ラッピング用ワイヤを用いた配線(3)
  今回は、バッグにLilyPAad用の電源を接続しました。その接続の様子を示します。ラッピング・ワイヤを布に通すために、図に示すように、ラッピング・ワイヤの先端の被覆を少し向いておきます。これで、針で開けた穴が通りやすくなります。布の薄い場所なら、針穴なしでワイヤを通すこともできました。

lilypad290010.jpg

配線に接続
 LilyPadと電源ユニットの配線を行っている途中で、配線が被覆の中で切れているのに気がつきました。ラッピング・ワイヤの接続は、次に示すように被覆を剥いた片方の配線に1.5mmφの熱収縮チューブ通しておいて被覆をむいた部分をしっかり撚りました。

lilypad290020.jpg

 普通の電子回路でははんだ付けしますが、今回ははんだ付けせずに次に示すように熱収縮チューブの中に押し込みました。配線の分岐が必要な場合はこの部分に絡めて分岐する予定です。

 

lilypad290030.jpgLilyPad用の電池ボックス
   単4乾電池一本の1.5Vの電源から、5Vの電源が得られるステップアップDC-DCコンバータとなっています。

lilypad290040.jpg 回路は、次に示すようになっています。U2のICがL1をグラウンドに接続し、L1に電力を蓄えます。次に、U2のICがL1とグラウンドの接続を切り離します。L1とグラウンドが切り離されると、バッテリの出力にL1に蓄えられた電力が加算されてバッテリより増大した電圧が出力に現れます。


lilypad290050.jpg D2のダイオードはL1をグラウンドに接続したときに出力からの逆流を防止するためのもので、バッテリから出力への電流はD2を通じて出力されU2のICには出力の電流は流れません。
 Arduino LilyPadには豊富なオプション・パーツが用意されています。少しゆっくりですが、これらオプション・パーツのテストを行いながらラッピング・ワイヤの配線の効果を確認する予定です。
<神崎康宏>



トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 連載29縫って作るコンピュータLilyPad Arduino 配線方法の検討(4)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.eleki-jack.com/mt/mt-tb.cgi/3877

コメントする

カテゴリ

このブログ記事について

このページは、kanzakiが2010年2月 2日 11:11に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「Gainer互換Pepperでフィジカル・コンピューティング」フォローアップ記事(7)」です。

次のブログ記事は「Arduino IDEの新しいリリース0018がアップロードされました」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Creative Commons License
このブログのライセンスは クリエイティブ・コモンズライセンス.