電池駆動の検討を行うために、Arduino本体の消費電力を検討します。

 Arduinoのアクティブ状態の消費電流は、電源電圧とクロックの周波数によって次に示すように変化します。Arduino Unoは電源電圧5V、クロックは16MHzですので、CPUチップ本体だけでおおよそ8mAの電流を消費します。周辺回路でLEDなどの点灯を行うとすぐに数mAの消費電流の増加となります。

電源電圧(V)

クロック(MHz)

0.128

1

8

16

2.0

0.035

0.30

1.6

 

2.7

0.045

0.45

2.5

 

3.3

0.061

0.60

3.0

5.0

5.0

0.105

1.00

5.0

7.5

単位 mA

実際のボードの消費電流の測
 実際のArduinoのボードの消費電流を測定します。その測定は、電源からのプラス側の配線を切断しディジタル・マルチメータを挿入し電流レンジで測定します。そのため電源のプラグとボードのDCジャックの間に次のケーブルを入れます。
 ボードのDCジャックに差し込むためのDCプラグと、電源のDCプラグを受けるための接続用のDCジャックを、赤黒のリード線で接続し赤のリード線の中間を切断して被覆をむいてはんだメッキしてあります。


ardpw010010.jpg

 リード線の切断部にディジタル・マルチメータのテスト・リードのワニ口クリップのアダプタを接続します。

電源のDCプラグと
 電源のDCプラグとは接続用のDCジャックと次のように接続します。


ardpw010015.jpg

 DCプラグ側はArduinoのボードのDCジャックに接続します。このDCジャックに接続する場合は、ボード内で5V出力の安定化電源の入力となりますので、7V以上の電源を用意する必要があります。


ardpw010020.jpg

ボードに直接5Vの電源を接続する
 Arduinoのボードのピンソケットやブレッドボードなどに電源を接続するために、次に示すようにDCジャックにリード線とピンヘッダを接続したものを用意しました。


ardpw010030.jpg

 5V出力のスイッチング・タイプのAC-DCアダプタを接続する場合は、Arduinoの電源のピンソケットの5VとGNDに次に示すように安定化された5Vの電源を供給します。誤ってほかの6V以上の電源を接続するとボード内のチップを破損してしまいますので注意が必要です。


ardpw010040.jpg

実際の測定結果
 7.5Vの出力のAC-DCアダプタを電源として、付加回路なしで各ボードに供給される電流を測定してみました。その結果、次に示すように、思いのほか大きな値となりました。
   Arduino Unoの場合 50mA
   Leonardoの場合は45mA
 本体のチップ消費電流は10mA以下と想定していましたので、思いのほか大きな値になりました。互換ボードについても確認し、Arduinoのバッテリ駆動を考える場合の参考にします。

<神崎康宏>



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