Arduino M0とArduino UNOを比較してみました。Arduino M0はARM Cortex M0+ベースの32ビット高性能マイクロコンピュータです。

オペレーション電圧が3.3V
 Arduino UNOのオペレーション電圧が5Vなのに対してArduino M0は3.3Vとなります。Arduino UNOで使用していた5V駆動のシールドはそのままでは利用できません。mbedやGR-SAKURなどの高性能マイコン・ボードは3.3Vのオペレーション電圧が普通です。

Input Voltage
 Input VoltageはDCジャックに加えることのできる電源電圧の範囲です。M0のボードでは、この入力電圧を出力電圧5Vのレギュレータで5V安定化された電源が作られます。安定化された5Vの電源はピンソケットの5Vと3.3V出力のレギュレータに供給されます。3.3Vのレギュレータからは安定化された3.3V電源が得られ各回路に供給されます。


M0020007.jpg

ディジタル・ピン
 M0のディジタル・ピンはUNOと同じ14ピンですが,そのうち12ピンがPWM、UARTに対応しています。

アナログ・ピン
 M0のアナログ・ピンはUNOと同じ6ピンですが,UNOの10ビットの分解能に対してM0では12ビットの分解能となっています。

ディジタルI/Oの入出力電流
 UNOのI/Oで使える入出力電流は最大定格40mAで、20mAくらいの運用で問題は生じていません。一方M0は最大定格でも7mAで,設計上は数mAまでしか流せません。

利用できるメモリが大幅に増加
 M0になると、プログラムを書き込むフラッシュ・メモリが256Kバイトと大幅に拡大します。SRAMも2Kバイトから32Kバイトとなっています。このメモリについてはプログラムの大きさも含めて後で検討します。

クロック
 プロクラムの命令実行速度を決めるシステム・クロックも16MHzから48MHzと高速化が図られ,高性能化しています。

ATSAMD21G18,48pins
 M0に搭載されているマイクロコンピュータは,次に示すような48ピンのパッケージのものです。


M0020009.jpg

テスト・プログラムをArduino M0で動かす
 テスト・プログラムとしてblinkのサンプル・プログラムArduino M0に書き込んでみます。
  メニューバー ファイル>スケッチの例>0.1Basics>Blink
を選択します。
 次に示すように、Blink.insのサンプル・プログラムが表示されます。Blinkの点滅時間を少し変えてみました。点灯時間を3000ms、消灯時間を500msに変更しました。


M0020008.jpg

Arduino M0のLED
 Arduino M0のLEDを次に示します。四つ並んだLEDの下から、電源がONの時緑色に点灯するON、次のLと表示されている橙色のLEDはディジタル13ピンに連動して点滅します。次がTXで最上段はRXとなり、PCと通信するとき点滅します。


M0020010.jpg


 Lと表示された橙色のLEDは3秒間点灯し、消灯するとすぐにまた点灯します。書き込んだテスト・プログラムで示されたとおりの点滅を示します。

<神崎康宏>

 


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