● はじめに
Arduinoを使って何かを作っているときに、簡単に文字を表示できるデバイスがあったらいいのになぁと思うことがあります。たとえば、センサから読み取った値を表示してみたりとか。そこで、今回は(株)ディーディーエル社から発売になっているリユース液晶を使った表示器「e-DISP」をArduinoに接続して、温度センサから取得した値を表示するまでの一連の手順を紹介したいと思います。
「こんなに簡単に接続できるんだ」とか、「こんなに簡単に文字を表示できるんだ」とかを感じていただければと思います。
Arduinoを使って何かを作っているときに、簡単に文字を表示できるデバイスがあったらいいのになぁと思うことがあります。たとえば、センサから読み取った値を表示してみたりとか。そこで、今回は(株)ディーディーエル社から発売になっているリユース液晶を使った表示器「e-DISP」をArduinoに接続して、温度センサから取得した値を表示するまでの一連の手順を紹介したいと思います。
「こんなに簡単に接続できるんだ」とか、「こんなに簡単に文字を表示できるんだ」とかを感じていただければと思います。
●「e-DISP(イーディスプ)」とは
「e-DISP(イーディスプ)」は、ディーディーエル社が開発した携帯電話のリサイクル液晶を使用した安価かつ高精細なシリアル接続型のキャラクタ・ディスプレイです(2.4inch TFT Color LCD、320×240)。
特徴としては、
- 複数のボーレートに対応(9600bps、14400bps、19200bps、38400bps、57600bps、115200bps)
- 複数の文字コードに対応
- 3段階の表示文字サイズを切り替え可能
- 英数字、日本語表示(半角/全角)に対応
- 一部制御コードおよびエスケープ・シーケンスに対応

マイコンには、たった3本の線をつなくだけで、各機能を使うことができます。
1ピン:+5Vin
2ピン:GND(グラウンド)
3ピン:シリアル入力(TTL入力)
● Arduinoにe-DISPを接続してみる
Arduinoとe-DISPはシリアルで接続します。Arduinoのディジタル3番ピンをTXとして使用します。e-DISPのRXoutポートと接続します。e-DISP側は、GNDピンと+5Vinピンをそれぞれグラウンドと電源に接続します。
今回はブレッドボード上で接続してみます。
● e-DISPに文字を表示してみる
Arduinoにe-DISPを接続したら、さっそくe-DISPに何か文字を表示してみましょう。e-DISPとのシリアル通信には、Arduinoのソフトウェア・シリアル・ライブラリを使って通信することにします。
#include// ライブラリの導入 #define rxPin 2 #define txPin 3 // 新たなシリアル・ポートを設定 SoftwareSerial mySerial = SoftwareSerial(rxPin, txPin); void setup() { pinMode(rxPin, INPUT); pinMode(txPin, OUTPUT); // DIGITAL3番ピンをシリアルのTX(出力)として使う mySerial.begin(9600); // スピードを設定 mySerial.println("Arduino : e-DISP"); // 何か文字を表示してみる } void loop() { }
このように、スケッチ(プログラム)は、非常にシンプルです。setup()関数の中で、シリアル通信に使用するピンの入出力を設定して、ソフトウェア・シリアル・ライブラリの通信速度を設定して、e-DISPに表示する文字列をシリアルで送り出しています。今回は、loop()関数は使いません。
Arduino IDEからVerifyしてUpload to I/O Boardしてみてください。e-DISPに何か文字が表示されましたか? うまくいかなかった場合は、もう一度、接続から確認してみてください。
(つづく)
楠川 歩


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