SANWAのPC Link Plusは複数のディジタル・マルチメータの入力を処理できます。実際にパソコンの消費電流と、メインとなる5Vの電源電圧を同時に測定して試してみます。
インテルの新しいプロセッサ Core 2を使って新しいパソコンを組んでみました。小型にするため、マイクロATXのマザーボードで、遊休になっていた、150Wの電源のミニタワー・ケースに収めてみました。CPUの消費電力が増大し容量の大きな電源が使われる中、電源の容量が間に合っているのか、AC100Vの消費電流を測定し電源容量の定格内に入っているか、供給不足で、5Vの電源電圧が変動していないか確認します。
●AC電流の測定はクランプ・センサで
PCの消費電流はライン・セパレータをコンセントに差し込み、PCの電源ケーブルのプラグをこのライン・セパレータに差し込みました。クランプ・センサは×1の細いほうのリングをクランプしました。そのため、ディジタル・マルチメータで読み取った電圧値(V)を1倍した値がAの単位の電流値となります。

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ディジタル・マルチメータは電圧、電流以外に抵抗値が計れるようになっています。そのほかにコンデンサの容量測定などが行えます。今回は抵抗の測定例として金色マークの5%精度のカーボン抵抗を測定しました。その測定結果を元に、ばらつきなどについても考えます。
●導通チェック
抵抗レンジでよく利用する目的の一つに、回路の導通の確認があります。確認のために、いちいちメータを見て抵抗値を確認することなく、導通があるときには電子音を発して、導通の確認を音でできるようになっています。
そのため、回路の確認などでは回路基板などから目を離さず手早く確認でき便利です。
PC20、PC5000ともに、ファンクション・スイッチで抵抗レンジを選択し、SELECTボタンを押し、扇形の導通のマークを選択します。導通とみなすスレッショルド・レベルは20Ω~120Ωくらいです。
●抵抗測定時の測定値のばらつき
異なった場所で購入した袋入りのカーボン抵抗をそれぞれ5本選び、ディジタル・マルチメータで2回測定しました。抵抗の測定ではテスト・リードと接触抵抗も測定値に含まれます。
しっかりカーボン抵抗のリードを挟み込むため、次の写真のように、わに口クリップで挟んで抵抗値を測定しました。

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ディジタル・マルチメータは、電圧、抵抗、電流のほかにコンデンサの容量を測定できるものが多くなっています。最近のコンデンサは形状が小さくなり、容量の表示の文字も小さいので、いつも容量の値の確認に手間取っています。ディジタル・マルチメータで容量がチェックできるようになり助かっています。その点、抵抗のカラー・コードはわかりやすく重宝しています。
●コンデンサの容量の測定単位
通常コンデンサの容量は、μF(マイクロ・ファラッド)またはその百万分の一のpF(ピコ・ファラッド)が用いられます。しかし、ディジタル・マルチメータで容量を測定する場合pFの単位では容量が少なすぎます。そのため、pFの1000倍のnF(ナノ・ファラッド)を使用しています。ディジタル・マルチメータの容量測定ではじめて目にして、最初は少し戸惑いました。nFはμFの1/1000でもあります。
測定の最小レンジは40nFから50nFで、少数以下2桁表示されます。今回測定した積層セラミック・コンデンサを示します。

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■はんだ付けもでき、充実した説明書のキット
イーケイジャパンのロボット・キットは、はんだ付け済のキットとはんだ付けが必要なキットの2種類が用意されています。今回、その中のメカカメIIIを紹介します。写真のような、丸いドームで、一つのモータで2輪の駆動輪を操作し拍手などの音に反応して直進、同じ場所での回転、停止、直進と繰り返します。

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■歩行するキット
今回は、車輪でなく4本足で歩行するメデューサIIを組み立ててみます。イーケイジャパンのMOVITのシリーズの一つです。メデューサの名前を見て、何でここにギリシャ神話のゴルゴン三姉妹のメデューサが出てくるのか不思議に思っていました。
組み立て説明書には、英語のくらげを示すMedusaに由来しペルセウスに首を切られたメデューサとは無関係とありました。実際足の数は少ないのですがクラゲを思わす形をしています。しかし、辞書を引くとクラゲ(jellyfish)の前にメデューサまだはメドゥーサと出てきます。このメデューサはベルサーチのシンボルともなっていて、その奇抜なベルサーチのコンセプトをよく現しています。

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■メカニカルな機構はよく見ればわかる
キットのメカニカルな部分は、部品や組み立てて動いた状態を見れば基本的な原理は理解できます。次にモータの回転の力を伝える例を示します。


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■ソルダーレス ブレッドボード
ブレッドボードとはパン切り(捏ね)台のことですが、当初、パン切り台のような木のボード上に部品を載せ配線し試作基板を作っていたため、試作基板のことをブレッドボードとしているようです。以前は、ICの回路確認のためにかなり大きな試作基板が作られ、回路のテストが行われていました。初期のマイコンの試作基板は畳1、2枚分の大きさにもなったようです。
いまは、ICやトランジスタなどの部品を抜き差しし、ジャンパ線で回路が構成できるブレッドボードは、ソルダーレス ブレッドボード(Breadboard)と呼ばれ、はんだ付けの必要ない試作基板の意です。ここではソルダーレスを省略し単にブレッドボードと呼び、ソルダーレス ブレッドボードを示すこととします。
具体的には次に示すE-CALL ENTERPRISE 社のブレッドボードを例として取り上げます。

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