配線がしやすいように,3mm厚の低発泡塩ビ板を110mm×150mmに切断して、その上に次に示すようにブレッドボードを貼り付け、ArduinoM0はスペーサを間に挟んでねじ止めしています。Arduino MEGAなどの大型のボードも取り付けられるようにしています。

 上部に見える二つのスペーサは大型ボードのためのものです。ブレッドボードの裏面には両面接着テープが貼ってありますので,カバーを外せば容易に接着できます。接着はかなり強力でしっかり固定されます。今回はこのテスト・ボードでテストします。


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 ブレッドボードにArduinoM0からGNDと+3.3Vの電源を供給します。白色のLEDのプラス側は27Ωの抵抗を介して3.3Vの電源に接続してあります。LEDのマイナス側はArduinoM0のディジタル・ポート6に接続します。


M0060010.jpg


 このLEDを点滅させるために,サンプル・プログラムのblinkを使用します。blinkは
メニューバーのファイル>スケッチの例>0.1Basics>Blinkを選択することで読み込むことができます。

 サンプル・プログラムをardm0040.insと別名で保存し、次に示すように出力ポートを整数のdportにして定義時に6を代入しています。


M0060015.jpg

 ボードをArduinoM0に設定して、ArduinoM0に接続されたポート名を選択しプログラムをアップロードします。この場合COMポートはCOM3です。
 点灯時は、次に示すようにわずかに白く光っています。27Ωの抵抗の電圧降下は 0.088V  でLEDに流れている電流は0.088V/27Ω、3.26mAと推定できます。LEDの端子間の電圧は2.94Vでした。


M0060018.jpg

FETで電流を増幅する
 LEDに流す電流を増やすために,手元にあった東芝のFET2SK2231を使用しました。現在秋月電子通商には在庫がないようです。代替えとして2SK4017が利用できます。先ほどのLEDのマイナス側にドレインを、ソースをGNDに、ゲートをArduinoM0のディジタル・ポート6番に接続します。
 明るく点灯します。27Ωの抵抗の電圧降下は0.216VでLEDに流れている電流は0.216V /27Ω、8mAと推定できます。LEDの端子間の電圧は3.09Vでした。


M0060020.jpg

 FETのピン配置を確認するために2SK4017の形状のデータを次に示します。ピンの配置は2SK2231と同じです。


M0060019.jpg


 FETの場合は、ゲート-ソース(G-S)間電圧がトランジスタのB-E(ベース-エミッタ)間電圧が0.6V前後なのに比べ、低くても数ボルトとなります。2SK2231(2SK4017)の場合ドレイン電流を3A流すためにはG-S間電圧は3V以上必要になります。次回トランジスタを利用する場合との違いなどについて検討します。

<神崎康宏>


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