計算の精度
スケッチで扱う変数の種類により、表現できる数値の上限と下限が決まります。計算途中で上下限の範囲を超えると正しい結果が得られなくなります。
今回の例では、アナログ入力の基準電圧をmV単位の値でvref=1100と設定しています。LM35DZのセンサからの入力は0から1023までの値となります。室温が20℃くらいだとするとセンサからの出力電圧は200mVになります。アナログ入力ポートから読み取られた値はおおよそt0=186となります。
計算の精度
スケッチで扱う変数の種類により、表現できる数値の上限と下限が決まります。計算途中で上下限の範囲を超えると正しい結果が得られなくなります。
今回の例では、アナログ入力の基準電圧をmV単位の値でvref=1100と設定しています。LM35DZのセンサからの入力は0から1023までの値となります。室温が20℃くらいだとするとセンサからの出力電圧は200mVになります。アナログ入力ポートから読み取られた値はおおよそt0=186となります。
温度のモニタ
前回追加したセンサを含めて、5か所の温度経過が測定できるようになりました。今回このセンサを利用して、蒸篭内の温度分布と時間経過に伴う変化の様子を調べてみます。
t1 : 蒸篭の底の蒸気の吹き出し口から蒸気を発生するステンレスのなべに
センサを差し込み、なべで発生する蒸気の温度を測定します。
t2 : 蒸篭のすだれの下の蒸気だまりの温度
t3 : 蒸篭に入れた米のすだれに近い底の中心部分に差し込む
t4 : 蒸篭に入れた米の上部の中心部分、センサが隠れるくらいだけ差し込む
t5 : 蒸篭に入れた米の上部の中心から一番遠い角の温度をはかる、センサが
隠れるくらいだけ差し込む
温度計の追加
Arduinoでは、アナログ入力が6ポートまで設定できます。この後行う麹の培養管理では、湿度の管理も行います。そのため、湿度を測定する必要があります。湿度センサも多く開発され発売されていますが、数百円で湿度を直読できるものはまだ見当たりません。そのため、小学校の気象観測で測定した乾湿球湿度計をLM35DZで用意して、Ardunoで湿度を評価することにします。
前回までに、3ポートLM35DZが接続されていたものに、新たに2ポートのLM35DZを追加しました。
コネクタをB3B XH3(日本圧着端子)に変更
今回コネクタを、日本圧着端子 B3B-XHに変更し、以前より抜けにくいものにしました。少し抜き差しが大変になりますが、しっかり固定されます。
角蒸篭で米を蒸す時の温度分布を確認する
麹をつくり、甘酒を造るための制御をArduinoで行うことを考えています。
前回までに温度センサを複数用意できました。この温度センサを利用して、麹を培養するための蒸し米を作るための蒸し器内部の温度のモニタを行います。
麹は日本の食文化を支える要
酒造りは米で麹菌を培養し、麹菌が作るアミラーゼで澱粉を糖化し、糖化されたグルコースを酵母が酒精(アルコール)に変えます。また、醤油、味噌など日本の食品文化の基礎となる部分を麹菌が担っています。麹菌のアミラーゼは米の澱粉を糖化してブドウ糖(グルコース)に変えます。そのため、砂糖とは少し異なったシックな甘さの甘酒ができます。
LM35DZの温度を測定する
今回使用した温度センサは、LM35DZに加えた電源電圧の値と関係なく、Voutに出力された電圧の値がそのまま、温度の値を表しています。
mVの値で電圧を読み取り、その値を1/10した値が摂氏の温度の値を表します。
Arduino でアナログ入力ポートから電圧データを読み込む
Arduinoのアナログ入力ポートは、入力された電圧とArduinoに加わる電源電圧(基準電圧)と比較して、入力電圧の大きさに応じて、0から1023のディジタルの値に変換します。
そのため、アナログ・ポートから読み取った値を次の式で電圧の値に変換します。