高性能な32ビット・マイコンを搭載したArduinoが秋月電子通商などから販売されています。@3240円と価格もArduno Unoの2940円とあまり差がない価格です。この高性能のArduinoマイコンM0を使ってみます。価格は2015年8月現在の秋月電子通商の販売価格です。

基本的な形状はArduino Unoと同じ
 Arduino M0の形状は、高性能マイコンを搭載しているにもかかわらず次に示すようにArduino Uno R3と形状は同じです。また、8ピンのパワー用ピンヘッダ、6ピンのアナログ入力用ピンヘッダ、ディジタル入出力0~7までの8ピンのピンヘッダ、ディジタル入出力8~I2Cまでの10ピンのピンヘッダ、DCジャックは同じです。


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 2×3のピンヘッダはSPIのインターフェースに割り当てられています。

I/Oの入力電圧の上限は3.3V
 Arduino M0を利用するにあたって一番重要なことは、ディジタルI/O、アナログ入力の各端子の耐圧が3.3Vで、5Vで駆動するデジタル回路の出力とは直接接続できないことです。最近は、3.3Vの電源のデバイスも多くなっていますので,それを利用するものとします。

新しいArduino IDEを必要とする
 届いたArduino M0のボードには,次に示すようにArduino.orgから新しいIDEを導入するように記されたラベルが貼ってありました。


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 今までArduino IDEなどはhttps://www.arduino.cc/ からダウンロードしていました。2015年8月現在、このページからダウンロードできるのはArduino IDE1.6.5-r2です。
 一方ラベルに表示されているページ・アドレスhttp://www.arduino.org/にアクセスすると今までのページと少し雰囲気の異なったArduinoのページが表示されます。その中からダウンロードのページを開くと,次に示すページが表示されます。


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 アルファ版ですがArduino Studioも用意されていました。そのうち製品版が出てくるのを期待します。
 Arduino1.7.6のZIPファイル版をダウンロードします。現在Arduino1.6.5-r2のインストール版がPCに導入されているので,両方のバージョンを使い分けけるため今回はZIPファイルを選択しました。
 ZIP file の文字をクリックすると,次のメッセージが表示されました。


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 名前を付けて保存を選択してダウンロードを実行します。ダウンロードが完了するとarduino-1.7.6.org-windows.zipが指定されたフォルダに格納されます。格納されたzipファイルを展開すると,次に示すようにarduino-1.7.6.org-windowsが作られます。arduinostudioもダウンロードしてあります。


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 フォルダの中には次に示すように、Arduino1.7.6のシステムが展開しています。
 arduino.exeのショートカットを作りショートカットの名前を変え,どのバージョンのArduinoIDEかわかるようにしました。


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 M0のUSBコネクタはArduino Unoと異なりタイプBになっています。USBラベルをはがすとM0は次に示すようになります。ダウンロードして展開したArduino IDEを起動し、このボードとPCをUSBケーブルで接続します。


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 次に示すように、IDEのツール>ポートを選択するとCOM06(Arduino M0)とボード名も表示されました。


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 ツール>ボードを開くとボードのリストの中にArduino M0も載っています。

 次回Arduino M0を実際に動かしてみます。

<神崎康宏>



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