(1)自動灌水タイマ・バルブ DoValve

 
| | コメント(0) | トラックバック(0)


 次に示すのはティアンドデイ社のDoValveと呼ばれる自動灌水タイマ・バルブです。ティアンドデイ社の散水レコーダや散水タイマは4㎜φの灌水チューブ、または呼び径13の家庭用の水道管を前提としています。

利用目的は本格的な自動灌水システム
 一方、このDoValveは1インチ(25A)の配管用となっています。そのため、本格的な産業用の灌水システムにも容易に適応できます。

dov010010.jpg
 配管の設置に合わせて制御部の向きを任意の方向に回転させることができます。配管の向きに関わらず表示を常に水平にできます。

dov010020.jpg 制御部の左側から電池を挿入します。この状態はキャップをロックしていませんの防滴用のパッキンが見えます。キャップをしっかり締めますとパッキンも隠れ内部に水滴が入らないようになります。

分散制御ができる
 電池駆動(12ヶ月)で電源および制御信号の配線の必要がない分散制御が容易に実現できます。排水管の敷設の際のバルブの設置の代わりにこのDoValveを設置するだけで、各DoValveが設置された区画ごとに独自のタイマによる灌水制御が行えます。
 ティアンドデイ社では次のような利用例をDoValveのページで示しています
  複数の温室、ビニールハウスの灌水
  複数の温室、ビニールハウスのミスト散水
  屋上緑化
  夏場の屋根や屋上への散水による省エネ
  コンクリート養生のための散水の自動化

制御部とValve部が分離できる
 次に示すようにDoValveは配管のバルブのユニット、液晶表示のある制御部が分離できます。現地に出向いて現地で設定を行うこともできますし、制御部を集めてきてまとめてメインテナンスを行うなどいろんな扱い方ができます。

dov010030.jpg 左側がバルブのユニットで右側が制御部です。バルブのユニットの突起が、制御部の真ん中のくぼみにセットされます。

dov010060.jpg 制御部のセットは特別な工具の必要もなく、手で押し込みセットし、引き抜くことができます。

主な仕様
 電源  リチウム電池 CR123A 1本   電池寿命 約12か月
 防水性能 制御部は防滴仕様なので配管の工事などで水がかかるときは制御部を外す
 動作環境 0~50℃で凍結しないこと
 タイマ設定
 設定可能数  最大50件
 頻度      最多1日50回 最少1週間に1回
 灌水時間   12時間まで  5~179秒:1秒単位、3~60分:1分単位、
          60分~180分:5分単位、3時間~12時間:30分単位で設定
 間欠設定   12時間まで  5~179秒:1秒単位、3~60分:1分単位、
 60分~180分:5分単位、3時間~12時間:30分単位で設定

DoValveのテストの準備
 DoValveのテストを行います。ホームセンタで容易に入手でき、安価で加工も比較的容易で、耐久性もある水道用の塩ビ配管を使用します。塩ビの配管は散水レコーダを水道の蛇口のないところに使用するためにも利用できます
 まず、13の配管を25Aの配管に接続するための違径接続ユニット、25Aにネジのユニットと各ユニットを接続するための25Aの塩ビ配管を用意しました。

dov010050.jpg 次回接続のための接着剤、水道からの分岐をどのようにするかなどを検討します。DoValveの具体的な操作方法はバルブに水が通るようにしてから確認します。
                                                <神崎康宏>

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: (1)自動灌水タイマ・バルブ DoValve

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.eleki-jack.com/mt/mt-tb.cgi/6326

コメントする

このブログ記事について

このページは、kanzakiが2012年1月12日 09:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「散水レコーダで始めるベランダ・ガーデニング(9)」です。

次のブログ記事は「RGB-LED鑑賞魚用照明の製作(4)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Copyright (C) 2006-2012 CQ Publishing Co.,Ltd. All Rights Reserved.