次に示すのはティアンドデイ社のDoValveと呼ばれる自動灌水タイマ・バルブです。ティアンドデイ社の散水レコーダや散水タイマは4㎜φの灌水チューブ、または呼び径13の家庭用の水道管を前提としています。
利用目的は本格的な自動灌水システム
一方、このDoValveは1インチ(25A)の配管用となっています。そのため、本格的な産業用の灌水システムにも容易に適応できます。
分散制御ができる
電池駆動(12ヶ月)で電源および制御信号の配線の必要がない分散制御が容易に実現できます。排水管の敷設の際のバルブの設置の代わりにこのDoValveを設置するだけで、各DoValveが設置された区画ごとに独自のタイマによる灌水制御が行えます。
ティアンドデイ社では次のような利用例をDoValveのページで示しています
複数の温室、ビニールハウスの灌水
複数の温室、ビニールハウスのミスト散水
屋上緑化
夏場の屋根や屋上への散水による省エネ
コンクリート養生のための散水の自動化
制御部とValve部が分離できる
次に示すようにDoValveは配管のバルブのユニット、液晶表示のある制御部が分離できます。現地に出向いて現地で設定を行うこともできますし、制御部を集めてきてまとめてメインテナンスを行うなどいろんな扱い方ができます。
主な仕様
電源 リチウム電池 CR123A 1本 電池寿命 約12か月
防水性能 制御部は防滴仕様なので配管の工事などで水がかかるときは制御部を外す
動作環境 0~50℃で凍結しないこと
タイマ設定
設定可能数 最大50件
頻度 最多1日50回 最少1週間に1回
灌水時間 12時間まで 5~179秒:1秒単位、3~60分:1分単位、
60分~180分:5分単位、3時間~12時間:30分単位で設定
間欠設定 12時間まで 5~179秒:1秒単位、3~60分:1分単位、
60分~180分:5分単位、3時間~12時間:30分単位で設定
DoValveのテストの準備
DoValveのテストを行います。ホームセンタで容易に入手でき、安価で加工も比較的容易で、耐久性もある水道用の塩ビ配管を使用します。塩ビの配管は散水レコーダを水道の蛇口のないところに使用するためにも利用できます
まず、13の配管を25Aの配管に接続するための違径接続ユニット、25Aにネジのユニットと各ユニットを接続するための25Aの塩ビ配管を用意しました。
<神崎康宏>


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