第3回目は、前回動作を確認した東芝TA7252A(モノラル)ICを使ったオーディオ・アンプ・キットの基板を、スピーカ・ボックスの中に組み込み完成させます。
(6) ケースに入れる
スピーカ・ボックス(ケース)の中に、この動作確認した基板を組み込みます。ケースに入れるために、電源はスナップ配線からDCジャック・コネクタに変えます。ボリュームは基板のものを取り外し、外付け10kΩスイッチ付きボリュームに変えます。
このスイッチは電源スイッチに使います。DC電源は、これにより9VのAC-DCアダプタを使用します。
ケースにはDCジャックと外付けボリュームの穴を開けて取り付けます。

《スイッチ付きボリューム、ネジ、ツマミ、DCジャック写真》
具体的な手順は次のとおりです。
(a) 基板より部品を取り外します
基板より電源スナップ配線、入力端子配線、出力端子配線をそれぞれ取り外します。
基板のボリュームも取り外します。もし基板の穴がはんだでふさがったら、つまようじで開けると簡単です。
(b) ケースの加工し穴をあけます
ケースにDCジャック用とボリューム用の穴をあけます。
基板取り付け用穴もあけます。
(c) 電源配線はボリュームのスイッチを利用します
DCジャックのマイナスが基板のマイナス電源、DCジャックのプラスはボリュームのスイッチ端子に配線します。
ボリューム・スイッチ端子のもう片方は基板のプラス電源に配線します。
(d) ボリューム配線を外部にします
向かって外部ボリューム端子の右が基板の内側の穴に、外部ボリューム端子の左は基板の外側の穴に配線にします。
こうしないと、ボリュームを右に回したときに音が大きくなりません。
ボリュームの中央端子は基板の「VR1の中間穴」に配線します。
(e) 入力、出力端子の配線をします
スピーカのケーブルは適当な位置でカットし、それぞれスピーカ側の線を基板の出力端子へ接続します。
プラグ側の線を基板の入力端子に接続します。
(f) 基板をネジでとめて動かないようにします。
DCジャックの位置(左)とボリュームの位置(右)はこのようになります。

《ケースに入れた状態の完成品は次の写真のようになります。》
《完成品の裏からみると、左にスイッチ付きのボリューム、右が電源(9V)用のDCジャックです。》

ケースに入れたら、最終の動作確認をします。
入力のプラグを音源(ラジオ/テレビなどのイヤホン端子)、AC-DCアダプタを電源ジャックに接続します。そこで、ボリュームを回して電源を入れます。これでスピーカから音が出て、ボリュームの回すことで音の大きさが変われば完成です。
●補足
電源を電池駆動にするには、電源スナップの先にDCプラグを取りつけます。写真の電池は充電可能なもので、9Vでなく8.4V仕様のものです。


