています。
     マスタはそのアドレスをバス上に送信して、通信対象のスレーブに通信の開始を知らせます。いったんスレーブが特定された後は、そのスレーブとだけデータを送受信します。送受信が終了するとマスタは通信の終了をスレーブへ通知します。
     このような一連のシーケンス(手順)がI2C通信の基本です。次に、通信のシーケンスを動作ごとに順に説明します。

    (1)通信の開始:スタート・コンディション
     マスタは、通信を始める際に、スレーブに対して通信シーケンスの始まりを示すために、スタート・コンディションを発行します。これはシリアル・クロックSCLが“H”レベルのときにシリアル・データSDAを“H”レベルから"L"レベルに変化させることで成立します。スタート・コンディションはすべてのスレーブへ一斉に通知されます。

    (2)スレーブの選択:コントロール・バイトのマスタ送信
     次に、マスタは全スレーブへコントロール・バイト(以下CB)を送信します。
     すべてのスレーブはスタート・コンディションを受信したあと、マスタが送信したCBを受信します。このCBには、通信対象のスレーブ・アドレスと送受信の向きを示すR/Wフラグが含まれています。
     各スレーブはCBを受信すると、CB内のアドレスと自分のアドレスか一致しているかどうかを調べ、一致している場合はデータの送受信の処理に備えます。アドレスが不一致のときはアイドル状態へ戻り、再びスタート・コンディションが発行されるまで待機します。

    (3)本文の通信:データの送受信
     選択されたスレーブはCB内のR/Wフラグの値に応じてデータを送信または受信します。

    (4)通信の終了:ストップ・コンディション通信が終わると、マスタはストップ・コンディションを発行して通信シーケンスの終わりをスレーブに知らせます。これはSCLが“H”レベルのときに、スタート・コンディションのときとは逆にSDAを“L”レベルから“H”レベルに変化させることで成立します。このあとスレーブは待機状態へ戻ります。

    I2Cのフォーマット


    ●コントロール・バイト(CB)、データの送受信とACK
     受信側では、受信データはマスタが出力する8回のクロック(SCL)に合わせて1ビットずつ入力されます。9回目のクロックで、受信側はACK(SDA=“L”)またはNOACK(SDA=“H”)を送信元へ返します。

     送信側では、送信データはマスタが出力する8回のクロック(SCL)に合わせて1ビットずつ出力されます。9回目のクロックで送信側は、受信側が出力するACKまたはNOACKを読み取ります。
     
     このように、データ・ビットはSCLに同期した形でバス上に出力されます。これが同期式と言われる所以です。マスタは自分でクロックを出力しながら、データを送受信しています。それに対してスレーブは、マスタが出力するクロックに合わせてデータを送受信します。

     ACK/NOACKはマスタ、スレーブの違いにかかわらず、受信した側が出力します。このACKビットの意味ですが、通常は通信が正常に完了したという意味で、送信元へACK(SDA=“L”)を返します。しかし、特定の意味をもたせてNOACK(SCL=“H”)を返す場合もありあす。たとえば、マスタが最終データを受信した後に、スレーブへ通信の終了を知らせるためにNOACKを返します。

    ●クロック・ストレッチ
     スレーブは、マスタからデータを受信した後(またはマスタへデータを送信した後)に、内部処理に時間がかかるなどの理由で、マスタに対してWAITをかけることができます。その手段としてスレーブがクロック信号SCLを“L”レベルにします。この結果マスタはクロックが出せなくなるので通信を一時停止します。スレーブは準備が整うとSCLの“L”レベル出力を解除します。これを受けてマスタは通信を再開します。
     このように、マスタを待たせるためにスレーブがSCLを強制的に“L”レベルにすることをクロック・ストレッチといいます。

    ●リピート・スタート・コンディション
     通常、スタート・コンディションとストップ・コンディションの区間内での通信の向き(送/受)は、CBをのぞいて、CB内のR/Wフラグの値に応じた方向に固定されていますが、この区間の中で通信の方向を切り替えたい場合があります。たとえば、スレーブ・デバイスがEEPROMで、特定のROMアドレスからROMデータを読み出したい場合、アクセス対象のROMアドレスの設定はスレーブに対してW(書き込み)要求ですが、ROMデータの読み出しにはスレーブに対してR(読み出し)の要求を出さなければなりません。
     このようなときは、ROMアドレスをスレーブへ送信(W)したあとに、通信の向きを読み出し(R)に切り替えるために、スタート・コンディションを再発行し、R要求のCBを送信します。このときに発行するスタート・コンディションをリピート・スタート・コンディションといいます。

    リピート・スタート・コンディション


    ●ジェネラル・コール・アドレス
     スレーブ・アドレスの'0’は特別のアドレスとして定義されています。これはジェネラル・コール・アドレスといわれ、バス上のすべてのスレーブ・デバイスへ一斉にデータを送信するための特殊なアドレスです。ただし、スレーブ側ではこのアドレス・モードをサポートしている必要があります。当然ながら、データがぶつかるので、ジェネラル・コールでスレーブからデータを一斉に受信することはできません。


     実際に送受信されるデータの内容は、スレーブ・デバイスによって決められているため、ここで説明した基本形のフォーマットとは異なる場合がほとんどだと思いますが、基本形を理解しておけばフォーマットが違っても理解できるでしょう。

     次回はSPI通信について説明する予定です。



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    投稿日時: 2007年04月12日 16:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    Gogic Five組み立て教室

    姫路科学館で、(株)エスケイパン発売の製作ロボットキット「Gogic Five」の組み立て教室が開かれる。Gogic Fiveは、サーボ・モータ5個を制御して2足歩行ができるロボットで、キットには制御用マイコン、本体フレーム、サーボ・モータ、ネジ、ナット、パソコン側アプリケーション、シリアル通信ケーブルなどが含まれる。この講座で製作したロボットを使って7月14/15日に開催される2足歩行ロボット競技会「姫路ロボ・チャレンジ」第4回大会エントリー・クラス(入門クラス)に出場することができる。

    Gogic Five

    Gogic Five組み立て教室の詳細
    日時:5月20日(日)午前10時~午後5時(途中休憩あり。進行状況により終了時刻が変わることがある)
    場所:姫路科学館
    費用:36,000円(材料費)
    指導:姫路ソフトワークス 中村素弘氏(全員のロボットが「歩く」ところまで指導)
    対象:小学生以上(小中学生の場合、保護者がつきそい製作まで責任をもつこと)
    用意するもの:パソコン(WindowsXPまたはMac OS X、RS232Cのシリアル・ポート搭載のもの)、あればドライバ、はんだゴテなどの工具
    定員:10人程度。応募者多数の場合は抽選
    問い合わせ先:姫路科学館。FAX:079-267-3959(担当:吉岡)、電子メール: atom@city.himeji.hyogo.jp、TEL:079-267-3962(担当:吉岡、青野)
    申し込み締め切り:5月6日17時必着
    主催:姫路科学館

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    投稿日時: 2007年04月12日 20:16 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 実装高1.5mmを実現したSIMカード用コネクタ

    矢崎総業グループの矢崎シスコムプラス(株)は、携帯電話用SIM(USIM)カード用コネクタ「SY01-006」を開発、2007年3月上旬から販売を開始する。新製品は、昨年10月から始まった携帯電話の番号ポータビリティ・サービスに着目し、製品化したもので、GSM11.11に準拠している。
    特徴
    ・携帯電話の薄型化に対応、実装高1.5mmを実現
    ・軽量化にも配慮、0.4gを実現
    ・上部に金属カバーを配しカードとの接触を確実にした
    ・コンタクト支持部を安定させ、インサート成型とし接触信頼性を高めた
    ・コープラナリティ 0.1mm
    ・RoHS指令適合
    ・自動実装対応、エンボス・テープ梱包
    ・サンプル価格 60円
    携帯電話用SIM(USIM)カード用コネクタ「SY01-006」

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    投稿日時: 2007年04月12日 21:22 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月15日

    新製品 デュアル入力高電圧950mAリチウムイオン・バッテリ・チャージャ

    リニアテクノロジー(株)は、二つの個別の電源(ACアダプタとUSB)からの1セル・リチウムイオン/ポリマ・バッテリ充電を効率的に管理する、スタンドアロン・デュアル入力リニア・バッテリ・チャージャ「LTC4075HVX」の販売を開始した。
    特徴
    ・ACアダプタおよびUSB入力からの電圧:22V(最大)
    ・入力電源の自動検出および選択
    ・ACアダプタおよびUSB入力の過電圧ロックアウト
    ・ACアダプタ入力からの最大950mAの充電電流をプログラム可能
    ・USB入力からの最大850mAの充電電流をプログラム可能
    ・MOSFET、センス抵抗、ブロッキング・ダイオードが不要
    ・サーマル・レギュレーションにより、過熱の恐れなく最大充電レートを実現
    ・±0.6%精度のプリセット充電電圧
    ・高さの低い(0.75mm)10ピン3×3mmDFNパッケージ


    LTC4075HVX

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    投稿日時: 2007年04月15日 19:58 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月16日

    容量の測定、その他  (連載 第10回 完)

     ディジタル・マルチメータは、電圧、抵抗、電流のほかにコンデンサの容量を測定できるものが多くなっています。最近のコンデンサは形状が小さくなり、容量の表示の文字も小さいので、いつも容量の値の確認に手間取っています。ディジタル・マルチメータで容量がチェックできるようになり助かっています。その点、抵抗のカラー・コードはわかりやすく重宝しています。
    ●コンデンサの容量の測定単位
     通常コンデンサの容量は、μF(マイクロ・ファラッド)またはその百万分の一のpF(ピコ・ファラッド)が用いられます。しかし、ディジタル・マルチメータで容量を測定する場合pFの単位では容量が少なすぎます。そのため、pFの1000倍のnF(ナノ・ファラッド)を使用しています。ディジタル・マルチメータの容量測定ではじめて目にして、最初は少し戸惑いました。nFはμFの1/1000でもあります。
     測定の最小レンジは40nFから50nFで、少数以下2桁表示されます。今回測定した積層セラミック・コンデンサを示します。

    積層セラミック・コンデンサを測定

     上に表示されているのが、コンデンサに表示されている容量表示です。
     最後の桁の値は、容量の桁数を示す値で10の累乗の累乗を示す値となります。
     容量は、
       表示 abc の場合 ab×10のc乗  となり単位はpFです。
     472は4700pF、104は100,000pF、105は1,000,000pFで1μFまたは1000nFとなります。最近は106と10μFの積層セラミック・コンデンサも発売され重宝しています。
     各コンデンサの下のほうにディジタル・マルチメータで測定した結果を示します。
    ●極性のあるコンデンサ
     数μF以上のコンデンサは電解コンデンサが多く使われています。10Vの耐圧で100μFと50V耐圧で1000μFの電解コンデンサを次に示します。

    電解コンデンサ

     電解コンデンサなどの極性の表示のあるコンデンサの容量を測定する場合は、必ず、黒のCOMに接続されたテスト・ピンをコンデンサの-の表示のあるリードに接続し、赤のテスト・ピンを反対にコンデンサの+リードに接続します。

    ●コンデンサの充電時間で容量を測定
     1000μFの測定を行うと、テスト・ピンをリードに当てて測定を開始しても、7秒くらい表示が現れません。これはコンデンサの容量測定が次のような手順で行われるためです。
       (1) コンデンサの電荷をゼロにする。
       (2) 一定の電流でコンデンサを充電する
       (3) 所定の電圧に達するまでの充電時間を計測する
       (4) 充電時間から容量を算出し表示し、以後(1)から繰り返す。
     このような処理を行っているため、1000μFのような大容量のコンデンサを測定する場合、規定の電圧まで充電する時間が長くなり7秒近くかかるようになります。容量の小さいセラミック・コンデンサの場合は測定時間が短いので遅れは感じていません。
     念のため、手元にあったアナログのオシロスコープで容量測定時のコンデンサの二つのリード線の間の電圧を測定すると、一定の角度で電圧が上昇し、上昇の終点で0Vに戻る直角三角形のように波形が観測されました。

    ●ダイオードのテスト
     ダイオードの良否をチェックする機能が、テスタに用意されています。PC5000ではファンクション・スイッチでダイオードのマークを選択し、PC20ではファンクション・スイッチを抵抗の項目に合わせて、SELECTボタンでダイオード・テストを選択します。
    (1) 赤のテスト・ピンをダイオードのアノードに、黒のテスト・ピンをダイオードのカソードに接続します(順方向の荷電)-
    (2) ◆良好なダイオードの場合
        順方向電圧として0.48から0.55、0.6の値が表示されます。
      ◆不良なダイオードの場合  
       0が表示された場合、ダイオードがショートしていることを示します。
      OLが表示されている場合、ダイオードがオープンになっている。
    (3) 逆方向の荷電
       (2) のテストで良好と判断されたダイオードについて、このテストを行い導通がないことを確認すれば、ダイオードは良好と判断できる。
     赤のテスト・ピンをダイオードのカソード、黒のテスト・ピンをダイオードのアノードに接続する(上記の(1) とは逆の接続)。
     導通が無なOLと表示されると、良好と判断できる。それ以外は何らかの欠陥があることを示します。

    ●その他の機能
     PC5000では電流、電圧の測定値について、最大値、最小値を表示と記録の機能が用意されています。
    ◆最大値、最小値の表示
     CPTUREボタンを押すと、MAX、MIN、MAX-MINと順番に表示されます。希望の表示で選択しておくと、指定された値が表示され、それらの値が更新されるとブザーがなります。
    ◆最大値、最小値の記録
     RECORDボタンを押すと、レコード・モードになり、MAX(最大値)、MIN(最小値)の記録が続きます。RECORDボタンを押すと記録された値が表示されます。この期間オート・パワーオフの機能が外れます。レコード・モードを解除するにはRECORDボタンを1秒以上長押しします。
     周波数の測定の機能も用意されています。AC電源を測定したら49.68Hzと表示されました。

    ●トランジスタのhfeの測定
     ほかの多機能のディジタル・マルチメータの中には、トランジスタの電流増幅率hfeの測定ができるものもあります。以前、ホーム・センタで購入したオーム電機製のディジタル・マルチメータに、トランジスタの電流増幅率を測るために2SC1815をセットしています。電流増幅率は174となっていました。
    電流増幅率

     手元にある最も多機能なディジタル・マルチメータはMASTECH社のMS8209で電圧、電流、抵抗、コンデンサの容量などのほかに、温度、湿度、音圧、明るさも測れます。 秋月電子通商で購入しました。

    多機能なディジタル・マルチメータ

     今回は主に手元にあったディジタル・マルチメータを例に説明しました。ディジタル・マルチメータはフルーク社が多くのシリーズを発売しています。また日置電機もディジタル・ハイテスタ 3801-50などの高性能なディジタル・マルチメータを発売しています。
     いままでの説明で、電子工作などで利用する場面での基本的な事項は大方カバーできたのでないかと思っています。しかし、ディジタル・マルチメータの構成している多くの技術について、いままで説明し切れなかった事項も多くあります。それらについては、次の機会にと考えています。

     テスタとディジタル・マルチメータに関する参考書として、
       改定新版 テスタとディジタル・マルチメータの使い方 
         金沢 敏保・藤原 章雄 共著 CQ出版 1800円
    があります。参考にしてください。
     本連載の作成に当たって、PC20、PC Link、クランプ・センサを三和電気計測(株)にお借りしました。お蔭様で内容を充実させることができました。ありがとうございます。




    神崎康宏

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    投稿日時: 2007年04月16日 09:43 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新連載 書き込み器の話題をメインにしたPICマイコンのソフト開発(1)

     これからちょっとマイコンのソフト開発を行おうと思ったとき、DIPサイズのマイコンを使うと簡単です。現在、秋葉原の店舗で販売されている14ピン~20ピンのDIPサイズ・マイコンには、78K、AVR、HC(S)08、MSP430、PIC16F、R8C(アルファベット順)があります。
     このように複数のマイコンが存在する中では、どのマイコンを利用するかに悩みます。このように、決まっていない段階では、あまりそのマイコンの開発ツールにお金をかけないで試してみたいと思うでしょう。
     先にあげたこれらのマイコンの開発ツールのソフトウェアは、多少の制限があるものの、すべて無料でダウンロードできます。ただ、マイコンに書き込みを行うときは何らかの書き込みのアダプタを必要とします。また、使用事例が豊富にあることや、マイコン自体の入手が容易ということも考慮する必要があります。
     そうなると。やはりPICマイコンに軍配が上がります。

    ●安価なPICライタを入手する
     そのマイコンを使うか決まらないので、PICマイコン用のプログラム書き込みアダプタ(PICライタ)は安いものを使うこととします。格安のPICライタに「PIC用簡易ICSPフラッシュ書き込みプローブ(JDMプログラマ) Ver.2」以下「ICSP-V2アダプタ」があります。これはエレキジャック協力店でもある、東京ラジオデパート2Fのノグチトランス2号店(日曜/月曜日、祭日は定休日)にて税込み980円で完成品が販売されています。

    ICSP-V2アダプタ 


     このICSP-V2は、半年ほど前に、オリジナルJDMアダプタで問題だった電源回路の不安定化に対して対策を行ったバージョンアップ版です。同時に18Fマイコンでの動作確認も完了しています。
     このICSP-V2アダプタは、ICSP(In-Circuit Serial Programming)という名前のように、ターゲット基板に接続して書き込みを行うのが元々の仕様です。アダプタとパソコンはRS-232Cケーブル(シリアル・ケーブル)でシリアル・ポート(COMポート)に接続します。このアダプタでは、ほかのJDMライタ系と同様にノート・パソコンのCOMポートやUSB-シリアル変換ケーブルでは、電圧の関係から動作しないことが多いようです。
     ターゲット基板に接続して行う場合の電源は、アダプタから供給されます。しかし、実際の書き込みにはターゲット・マイコンのI/Oポートを、いったん切り離して行う必要があります。
     それではちょっと使いにくいので、アダプタのコネクタ先にZIFソケットの回路を作って「18ピンPICマイコンの書きこみ器」を作ってみました。PIC16F648Aマイコンに書き込む場合の接続は、アダプタからの6ピン・コネクタから接続回路図のように配線します。


    コネクタとマイコンの配線図


    ●低電圧プログラミング(LVP)機能への対応
     ICソケット部分は、マイコンが低電圧プログラミング(LVP)機能をもっている場合には、プルダウン配線が必要です。たとえば、16F648Aのときでは、RB4(LVP、PRG)端子を10kΩでコネクタのPGM端子に接続しプルダウン(グラウンドにつなぐ)します。18F1320ならばRB5で、また16F819を使うときはRB3を同様にプルダウンするようにします。
     実際に作ったものは、16F648AをサポートするRB4ポートまたは、18FマイコンをサポートするRB5ポートをプルダウンするように切り替えスイッチをつけています。旧バージョン16F84Aではスイッチ位置に関係ありません。ただ、これから作る人はスイッチでなく、各ポートにプルダウン抵抗をそのまま接続しGNDにしたほうが良いでしょう。
     また、18ピンを使わず28ピンのZIFソケットを使うというのは、秋月電子より発売されている「28ピンのマイコンCPUモジュールとなったPIC16F648A」に書き込みするためです。18ピン・マイコンはZIFソケットの下側にあわせて使うようになります。

    完成した18ピン・マイコン対応書き込み器


     ただし、書き込みにはつぎのような注意が必要です。

    簡易な書き込みなため、書き込み後のデータの保証はできません。書き込み不良が発生した場合には、消去書き込みベリファイを繰り返してください。また、確実な書き込み電圧、確実なプログラム・シーケンスではありませんので、量産の書き込みには向きません。あくまでホビー用途・実験用途用と思ってください。

     オリジナルのJDMライタはhttp://www.jdm.homepage.dk/newpics.htmのWebページ、サンプルの回路図や説明は http://www.jdm.homepage.dk/newpics.htmにあります。


    ●もっと各種PICマイコンをサポートする書き込み器にする
     DIPタイプのPICマイコンには8ピン、14ピン、18ピン、20ピン、28ピン、40ピンがあります。またシリーズにはPIC10F、PIC12F、PIC16F、PIC18Fがあります。
     何とか多くのマイコンに書き込もうと思う方のために、ほかの方が作成した書き込み器を紹介します。説明を抜粋すると次のようになります。
     この書き込み器では、40ピンのゼロ・プレッシャ・ソケットを使用して、8ピンから40ピンのPICマイコンに対応します。ICは上方向に(1ピンを合わせる方向)に合わせます。
     各ピン数のPICマイコンに合わせて接続を合わせるのにスイッチで切り替える方法もありますが、結構高額になってしまうので、ICSPV2アダプタの接続コネクタを四つ搭載して使用マイコンに合わせて選択し、接続する方式としました。
     40ピン-28ピンの切り替えで、どうしてもスイッチが一つ必要です。10kΩの抵抗は、LVP対応のプルダウン抵抗です。
     コネクタは日圧XHの6ピンを使用しました。四つのコネクタは、8ピン/14ピン/20ピンPIC用(CN1)、18ピンPIC用(CN2)、28ピンPIC用(CN3)、40ピンPIC用(CN4)です。ICSPV2アダプタのハーネスを、使用PICマイコンに合わせて接続します。また、40ピンPICを使用する場合にはスイッチ(SW1)をONにします。

    書き込み器部分の配線図


    アダプタと接続した完成写真

    40ピンZIF製作の詳しい説明のpdfファイル


    ●書き込みソフトの設定  JDMプログラムの「書きこみソフト」は、インターネットから、いくつかフリーのものが入手できます。ここでは、フリーのICPROG.EXEプログラムV1.5D英語版を入手し、パソコンにインストールして設定するまでを説明します。

    (1) 書き込み用プログラムの入手
     ここでは、WindowsXPパソコンで動作する書き込み用ソフトICPROG.EXEプログラムを使います。このプログラムは下記のURLよりダウンロードします。

      http://www.ic-prog.com/index1.htm

     画面のように左側の画面を下にスクロールダウンして、「Download」をクリックします。

    http://www.ic-prog.com/index1.htmホームページの「ダウンロード」リンク


     ダウンロードするプログラムは、画面の下へスクロール・ダウンします。ここの一番上のIC-Progと下のNT/2000Driverの二つの圧縮ファイルをクリックしてダウンロードします。


    プログラム一覧から二つをダウンロードする


     ダウンロードした二つの圧縮ファイル(ZIP)を特定なフォルダに展開します。ここではICPROGという新規フォルダに入れてみましょう
     次の画面に示すように、icprog.exeとicprog.sysをフォルダに展開します。さらにicprog.exeプログラムのショートカットを作ってデスクトップ画面に置くと起動が簡単です。

    パソコンのフォルダICPROGに展開


    (2) プログラムの初期設定
     まずICPROGを起動したら、ハードウェアの設定を行います。初期設定の画面のメッセージが出るので、ここでOKを押し初期設定します。

    最初に起動したらハードウェア設定が必要


     すると、次にハードウェア設定画面が出るので、次のように設定をします。
      (1) programmer は 「JDM Programmer」を設定
      (2) Ports はJDMプログラマを接続するパソコンのシリアル・ポートを指定
      (3) interface はWindows APIを指定します。
     これでOKボタンを押します。


    ハードウェアの設定をする


    (3) オプションの設定(ドライバ)
      ここでメイン画面が表示されます。

    メイン画面


     メイン画面の上にある「Setting」メニューのオプション「Option」をクリックします。オプション画面の画面に示すようにMISCタブを選択して、Enable NT/2000/XP driver にチェックします。

    ドライバの設定


     このドライバを使うためにメッセージが出ます。YESボタンで進めます。別のメッセージも出るかもしれませんが、同じような内容なので、そのままYESボタンで進めてください。

    (4) ハードウェアの設定
     メイン画面の「Setting」メニューのハードウェア「Hardware」をクリックします。画面に示すように、先ほど変更した「interface」のところを「Windows API」から「Direct I/O」に戻し、OKボタンを押します。

    「interface」のところを戻す


    (5) 使用するマイコンの設定
     画面に示すように、右側のところで「使用するマイコン」を選びます。今回は16F648Aを選んでください。

    書き込むマイコンの選択


     ここまでで初期設定は終わりです。いったん、プログラムを終了しましょう。


    ●マイコンへの書きこみ
     マイコンへ書き込むプログラムは、あらかじめダウンロードなどして入手している必要があります。エレキジャック誌1号に掲載された「岩塩ランプ」のプログラムをダウンロードしてHEXファイルを準備します。以下はPIC16F648Aマイコンに書き込むまでの例で説明します。当然ながら、16F648Aマイコンを用意します。
     ここからは実際にプログラムを書き込み手順となります。

    (6) 書き込むプログラムHEXファイルを読み込み
     プログラムを起動し、メイン画面のFileメニューのOpen Fileをクリックします。次に、書き込むプログラムが入ったフォルダを指定して該当するマイコン用HEXファイルを指定します。
     ここでは岩塩プログラム「LED_M1.HEX」を書き込む例で説明します。画面に示すように、ダウンロードしたそのファイルを選択して読み込みます。

    プログラム・ファイルを読み込む


    (7) 内容を確認
     読み込みが終わると、画面に示すようにそのバイナリ・データ内容が表示されます。とりあえず、上のマイコン名と右側のconfigデータを確認しましょう。この例で使用している岩塩ランプのプログラムは、あらかじめConfigデータを入れてあります。このため、この例では特に修正する必要はありません。
     ほかのプログラムを書き込む場合は、入っていないかもしれません。そのときは、Configuration欄のOscillatorやFuseなどを指定します。


    書き込む内容を一応確認する


    (8) 書き込み
     マイコンを書き込みソケットにセットして、画面の書き込みボタンを押して書き込みます。画面のようにすでに書き込みがあるマイコンを使用すると、確認メッセージが出ます。そのマイコンに書き込んで良いのであればYesで進めます。書き込んではいけないマイコンの場合はNOを押して、別のマイコンに交換して再度書き込みボタンを押します。

    書き込み


    (9) 書き込みが終わったら、自動でベリファイ(検証)され書き込んだ内容が確認されます。画面に示すように成功のメッセージが表示されたらOKです。

    書き込み完了


    (10) 念のため、ベリファル・ボタンを押すと、今書き込んだ内容を再度確認します。万一書き込みでエラーが出たら、いったん消去ボタンでメモリを消去して書き込み、ベリファイします。

    (参考) 安定した書き込みをするために  書き込みにエラーが出る場合の対策です。メイン画面のSettingメニューのハードウェアHardwareをクリックします。そうすると先で述べた画面になるので、一番下の「I/O Delay」のバーを少しずつ右に動かして、安定した書き込みができる位置を探します。ここをうまく設定することで書き込みエラーがなくなることがあります。
     また、ノート・パソコンなど通信ポートへの供給電圧が低い場合は、エラーが起こりやすくなります。




    後田 敏

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    投稿日時: 2007年04月16日 15:16 | | コメント (0) | トラックバック (1)

    新製品 リアルタイム制御機器向けSuperHマルチコア・マイクロコントローラ

    (株)ルネサス テクノロジは、SuperHファミリの制御機器向けCPUコア「SH2A-FPU」を使用するマルチコア技術を開発、その技術によるマルチコア・マイクロコントローラ製品の第一弾 5品種を製品化した。「SH2A-FPU」を2個搭載する製品「SH2A-DUAL」の、最大動作周波数が200MHzの「SH7205」(1品種)と「SH7265」(4品種)で、2007年7月よりサンプル出荷を開始する。
    「SH7205」は、民生機器や産業機器向け、「SH7265」はカー・オーディオやカー・ナビゲーションの普及モデル、マルチメディア機器向けの製品である。
    「SH2A-FPU」を2個搭載する

    特徴
    (1)リアルタイム処理性能を重視し、柔軟な使い方が可能なマルチコア・アーキテクチャ
    ・マルチ・レイヤ・バス構造:内部バスを各CPU用に2層、DMAC(Direct Memory Access Controller)用に2層の全4層構成とし、高速なリアルタイム処理を実現
    ・各CPUコアが異なるOSでも動作可能:使用用途や目的に応じてシステムを柔軟に構築可能
    ・CPU間の処理を連携させるCPU間直接通信機能
    (2) USB、ATAPI、画像処理エンジンなど豊富な周辺機能を内蔵

    パッケージは小型の272ピンBGAを採用、小面積での実装が可能となる。
    また、システム開発環境として、従来製品に加えて以下の製品を開発中である。
    ・エミュレータとして、マルチコア対応のE10A-USB
    ・デュアル・コア用OSとして、μITRON HI7200/MP

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    投稿日時: 2007年04月16日 20:24 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    イーサネット・リモート・コントローラ (連載 3) 完

    秋月電子通商で、イーサネット・リモート・コントローラと呼ぶ、ネットワーク経由で、入出力各8チャネルのディジタルI/Oの制御を行う装置を購入して、その動作を確認した最終回です。

    イーサネット・リモート・コントローラ(IP Power 9212)に インターネット・エクスプローラでアクセスし制御する様子を示します。IPEditV4.exeでIP PowerのIPアドレスを確認して、そのアドレスでIP PowerのWebサーバにアクセスします。

    IP PowerのWebサーバにアクセスしたときのログ・イン画面


     ログ・イン画面が表示されます。デフォルトのパスワード「12345678」(「」は除く)を入力しログ・インします。

    コントロール画面

    ●9202(出力)の制御
     コントロールの欄のONまたはOFFをチェックしApplyボタンをクリックすると、ONと設定した出力のLEDが点灯し、各出力は指定されたON、OFFの状態になります。
     タイマの欄に数値をセットして、Applyボタンをクリックすると、タイマ欄に指定した値の秒数が経過後、タイマ欄に指定されてON、OFFの状態に出力が再設定されます。
     上記の例では、Applyボタンをクリックすると、OUT2がOFF、OUT3がONになります。その後、タイマに設定された30秒経過後にOUT2がON、OUT3がOFFになります。
    ●この画面からメーカのホームページにアクセス
     上記の画面の左上のIP Powerの表示の下にメーカのホームページ・アドレスがあり、ホームページにアクセスできます。ホームページ上の記述ではIP Power9212は生産中止品種となっていて、後継のIP Power9212 Deluxeとなっていましました。 
     その他、このページでは、9201のポートの読み取り、パスワードの変更、ネットワークの設定などが行えます。

    ●アプリケーション・サンプル
     アプリケーション開発の参考にとサンプル・プログラムも用意されています。VB6.0とVC++6.0に対応したサンプル・プログラムです。実行可能なアプリケーションとソース・プログラムがセットされています。

    アプリケーション・サンプル

     四角いボタンはクリックすると赤・青が反転し、Set Status ボタンをクリックすると赤がON、青がOFFとして出力ポートが設定されます。

    ●IP Motor Setting
     IP Motor Settingではモータのステップ数、ステップ間の時間を設定しモータの回転方向を指定してステップ・モータを駆動することができます。

    ◆ソース・プログラムが用意されている
     上記のアプリケーションのソース・プログラムがプロジェクトとして用意されています。このアプリケーションには、アプリケーション作成に必要な事項が盛り込まれていますので、アプリケーションの作成の参考になると思います。
     今回は、残念ながら、VB 2005 Expressの環境しかないため、VB6.0との互換性がない部分でエラーとなりコンパイルできませんでした。
     安価で、必要なものが用意され、完成されたセットで提供されています。ネットワーク制御のテストを行う材料としてはコスト・パフォーマンスが良いものと思います。
     一方、ネットワーク制御の勉強をし、今後の発展を考える場合はデバイスの技術情報が容易に入手でき、安定的にデバイスが入手できることも重要な要素と考えます。そのような点を考えると、XPortのようなデバイスを利用してテストする方がより大きな成果が得られると考えています。



    神崎康宏

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    投稿日時: 2007年04月16日 21:49 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月17日

    新製品 出力が2倍のインダクタレス G級スピーカ・アンプ

    マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、2.4W、単一電源、モノラル、G級のスピーカ・アンプ「MAX9730」を発表した。MAX9730は、G級アーキテクチャおよび内蔵のチャージポンプ電源により、従来のAB級やD級のスピーカ・アンプがリチウム・イオン・バッテリから出力する2倍の出力を供給することができる。携帯電話やノートブックPCなどポータブル・アプリケーションに適している。
    特徴
    ・ブースト、モノラル、G級スピーカ・アンプ
    ・チャージポンプを内蔵しており、より小さい面積で高出力のデバイス実装が可能
    ・-40℃~+85℃の拡張温度範囲で動作
    ・超小型2×2.5mmの鉛フリー20ピンUCSPおよび4×4mmの28ピンTQFNパッケージ
    ・参考価格 0.80ドル(1千個以上)


    maxim PR9730

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    投稿日時: 2007年04月17日 21:03 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月18日

    PIC10F デザインコンテスト

    マイクロチップ テクノロジー社主催の8ビット小型フラッシュ PIC10F マイクロコントローラでアイデアを競うコンテストが開催されている。

    募集期間
    ・2007年4月1日~30日(日本時間4月30日午後11時必着)
    募集要項
    ・PIC10Fマイクロコントローラ(PIC10F 200/202/204/206/220/222)を使用した設計のアイデアを募集。応募に関して製品を購入する必要はありません。
    応募条件
    ・PIC10Fマイクロコントローラのいずれかを使用していること
    ・技術的に実現可能なアイデアであること
    ・電気を必要とするものであること

    応募作品
    ・アイデアの概要
    ・回路図/ブロック図/図面
    ・特徴
    設計カテゴリ
    ・特に制限はありません。工業用アプリケーション、リモート・アプリケーション、低コスト使い捨てアプリケーション、家庭用アプリケーション、パーソナル機器、電気を使用する玩具、その他
    審査基準
    ・技術的メリット(0~10点)
    ・実用性(0~10点)
    ・設計アイデアの独創性/着眼点(0~10点)
    ・同点の場合は抽選
    審査結果発表
    ・2007年5月28日Webサイトhttp://app.eeplace.com/microchip/contestにて発表、受賞者にはEメールで通知します。
    賞品
    ・上位100作品 次の賞品一式
    1. PICkit 2 Debug Express開発ツール(50USドル相当)
    2. PIC10Fデバイスの無料サンプル
    3. PIC10F200/202/204/206データシート(DS41239C)(日本語版)
    4. PIC10F220/222データシート(DS41270D)(日本語版)
    5. I2CシリアルEEPROMとPIC10FおよびPIC12Fデバイスのインターフェースに関するアプリケーションノート(DS00982A)(日本語版)
    6. 特別編集版8ビットマイコン テクニカルペーパー(日本語版)
    ・上位10作品 それぞれ現金2,000USドルと、副賞としてMPLAB ICD 2(200USドル相当)

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    投稿日時: 2007年04月18日 21:20 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 汎用小規模制御用8ビット・フラッシュマイコン

    三洋半導体(株)は、電子機器のローコスト化に貢献する、高機能で高性能な汎用小規模制御用8ビット・フラッシュ・マイコン「LC87F2H08A」(30ピン)と「LC87F2G08A」(24ピン)を開発した。12ビットA-Dコンバータと、従来外付けしていたリセット回路や発振回路を内蔵したことで、白物家電や充電制御機器、PC周辺機器などのサブマイコンとして幅広く応用できる。
    特徴
    ・高分解能の12ビットA-Dコンバータ内蔵:制御の高いアナログ制御が可能
    ・1.8V~5.5Vまでの広い動作電圧:あらゆる電子機器の汎用サブマイコンとして使用可能
    ・オンチップ・デバッガ機能内蔵(2チャネル デバッグ端子装備):実装状態でのソフト・デバッグが可能
    ・その他:豊富なパッケージ・バリエーション、高精度リセット回路内蔵、高精度8MHz可変型発振回路と低消費・低速発振回路を内蔵
    ・サンプル出荷:LC87F2H08A/LC87F2G08Aはそれぞれ2007年4月末/2007年6月末
    ・サンプル価格:それぞれ500円/400円
    汎用小規模制御用8ビット・フラッシュ・マイコン「LC87F2H08A」(30ピン)と「LC87F2G08A」(24ピン)

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    投稿日時: 2007年04月18日 22:23 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月19日

    組み込みプロセッサ&プラットホーム・ワークショップ

    エンベデッド・プロセッサ,組み込みOSおよび,ソフトウェア開発ツールに関連する企業が一堂に会するイベントが、秋葉原の「秋葉原コンベンションホール」で本日開催されています。主催はCQ出版社です。
     セミナと展示が行われており、べンダ・セッション,特別講演/展示エリアは無料ですので、秋葉原においでの方は、ぜひ、お立ち寄りください。
      組み込みプロセッサ&プラットホーム・ワークショップの案内

    展示エリアの会社;
    アーム(株)
    アヴネット ジャパン(株)
    伊藤忠テクノソリューションズ(株)
    エニア・エンベデッド・テクノロジー(株)
    NECエレクトロニクス(株)
    QNXソフトウエアシステムズ(株)
    京都マイクロコンピュータ(株)
    コーウェア(株)
    (株)ソフィアシステムズ
    日本アルテラ(株)
    日本テキサス・インスツルメンツ(株)
    (株)日立超LSIシステムズ
    プロトタイピング・ジャパン(株)
    マーベルジャパン(株)
    (株)ミスポ
    ミップス・テクノロジーズ
    メンター・グラフィックス・ジャパン(株)
    横河ディジタルコンピュータ(株)
    (株)ルネサス テクノロジ
    (株)ロイノス

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    投稿日時: 2007年04月19日 09:38 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    No.2の付録プリント基板

    No.2の付録基板

    No.2の付録基板は、No.1より更に大きくなりました。
    汎用の超小型ユニバーサル基板を含め、全部で六つに割って使います。

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    投稿日時: 2007年04月19日 14:00 | | コメント (0) | トラックバック (1)

    1、2、3線シリアル・インターフェース(連載 第3回)

    SPI(Serial Peripheral Interface)

     今回は、前回のI2Cに引き続き、3線式のSPIについて説明します。
     SPIでも複数のスレーブ・デバイスを接続することができますが、I2Cと違い、バスにスレーブ・アドレスのような識別用のデータが流れることはありません。したがって、通信内容や手順はI2Cに比べて単純です。その代わり、SPIマスタはSS(スレーブ・セレクト)信号により複数の中の一つのスレーブ・デバイスを選択しなければなりません。マスタ側のハードウェアとしては、選択するスレーブの数だけSS信号(出力)が必要になります。
     スレーブは、自分のSS信号がアクティブにされたときにだけ作動します。このSS信号はオプションで、スレーブが一つだけの1:1接続の場合は省略することができます。

    ●通信の特徴
     SPIの原理はシフト・レジスタの原理そのものです。送信出力部はパラレル→シリアル変換型のシフト・レジスタで作られていて、マスタが生成するシフト・クロック(SCK;シリアル・クロック)でパラレル・データがシリアル信号に変換されます。一つのクロックで1ビット分の信号が出力されます。
     受信部は、シリアル→パラレル変換型のシフト・レジスタで作られています。送信側から送られてきたシリアル信号を、マスタが生成するシフト・クロックでサンプリングして、パラレル・データに変換します。

     シフト・クロックはマスタが生成しますが、このクロックはSCK信号としてスレーブと共用されます。送信と受信はこのクロックにより同時に起こります。つまり、1ビット出力(シフト)すると、同時に1ビット入力されているわけです。8回のクロックで、8ビットのデータが入出力されます。これはマスタとスレーブの8ビットのデータが入れ替わると考えることができます。
     マスタは自分自身でクロックを出力しながら、そのクロックに同期してデータ・ビットを入出力しています。スレーブはマスタが出力するクロックに同期してデータ・ビットを入出力します。

    SPI.マスタとスレーブの関係

    ●SPIの信号線
     シリアル・クロックSCKは単方向の信号で、マスタは出力、スレーブは入力です。
    データの入出力信号はSDI(入力)とSDO(出力)の2つあり、それぞれ単方向の信号です。したがって、マスタとスレーブを接続する際は、マスタのSDIはスレーブのSDO、マスタのSDOはスレーブのSDIというようにクロス結線にする必要があります。
     その他、スレーブ・セレクト信号SSはマスタが出力、スレーブが入力で、“L”レベルでアクティブ(選択状態)となります。複数のスレーブを接続する場合はマスタには複数のSS信号出力が必要で、スレーブ選択時は複数の中の一つだけがアクティブになります。

    ●ハードウェアによるSPIスレーブデバイスの製作例
     原理が簡単なことから、シフト・レジスタなどの汎用ロジックICを使ってSPIスレーブ・デバイスを製作してみました。下の写真は順にユニバーサル基板とプリント基板で製作したセットで、入出力それぞれ16ビットのディジタル入出力ボードです。
     パラレル→シリアル変換型のシフト・レジスタHC165を2個、シリアル→パラレル変換型のシフト・レジスタHC595を2個使い、それぞれシリーズ接続して16ビットにしています。次に回路の機能について簡単に説明します。

    SPIDIO試作

    SPIDIO専用ボード

    (1)入力ポートの回路
     入力は簡単です。入力ポートのデータのサンプリングは、SS信号がアクティブになったときにHC165をロード・モードからシフト・モードへ切り替えるだけです。あとはSCKのクロック信号に合わせて自動的にSDOへシフト・データが出力されます。ただ、モードが切り替わったときに直ぐに第1ビットが出力されるため、SCKが最初に入力されたときには第2ビットから出力されてしまいます。この問題を解決するために、D-FF(HC74)でSDO出力信号をSCKの1クロック分遅らせています。

    (2)出力ポートの回路
     出力ポートでは、16ビットのデータがSDIから入力し終わるまで出力ポートの状態を確定させられないため、カウンタ回路により出力確定のタイミングをとっています。16回のクロックを数えて16回目にHC595の出力レジスタをラッチするようにしています。

    (3)出力ポートの初期状態
     出力ポートでは電源投入時に状態が不定だと、接続された機器が誤作動して危険なことがあります。そのため、出力状態を確定させておくというのは、出力ポートでは大切な機能になります。HC595の出力レジスタにリセット端子があれば話は簡単なのですが、実際にはありませんので、何かリセットする手段が必要です。HC595のパラレル出力の後段にリセット端子がついたD-FFをつけるのが簡単ですが、それだと、HC595に内蔵されている出力レジスタが無意味になってしまいます。

     今回はHC595のシフト・レジスタがリセット端子でリセットできることを利用して、パワー・オン・リセットでシフト・レジスタをリセットさせ、その後、特定のタイミングでシフト・レジスタのクリアされたデータを出力段のレジスタへロードするようなタイミング発生回路をHC123(モノマルチ回路)で作りました。

     そうこうしているうちに、写真のようにICの数が多くなってしまいました。ユニバーサル基板のDIPスイッチとLEDは入出力の動作確認用です。実際に作動させて、ロジアナで測定した波形を次に示します。

    SPIロジアナ


     今回はSPIの原理などについて説明しましたが、通信の原理が簡単なため、MSSP(I2C/SPI通信のハードウェア・モジュール)を内蔵したPICでは簡単なプログラムでSPI通信が実現できます。MSSPを内蔵していなくても、スルーレートは落ちますが、ソフトウェアで簡単に同等の機能を代替できます。

     今回紹介したハードウェアによる入出力ポートは、ソフトウェアがまったく介在しないため、高速で通信できます。回路が大掛かり(?)になってしまいましたが、SPIやシフト・レジスタの動作を理解する上では、このようなアプローチもよいのではないでしょうか。

     次回は1-Wire通信について説明する予定です。


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    投稿日時: 2007年04月19日 15:47 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月20日

    NHK総合テレビ 放送 超軽量模型飛行機 脅威の"インドアプレーン"

    BS2とNHKハイビジョン番組で放映された「熱中時間のインドアプレーン」が15分間に再編されて、4月25日(水)午後10時45分から15分間、放送されます。
    ぜひ、ご覧ください。

     また、熱中時間のイベントが、5月11日から3日間、東京、ビッグサイトで催されます。ホビーショーと同時開催です。
     オトナの道楽展「熱中生活フェスタ2007
     サポートblogもあります。
     『みんなで作ろうインドア・プレーン』の筆者田中さんの記事です。

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    投稿日時: 2007年04月20日 14:37 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月21日

    キットも電子工作の入門ツール(連載5回)第1部完

    ■メカニカルな機構はよく見ればわかる
     キットのメカニカルな部分は、部品や組み立てて動いた状態を見れば基本的な原理は理解できます。次にモータの回転の力を伝える例を示します。
     
    タイヤ付近減速ギヤ

     左側の写真は、モータの軸とタイヤの摩擦抵抗で駆動力を伝えています。右側の例は、はすばギヤで回転方向を変え、多段の平歯車で回転数を減速し駆動輪を動かしています。
     
    裏面から見る
     
     摩擦抵抗で動力を伝えるためには、接触面に加重をかけなければなりません。そのため車輪をクランプ保持し、車輪が上下に動くようにして、車体の重量の一部をモータの軸で受けて、摩擦による駆動が可能になるようになっています。
     今回検討したキットは、左右のモータの回転を別々に行うことによって方向転換を行っています。このようにメカニカルな仕組みは、よく観察することでその仕組みを理解することが可能です。
    電子回路は見ただけでは分からない
     インポリュート曲線により歯車の形状を決めたり、部品の強度、工作精度など専門的な知識を必要とする部分も多くありますが、メカニカルな機構(からくり)はよく見ればその仕組みの概要は理解できます。一方、電子回路による制御部分は写真に示すように、同じようなトランジスタ、抵抗、コンデンサなどの部品が認められますが、その動作は回路の詳細を確認しなければ動きはわかりません。
     
    表面
     
     電子回路の理解の第一歩をキットが担ってくれます
     キットで部品をはんだ付けして、組み立てると部品の種類、形状、表示方法、取り扱いの注意事項などがわかるようになります。初めて電子工作に触れる場合でも、キットの説明書は電子部品の名称、表示項目の説明、ピンの番号、ピンの名称、回路への接続方法など詳しい説明があります。キットは入門者にとって大変助かる存在です。
     後は、個々の回路の働きを確認・理解すれば、電子工作に必要な電子回路を自分で設計製作できるようになります。
     マイクロホンに入った手をたたく音を増幅するための回路がどのような原理で動いているのか、電圧の有無でモータを制御するための方法などがわかれば、今は単に部品が並んでいるだけの基板が、それぞれ役割を担った回路のブロックで構成されているように見えてきます。

    ■ブレッドボードで回路の確認
     次回以降、電子回路の試作・確認に便利なブレッドボードを取り上げ電子工作のために必要な各回路の仕組みと働きを確認します。
     筆者が一番良く利用しているブレッドボードに回路を載せたもので、拙著の『ガーデニングとホーム・セキュリティの電子工作入門』で使用したサンプルと、裸のブレッドボードを示します。
     
    ブレッドボードブレッドボード
     
     このブレッドボードは、簡単に部品を差込み、いろいろな回路をブレッドボード上で組み、動作を確認することができます。ブレッドボード上で、それぞれの回路を構成するデバイスに電圧を加えたり、信号を加えたりして動作を確かめ仕組みを理解していきます。

    ■アペンディックス
     今回、オトウゴキングという音に反応して動くキットを組み立ててみました。はんだ付けが必要なキットです。ICを利用しているので、電池を4本使用しています。
     
    オトウゴキングのキット
     
     車輪は、赤いゴム・タイヤをモータの軸で直接擦って駆動しています。本文中で示したようにタイヤをモータの軸で押さえて十分な摩擦力が得られるように工夫されています。
     
    オトウゴキングを組み立てた
     
     組み立てると、写真に示すようにエイのような型になります。部品は間違いなく取り付けられるようになり、動作も最初の拍手でスタート、次の拍手で止まり、次の拍手でその場で回転し、次の拍手でまた止まり、次の拍手で反対に回転し、次の拍手で止まります。
     以後同じことを繰り返します。マイクで拍手を拾い、トランジスタの回路で拍手の音を増幅し、その信号をICで受け、ICは信号を受ける度に所定の手順に従ってモータのON/OFFを行っているようです。しかし写真の回路を見ただけでは、車輪の駆動のようにははっきりわかりません。次回から、いままで取り上げたキットの制御回路を主に、じっくり回路の仕組みを調べてわかるようにします。これが電子工作の面白いところだと思います。




    神崎康宏

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    投稿日時: 2007年04月21日 17:17 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月22日

    新製品 最大140℃まで80Vの入力に耐える新しい高温200mA LDO

    リニアテクノロジーは、最大80Vの入力電圧が可能なマイクロパワーLDO「LT3012」「LT3013」の新しい高温バージョン「LT3012HFE/LT3013HFE」の販売を開始した。これらのHグレード・デバイスは、TSSOPパッケージで供給され、低い電力損失で最大200mAの出力電流を提供する。大きい入出力電位差を必要とする高電圧アプリケーション向けに小型で熱効率の高いソリューションを提供する。
    特徴
    ・広い入力電圧範囲:4V~80V
    ・可変出力電圧:1.24V~60V
    ・動作時消費電流(標準):LT3012 40μA、LT3013 65μA
    ・シャットダウン時消費電流:<1μA
    ・低損失電圧(標準):360mV
    ・温度範囲:-40℃~+140℃
    ・プログラム可能なパワーグッド・フラグ(LT3013のみ)
    ・保護ダイオードが不要
    ・アルミ電解、タンタルまたはセラミック・コンデンサで安定動作
    ・参考単価:LT3012HFE 334円、LT3013HFE 379円


    新しい高温バージョン「LT3012HFE/LT3013HFE」

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    投稿日時: 2007年04月22日 20:28 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 アナログ計装信号出力を1チップで小型化するアナログ出力ドライバ

    日本テキサス・インスツルメンツは、バー・ブラウン製品ラインアップから、標準的な0~20mA、4~20mA、5~25mAのアナログ出力および電圧出力を提供する高性能「電圧-電流」コンバータ/トランスミッタ「XTR111」を発表した。
    XTR111は、最高36mAの電流出力、出力エラー検出フラグ、出力ディセーブル機能などの特徴を備える。従来のディスクリート回路にこれらの機能を追加した上で1チップ化することにより、基板を小型化し、電圧出力、電流出力それぞれの用途に共通部品として使用可能になる。工業用プロセス制御ならびに3線式センサ・システムのアナログ電流出力など多くの用途がある。
    特性
    ・フルスケール入力範囲:0V~12V
    ・非直線性(最大値):0.02%
    ・電源電圧範囲(代表値):8V~40V
    ・内蔵レギュレータの出力電圧範囲:3V~15V
    ・スパン誤差(最大値):0.1%
    ・オフセット電圧(最大値):±1500μV
    ・パッケージ:10ピンSON
    ・動作温度範囲(特性規定範囲):-55℃~+125℃(-40℃~+85℃)
    ・1千個受注時の単価(参考価格):1.45ドル


    XTR111

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    投稿日時: 2007年04月22日 22:18 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月23日

    自転車用LEDビーコン ~駐輪場でのお役立ち製作~

    EJ2号付録のユニバーサル基板で製作したLEDビーコン
     EJ2号付録のユニバーサル基板で製作したLEDビーコン

     通勤のとき,“ままちゃり”を駅前の無料駐輪場に置いています.ある日の深夜帰宅時のこと,昼間のうちに整理のおじさんが自分の自転車を移動してしまい暗闇の中で45分も探し回ることに.なんと一区画も先に移動されていたのです.
     これに懲りて製作したのが、自分の自転車の位置が一目でわかるLEDビーコン発生器です.

     
    部品の配置と配線

    ●動作
     このビーコンは単純で,LEDランプが周期的に一瞬フラッシュするだけです.ただ光るだけですが,暗闇の中ではとても目立ちます.
     EJ2号付録のユニバーサル基板に組んだのは,私が作ったままちゃりビーコンの4世代目です.明るい昼間は消灯して電池を浪費しないようにし,夕暮れ時になると約1秒間隔で三つの高輝度LEDが明るくフラッシュします.
     明るいときに動作を停止させるためのセンサにはCdSという素子を使いました.このままでは感度が良すぎて,完全に暗闇にならないと光るようになりませんが,調整はCdSの表面をマジックで塗ったり,ケースの一部をビニール・テープで巻いたりして行います.
     製作した基板面のようすを載せておきますので、参考にしてください.
    裏面

    ●回路
     
    図2.jpg
     
     回路はNPNとPNPのトランジスタをそれぞれ1個使った発振回路です.この発振回路はLEDが光る時間が短く,平均消費電力がとても小さいです.NPNのトランジスタを2個対にした回路では,LEDの点滅が50%デューティなので,消費電力の点ではちょっと不利になります.また,こちらの回路はコンデンサが1個で済むという利点もあります.
     この回路を組んだ基板とアルカリ単4電池2本がフイルム・ケースにピッタリ収まります.それを自転車の前かごにタイラップで固定しています.
     LEDを3個も使って,電流もかなり流していますが,それでも1ヶ月以上光りつづけます.もっと低消費電力化した物も作りました.これは同じくアルカリ単4電池2本で半年間光りつづけました.



     <製作・記事/澤田 淳一>
        

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    投稿日時: 2007年04月23日 11:26 | | コメント (2) | トラックバック (1)

    第90回湘南スローフライヤークラブ飛行会

    神奈川県藤沢市で開かれた飛行会で写真を撮影しました。
    はばたき機

     飛んでいる様子はこちらから

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    投稿日時: 2007年04月23日 13:02 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    連載 書き込み器の話題をメインにしたPICマイコンのソフト開発(2)

     第2回目は、純正のPICマイコン用の新しい書き込みアダプタの紹介です。前回は、PIC用簡易ICSPフラッシュ書き込みプローブ(JDMプログラマ) Ver.2(ICSP-V2アダプタ)を紹介しました。
     マイコンに書き込みを行うライタは「新しいデバイスがサポートされるメーカ純正のもの」と思っている人も多いでしょう。そんな中、マイクロチップ社が今後主力にするであろうPICライタに「PICプログラマ&デバッガ」に「PICkit 2プログラマ」があります。
     この商品は現行のシリアル・ポート接続のPICSTART-Plus書き込み器から、価格を下げたUSB接続のPICライタ(書き込みアダプタ)のように見えます。商品構成としてアダプタとPICマイコンのデモ・ボードと組み合わせた「PICkit 2 Starter Kit」や「PICkit 2 Debug Express」があります。また「PICkit 2 Only」としてアダプタ単独の商品や、28ピン・マイコン用デモ・ボードなどの販売もあるようです。
     各商品とも同じアダプタなので、これをここではPICkit2プログラマと呼ぶこととします。
     PICkit2プログラマを使ったデバッグ機能は、商品「PICkit 2 Debug Express」で試すことができます。そのままオンチップ・デバッグできるのは、PICマイコン内にデバッグ機能をもった特定のPICマイコンに限ります。これを使ってデバッグできるのはこれからのようです。

    ●「PICkit 2 Starter Kit」の紹介
     エレキジャック協力店でもある(株)マルツ電波 マルツパーツ館にて「PICkit 2 Starter Kit」を入手しました。これは、PICkit2プログラマ(アダプタ)と8ピン/14ピン/20ピンのPIC対応デモ・ボード がセットになったものです。ほかにUSBケーブルとCD-ROMが2枚添付されています。CD-ROMの1枚はちょっとバージョンが古いMPLAB V7.4(最新版はマイクロチップ社ホームページにあり)と、もう1枚はPICkit 2のプログラムや説明書(ユーザ・ガイドなど)が入っています。
     CD-ROMには学習用プログラムも入っており、デモ・ボードでソフト開発手順の学習や実行して試すことができます。現在の開発ツールMPLAB V7.5バージョンでは、プログラム(書き込み)のみ対応しています。

    アダプタ/デモ基板/CD-ROM/USBケーブル

     まず、PICkit2プログラマは先に述べたようにUSBインターフェースをもつPICライタ(書き込み器)です。上部にはPower、Target、BusyのLEDが見えます。

    PICkit2プログラマ

     8ピン/14ピン/20ピンのPIC対応デモ・ボードは、筆者にはなじみのないPIC16F690が搭載されています。PICkit2プログラマとこのボードは、ICSP(In-Circuit Serial Programming)でデモ・ボードに接続してマイコンに書き込むことができます。書き込んだ後はそこですぐ実行できます。

    8ピン/14ピン/20ピンのPIC対応デモ・ボード


     PICkit2プログラマとPICマイコンのデモ・ボードとの接続は、写真に示すように一般的な6ピンのピン・ヘッダを使います。三角マークは1番ピンを表してしています。このコネクタは、図で示すようにICSP仕様のピン配置になっています。ICSPコネクタ6番ピンのAUX端子はPIC12F629/675、PIC16F630/676などを使用する際、RA4/T1G ピンに接続してクロック調整に使うようです。それ以外マイコンでは、接続しなくてよいようです(ICSP仕様のコネクタはユーザ・ガイドから転載)。
    アダプタとデモ・ボード

    ICSP仕様のコネクタ


     CD-ROMに含まれるソフトをインストールした時点で、PICkit2プログラマがサポートするPICマイコン一覧がREADME.TXTに書かれています。その内容は次のとおりです。ただし、今回のデモ・ボードでは8ピン、14ピン、20ピンのPICマイコンでのみ書き込みおよび動作確認ができます。現在ポピュラな18ピン・マイコンはこのデモ・ボードでは書き込めません。

     PICマイコン・サポート状況一覧表(2006年3月README.TXT)


     また、サポート・マイコンの最新情報は同社のWebページに掲載されています。「PICkit 2 Development Programmer/Debugger 」 最新版にアップデートすることで、サポート・マイコンが増加します。

    ●書き込みソフトのインストール
     それでは、実際にPICkit2の関連ソフトをCD-ROMからインストールしてみます。PICkit2説明書およびCD-ROMには「PICkit2のCDをMPLABより先に入れる」という記述があります。しかし、筆者のパソコンにはすでに最新のMPLAB7.5が入っているので、製品に添付CDの古いMPLAB V7.4はインストールしませんでした。「PICkit 2 Starter Kit」だけを添付CD-ROMを使ってインストールします。
     CD-ROMを入れると、次のようなオープニング画面がでてきますので、「Install PICKit2」ボタンを押して進めていきます。

    CDを入れると起動する画面

     インストール最中には、とくに問題なくそのまま進めていけます。進めていくと次の画面が出て、Finishボタンでインストールが完了します

    インストール終了時の画面


    ●書き込み動作の確認
     インストールが完了したら、付属のデモ・ボードに搭載されたPICマイコンPIC16F690に書き込んで試してみます。インストールの結果、サンプル・プログラムが12個ほど入っており、このうちのHEXファイルを読み込んで書き込みを実行してす。
     まず、PICkit2プログラマの片方はパソコンのUSB端子と付属のUSBケーブルで接続します。もう片方は三角マークと1番ピンを合わせてデモ・ボードの6ピン・コネクタに接続します。

     「スタート」「すべてのプログラム(P)」から辿って「PICkit2プログラム」を実行させます。起動したらPIC16F690が搭載されているので、メニューの「Device Family」にて「midrange」を選びます。選ぶと、PICマイコンのIDが読み出され、PIC16F690マイコンが正しく選択されて、次の画面になります。

    PIC16F690まで自動で選択された画面(上側)

     PIC16F690に書き込むプログラムは「File」メニューの「Import HEX」で、インストールされているデモプログラム読み込みます(ここではREADボタンではないことに注意)。読み込んだ後にWRITEボタンを押してマイコンに書き込みます。完了の画面「Write Successful」が出たら、マイコンへの書き込みは終了です。

    書き込み完了画面


     書き込んだ後、そのマイコンで動作確認するには「Vdd ON」にチェック入れるとデモ・ボードに電源が供給され動作します。チェックを外すと停止します。書き込んだデモ・プログラムが動作し、LEDが点滅しました。

    画面内の動作ON/OFFを示す部分


    ●8ピン/14ピン/20ピンのPIC対応デモ・ボード
     今回デモ・ボードを見ていたら、8ピン/14ピン/20ピンのマイコンとも同じ配線で対応できることがわかりました。すべて1番ピン側に寄せればよいことになります。
     8ピン/14ピン/20ピンのDIPサイズ・マイコンのピン配置図を示します。書き込み用の端子は、すべて上側に配置されています。

      8ピン・マイコンのピン配置例 (http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/41268C.pdf
      14ピン・マイコンのピン配置例 (http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/40039E.pdf
      20ピン・マイコンのピン配置例 (http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/41262D.pdf

     従来の18ピン・サイズのマイコンは、低電圧プログラミング (LVP)のためにのPGM端子をもっているのがあります。そのPGM端子はそれぞれピン番号が異なり、複数あります。書き込み時に、それらを抵抗でGNDに落とす必要があります。
     18ピンPIC用のデモ・ボードについての商品計画を問い合わせしましたが、予定はないようです。



    後田 敏

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    投稿日時: 2007年04月23日 14:37 | | コメント (1) | トラックバック (0)

    新製品 低消費電流、200kHz降圧DC-DCコンバータLT3437のHグレード・バージョン

    リニアテクノロジーは、降圧スイッチング・レギュレータ「LT3437」のHグレード・バージョンの販売を開始した。Hグレード・バージョンは、140℃の接合部温度までテストされ、保証されている。
    LT3437のHグレード・バージョンは、3.3V~60Vの連続入力で動作し、最大80Vの過渡に対する耐性を備えているため、車載およびテレコム・アプリケーションに適している。
    特徴
    ・広い入力範囲:3.3V~60V
    ・80Vまでの過渡保護
    ・ピーク・スイッチ電流:500mA
    ・BurstMode動作:消費電流が100μA
    ・低いシャットダウン電流:<1μA
    ・200kHzのスイッチング周波数
    ・熱特性が改善されたTSSOP-16Eパッケージ
    ・参考単価(1千個時):378円~ 


    0422linearLT3437H.jpg

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    投稿日時: 2007年04月23日 23:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月24日

    新製品 MSP430 CPUを搭載した評価ボード ソロバン

    (有)パスワールドは、MSP430搭載の製品開発を目的としたリファレンス・デザインである「ソロバンくてい・きく・ひょうかばん)」を発売した。ソロバンは、記録・表示・時刻管理などの基本機能およびボタン操作の管理機能を提供する。
    特徴
    マイクロコントローラ MSP430 F169(RAM 2kB、フラッシュ60KB、データ・フラッシュ256B)
    ユーザ・インターフェース ナビゲーション・ボタン(上、下、決定)
    表示 101×64 LCD白黒
    データ蓄積 SDカード・コネクタ
    給電 3.7V~6V DC
    消費電力(拡張ボードなし) 5mA(LCD使用・更新中、8MHz使用のとき)
    寸法(拡張ボードなし) 40×80mm
    ソロバン・拡張ボードの距離 約6mm
    実時間 世紀、年月日、曜日、時刻(1/100秒まで)。アラーム可能
    時刻保管 コンデンサ。充電は3分くらい
    時刻保管能力 給電なしで1週間くらい
    価格 Soroban Development Kit:28,900円
    0424passDaihyou.jpg

    利点
    ・フィールド・テスト用に小型・低消費電力に設計されており、特に医療モニタ・システムなどの携帯器に適している
    ・MSP430ピンが左右両端に接続されているため拡張ボード(メザニン)を容易に接続可能
    ・利用者に基本ソフトウェアを提供
    ・C言語によりプログラミングできる。テキサス・インスツルメンツ(TI)のCode Composer Essentials開発環境(無償版あり)、FET(フラッシュ・エミュレーション・ツール)も使用可能

    キットの内容
    ハードウェア TIのMSP430 F169、実時間チップ、リバース・タイプSDカード・ソケット、101×64低消費電力LCDディスプレイ、プログラム用スイッチ、ジャンパによりハードウェア設定可能、薄型JTAGコネクタ、JTAG変換コネクタ(一般/薄型)、一般メザニン(1.27mmピッチ)
    ソフトウェア 基本ソフトウェア(例:SDカード書き込み、時刻・日付・アラームの設定、スイッチの使用方法など)、加速時計(GPS端末などのアプリケーション)

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    投稿日時: 2007年04月24日 21:32 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月25日

    新製品 USB対応のマイクロコントローラおよび評価キット

    フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(株)は、MC9S08QG、MC9S08QD、およびMC9RS08KAファミリなどのローエンドS08マイクロコントローラ用に開発された開発キット、USBSPYDER08の提供を開始した。
     4月25日より販売されます。詳細は、追ってレポートする予定です。
     
    USBSPYDER08

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    投稿日時: 2007年04月25日 11:33 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    小信号用ダイオード1S1588の代替品

    秋葉原の鈴商でウインド・ショッピングをしていたら、1S1588と代替品の1S2076が並んでおいてありました。
    どちらも100円ですが、1S1588は5本、1S2076は10本入っていました。

    diodeIMGP2701.jpg

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    投稿日時: 2007年04月25日 17:43 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 両面放熱可能な小型金属パッケージを採用した耐圧25V の電源用パワーMOSFET 2品種

    インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(株)は、ノートPC、高性能デスクトップPC、サーバ、データ通信システムなどで使われる大電流出力のDC-DCコンバータ向けパワーMOSFETのチップセットのサンプル出荷を開始した。チップセットは、制御用パワーMOSFET「IRF6712S」と同期整流用パワーMOSFET「IRF6716M」の組み合わせで、IR社独自のパワーMOSFET技術「HEXFET」と中型/小型金属パッケージ「DirectFET」(特許取得)を採用している。

    特徴
    IRF6716M
    オン抵抗 VGS=10V:1.6mΩ、VGS=4.5V:2.6mΩ
    ドレイン電流 180A
    電荷 ゲート電荷:39nC、ゲート・ドレイン間電荷:12nC
    パッケージ 中型DirectFETパッケージ(6.3×4.9mm、高さ0.7mm)
    サンプル価格 340円(予定)
    IRF6712S
    オン抵抗 VGS=10V:4.9mΩ、VGS=4.5V:8.7mΩ
    ドレイン電流 68A
    電荷 ゲート電荷:13nC、ゲート・ドレイン間電荷:4.4nC
    パッケージ 小型DirectFETパッケージ(4.8×3.8mm、高さ0.7mm)
    サンプル価格 160円(予定)

    04251irfnr070425.jpg

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    投稿日時: 2007年04月25日 20:07 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月26日

    新製品 フラッシュ・メモリを搭載したリモコン用マイコン8品種

    NECエレクトロニクスは、リモコン向けにフラッシュ・メモリを搭載した8ビットのマイコン8品種を製品化し、サンプル出荷を開始した。あらかじめリモコンのメモリに各メーカの識別コードを内蔵し、電気製品のメーカを設定することによりどのメーカの製品も操作することができる、プリセット・リモコン向けのマイコンで、端子数が30本の「μPD179F114」他4機種と、同38本の「μPD179F124」他2機種がある。
    フラッシュ・メモリを搭載しているため、オンボード状態でソフトウェアの書き込みが行える。これにより、リモコン・システムの開発期間を短縮することができるほか、ソフトウェアの仕様変更や他製品への部品流用が可能となる。
    また、プリセット機能をもたない単機能リモコン向けに、ワンタイムPROM内蔵の4ビット・マイコン「μPD6P8A」も同時に製品化した(サンプル単価50円)。
    特徴
    ・ソフトウェア書き換え可能によりセットの需要に柔軟に対応
    ・部品点数削減による小型化、低価格化を実現
    ・設定データを内蔵フラッシュ・メモリに格納可能
    ・従来品との互換性を維持
    ・サンプル価格は4KBフラッシュ・メモリ搭載の30ピンμPD179F110が140円
    0423necel1901.jpg

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    投稿日時: 2007年04月26日 09:33 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    No.2の付録基板で作るインタラクティブ・ライト

     エレキジャックNo.2にはLED交互点滅基板が付録として付いています。この基板を使用して、センサに当たる光の明るさによって発光色が変化するライトを製作しました。動作原理は以下のとおりです。
    (1) 点滅の周期を早くすると二つのLEDはデューティ50%のPWM信号で常時点灯した状態となります。
    (2) この状態で時定数を決めている二つの抵抗をCdSセルに置き替えると、CdSセルへの光の当たり具合でデューティはさまざまに変化します。
    (3) 二つのLEDは異なる発光色にして、乳白色半透明のカバーを被せると全体の発光色はさまざまに変化します。
     もう少し詳しい内容は下記のページにアップしてあります。
       http://www001.upp.so-net.ne.jp/FITDESIGN/ej1.htm
     

    EJ_LED


    秦 明宏

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    投稿日時: 2007年04月26日 11:27 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 200mA CMOSロー・ドロップアウト・レギュレータ

    東芝セミコンダクター社は、ロー・ドロップアウト、低バイアス電流、コントロール端子付き汎用シングルCMOSレギュレータ「TCR5SB15」~「TCR5SB50」をリリースした。出力電圧固定タイプで、1.5V~5.0Vまで0.1Vステップで揃っている。
    特徴
    低バイアス電流:IB=40μA(typ.)(従来のバイポーラ・タイプTAR5Sシリーズの10%以下)
    低ドロップアウト電圧:VIN-VOUT=85mV(typ.)@IOUT=50mA
    最大出力電流が大きい:IOUT=200mA(max.)
    リップル圧縮度が高い:RR=80dB(typ.)@IOUT=10mA、1kHz
    低ノイズ出力:VNO=30μVms(typ.)@IOUT=10mA、10Hz<f<100kHz
    小型パッケージ:SMV(SOT23-5),(SC-74A)

    0426semicon1.gif

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    投稿日時: 2007年04月26日 20:51 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月27日

    1、2、3線シリアル・インターフェース(連載 第4回)

    1-Wire(Dallas One Wire)

     今回は1-Wireについて説明します。前回までのI2C、SPIとは違い、1-Wireには同期用のクロック信号がないので、この通信方式は非同期式です。非同期式通信では、パルスの幅やタイミングで同期をとります。そのため、時間的な規格が厳密に決められていて、各通信デバイスは、その規格を守らなければなりません。

     1-Wireでも一つのマスタ・デバイスに、複数のスレーブ・デバイスを接続できます。スレーブはROMコード(ネット・アドレス)という識別番号をもっています。マスタは通信対象のデバイスをこのROMコードで指定し、そのデバイスと通信します。

    ●1-Wireデバイスの特徴
     スレーブ・デバイスがもつROMコード(ネット・アドレス)は、デバイス固有の64ビット長の識別番号です。このROMコードにはシリアル番号が含まれていて、同じものは二つとありません。したがって、同じ型番のデバイスでもROMコードは異なります。
     マスタは通信に先立って、複数の中から特定のスレーブを選択するのにROMコードを指定する必要がありますが、このようなユニークなコードであるため、固定値のROMコードを使うようなプログラムを複数セットで共用するわけにはいきません。そこで、マスタはバスに接続されているスレーブのROMコードを一つずつ調べるために「ROM検索」という処理を実行します。

    RomCode.jpg


    ●バス・リセット
     マスタはコマンドをスレーブへ送信する前に、スレーブ・デバイスにリセット・パルスを出力します。これは、マスタがスレーブの存在を確認すると同時に、スレーブに通信の始まりを知らせるという意味があります。
     接続されているすべてのスレーブは、このリセット・パルスを受けて自らもプレゼンス・パルスを返します。マスタはこのプレゼンス・パルスを受け取って、スレーブが存在することを確認します。なお、このプレゼンス・パルスは複数のスレーブが同時に出力するため、マスタにはスレーブが存在することはわかっても、何が何個接続されているかということまでは分かりません。それを知るには「ROM検索」の処理が必要です。

    ●ROM検索
     バスに接続されているすべてのスレーブに対して、「ROM検索コマンド」を発行し、ROMコードを検索します。このコマンドを受けて、全スレーブは同時に、最下位から順番にROMコードのnビット目のビット値と、それを反転したビット値の2ビットを返します。詳細は省略しますが、全デバイスが出力した、この2ビットの値をそれぞれANDした結果でバイナリ・ツリー検索を実行します。この操作を64ビット分繰り返して一つのデバイスのROMコードを特定します。
     さらに、このような64ビットのバイナリ・ツリー検索をすべてのデバイスに対して実行します。なお、スレーブ・デバイスが一つしか接続されていない場合はROMコードを指定しない「スキップROMコマンド」を使えば、ROM検索なしにスレーブにアクセスできます。

    ●通信の手順
     まず、マスタがリセット・パルスを出力すると、バス上にあるスレーブ・デバイスがプレゼンス・パルスを返してきます[図(a)参照]。複数のデバイスがある場合は、マスタは検索コマンドを出力して接続されているデバイスの数とそのROMコードを調べます。デバイスが一つしかないときや、あらかじめROMコードがわかっている場合はこの検索は省略できます。
     デバイスにアクセスする際は、このROMコードでデバイスを特定します(ROMコマンド発行)。あとはデバイスごとに決められた機能コマンドを決められた手順で送受信して、目的の動作を実行させます。なお、ROMコマンドを実行する直前ごとにバス・リセットが必要です(バス・リセットせずに複数のROMコマンドを続けて発行することはできない)。
     コマンドは、バス・リセット→ROMコマンド→機能コマンド(「リードROMコマンド」のように機能コマンドを伴わない場合もある)という組み合わせで発行します。

    ●スロット
     データはスロットという単位で送受信されます。一つのスロットで1ビットのデータを送受信するので、1バイトを送受信するには8スロット必要です。各スロットの送受信は、マスタがスロット開始のパルスを出力したときに始まります。スレーブはこのパルスを受けてデータ・ビットを送受信します[図(b),(c)参照]。

    1WireWave.jpg

    ●CRC(巡回冗長検査)
     CRCとは送受信したデータやROMコードの内容が正しいかどうかを検証するための検査方法のことです。ビットをシフトして入力データや特定のビットとXOR(排他的論理和)をとりながらビットを循環させて結果を出力します。

     CRCの計算は、ROMコードの場合は64ビットのうちの下位54ビット(CRC値を除いた部分)が対象です。この54ビットを下位から1ビットずつCRCジェネレータ(計算処理)に入れていきます。最後にスレーブから受け取ったCRC値の8ビットをCRCジェネレータに入れると、ROMコードの内容が正しい場合は計算結果は0になります(つまり、CRC値を含めたすべてのビットをCRCジェネレータに入れて結果が0になればよい)。
     CRCは、ROM検索でROMコードが得られたときに、ROMコードの内容が正しいかどうかを調べる場合などに使用します。温度センサのDS18S20では読み出したスクラッチ・パッドにもCRCデータをもっています。

    ●1-Wireのコマンド
     1-Wireデバイスには大きく分けて2種類のコマンドが存在します。一つはROMコマンド(ネット・アドレス・コマンド)、もう一つは機能コマンド(ファンクション・コマンド)です。

     ROMコマンドはスレーブを制御するためのコマンドで、ROMコードを検索したり、ROMコードを読み出す、複数の中から一つのスレーブを特定するといった、マスタがスレーブ・デバイスにアクセスするための基本的なものです。このコマンドはデバイスの種類にかかわらず、すべてのデバイスが共通でもっています(一部異なるコマンドをもつものもある)。

     機能コマンドはデバイス特有の機能を制御するためのもので、デバイスの種類ごとに実装されているコマンドは異なります。たとえば温度センサのDS18S20では、温度を測定してA-D値に変換する「温度変換コマンド」や測定した温度のA-D値などを読み出す「リード・スクラッチ・バッド・コマンド」などがあります。


     今回は1-Wireについて、説明しましたが、このインターフェースは信号線が1本で済むという簡単な接続ながら、複数のスレーブと通信できるなど、興味深いインターフェースだと思います。デバイスによっては、電源さえも、この1本の信号線から供給できるものもあります(パラサイト・パワー、ストロング・プルアップによる)。  実際に1-Wireデバイスを使用する場合、専用のハードウェアを内蔵していないPICなどのマイコンでも、タイミングを守れば比較的簡単にソフトウェアで制御できます。

     次回は最終回です。応用例などを紹介してまとめたいと思います。



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    投稿日時: 2007年04月27日 07:08 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    公開講座 ロボット製作教室「Variboをつくろう」中止のお知らせ

    2007年2月27日に掲載した学習用2足歩行ロボット・キット「Varibo(ヴァリボ)」の製作教室は諸事情により中止となりました。

    「Variboロボット組み立て教室」
    開催日時 2007年4月22日、28日
    主催 神戸新聞文化センター(KKC)
    協賛 ビー・エル・オートテック(株)

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    投稿日時: 2007年04月27日 11:00 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新製品 車載用12形絶縁軸タイプ・エンコーダおよび車載用スティック・スイッチ

    アルプス電気(株)は、車載用12形絶縁軸タイプ・エンコーダ「EC12D」シリーズと車載用スティック・スイッチ(エンコーダ/センタプッシュ機能付き)「RKJXT」シリーズを発表した。

    EC12Dシリーズの特徴
    ・プッシュ・スイッチ付きインクリメンタル・タイプの絶縁軸エンコーダ
    ・つまみの照光設計がしやすい丸形に近い8角形の外形形状
    ・12.5×11.7mmの小形化で、同社従来品(EC12E)に対し投影面積比20%減
    ・軸強度、使用温度範囲は車載規格に対応
    ・用途:カー・オーディオ、カー・ナビゲーションのボリューム・コントロール

    RKJXTシリーズの特徴
    ・1軸で4方向選択、エンコーダ、センタプッシュ操作が可能
    ・4方向にタクティール・フィーリングを設け、高品位な操作感を実現
    ・レバー倒れ角度を狭くし、操作性を向上
    ・幅17mm、高さ8.6mmの小形サイズ
    ・軸径を太くし、セット側のノブの挿入性を改善
    ・用途:カーAV、カー・ナビゲーションのモード切り替え用およびボリューム・カーソル コントロール

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    投稿日時: 2007年04月27日 22:04 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月29日

    回路の確認、実験にはブレッドボードが重宝 連載 2-1

    ■ソルダーレス ブレッドボード
     ブレッドボードとはパン切り(捏ね)台のことですが、当初、パン切り台のような木のボード上に部品を載せ配線し試作基板を作っていたため、試作基板のことをブレッドボードとしているようです。以前は、ICの回路確認のためにかなり大きな試作基板が作られ、回路のテストが行われていました。初期のマイコンの試作基板は畳1、2枚分の大きさにもなったようです。
     いまは、ICやトランジスタなどの部品を抜き差しし、ジャンパ線で回路が構成できるブレッドボードは、ソルダーレス ブレッドボード(Breadboard)と呼ばれ、はんだ付けの必要ない試作基板の意です。ここではソルダーレスを省略し単にブレッドボードと呼び、ソルダーレス ブレッドボードを示すこととします。
     具体的には次に示すE-CALL ENTERPRISE 社のブレッドボードを例として取り上げます。
    ブレッドボード

    ■EIC-301
     一番よく使っている小型のブレッドボードで、EIC-301の型番のものです。左側のものが表面で、表面に見える穴に部品の足のリード線を差し込んで使用します。右側は背面の両面接着テープをはがして板バネの連結された接点のセットされている様子を示しています。ここにセットされている板バネの接点を次に示します。

    板バネの接点

     ブレッドボードの表面の差込口から部品のリード線を差し込むと、この板バネがリード線を挟み、連結された板バネに対応する差込口に挿入された部品のリード線との間の導通が確保されます。上下の横にはこの5接点の連結ブロックが四つ連結されています。差し込めるリード線はφ0.4mm~φ0.7mmの単芯のリード線が使えます。

    おもてうら

     表面から直接内部の接続の状況は見えませんが基本的な接続の方向は決まっています。ここで、しっかり内部の接続の状況を把握しておくと、実際の使用時にはそれほど戸惑うことはありません。

    ■ブレッドボードの種類
     今、一番安価で入手しやすいブレッドボードは秋月電子通商のEIC社製のブレッドボードで、上で示したEIC301は1個150円入手できます。ユニバーサル基板より安価な価格で入手できるので、10枚以上購入して利用しています。
     単独の回路のテストはほとんどEIC301で行っていますが、少し複雑な回路では、電源用のラインが上下に2本ずつと強化され、少し大きくなったEIC801を使用します。このEIC301、EIC801を基本単位として、複数のブレッドボードを接続できるように蟻継ぎ(ダブ・テール・ジョイント)のための仕掛けが用意されています。

    蟻継ぎ(ダブ・テール・ジョイント)

     また、金属のプレートに複数のブロックを貼り付け、電源用のターミナルを用意したブレッドボードが複数用意されています。よく使うEIC301を横並べ電源端子を用意したEIC-333を示します。

    EIC-333

     ここで、3個使われている小さなブレッドボード単独でも、マイコンなどのテストにも利用できます。エレキジャック創刊号のMission4のPICマイコンでLEDを点滅させる回路をテストするためにEIC301にセットしたものを次に示します。

    エレキジャック創刊号のMission4

     赤黒のリード線にACアダプタ用のφ2.1mmDCプラグを接続し、安定化された5VのAC-DCアダプタから供給できるようにしてあります。配線はリード線の切れ端、スズ・メッキ線を使用しています。
    ブレッドボードの具体的な使い方については、次回から説明します。
    .


    神崎康宏

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    投稿日時: 2007年04月29日 21:24 | | コメント (0) | トラックバック (1)

    新製品 サブナノ秒の伝搬遅延時間をもつ低消費電力高速コンパレータ・ファミリ

    ナショナル セミコンダクター ジャパン(株)は、700psというサブナノ秒の伝搬遅延時間をもち、低消費電力のデュアル・コンパレータ「LMH7322」、シングル・コンパレータ「LMH7220」を発売した。両製品は、LVDS(小振幅差動信号)出力とRSPECL(リデュースト・スイング・ポジティブ・エミッタ・カプルド・ロジック)出力を特徴とする新しい高速コンバータ・ファミリの製品で、2007年秋にはLMH7322と同様の仕様をもつクワッド・コンパレータのサンプル出荷を開始する予定である。

    特徴

    • LMH7220/LMH7322
    • 伝搬遅延時間:2.9ns(typ.)/700ps
    • 消費電流:6.8mA/21mA(typ.)
    • 立ち上がり/立ち下がり時間:0.6ns/160ps
    • 電源電圧範囲:2.7V~12V/2.7V~12V
    • パッケージ:6ピンTSOT/24ピンLLP
    • 価格(1千個時):260円/550円


    0429nsjLMH7220_322.jpg

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    投稿日時: 2007年04月29日 23:03 | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2007年04月30日

    新製品 Bluetoothオーディオ機器向けのソフトウェア開発キットを提供開始

    (株)ルネサス テクノロジは、近距離無線通信技術のBluetoothを使用する高音質オーディオ機器の開発向けに、32ビットSuperHファミリのCPUコア「SH-4A」「SH-2A」「SH3-DSP」を搭載したマイクロプロセッサ用のソフトウェア開発キット(SDK)として、「SOUNDabout Suite(サウンドアバウト・スイート)」を製品化、2007年5月から提供開始する。
    新製品は、米国Open Interface North America(OINA)社のBluetoothオーディオソフトウェア・ソリューションであるSOUNDaboutを、ルネサス テクノロジのマイクロプロセッサ向けに適用したものである。


    特徴

    • CD並みの優れた音質を実現
    • 機器の低消費電力化、低価格化を実現可能
    • サンプル・プログラムの提供により、ユーザにおける機器の開発期間短縮に貢献
    SOUNDabout Suiteの構成内容
    • SOUNDabout eSBC/SBC
    • BLUEmagic 3.0
    • プロファイル別サンプル・プログラム
    • サンプル・ドライバ・プログラム(HCI/Audio)
    • マルチプロファイル対応リファレンス・アプリケーション・プログラム
    0430renesas20070424_fig1j.jpg

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    投稿日時: 2007年04月30日 20:58 | | コメント (0) | トラックバック (0)