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「ガーデニングとホーム・セキュリティの電子工作入門」その後(6)

純水は電気が流れません。純水に塩類が溶け込み、イオン化すると、これらのイオンが媒体となり電気が流れるようになります。この電気の流れやすさを電気伝導度または電気伝導率と呼びます。英語の表記でElectrical ConductivityとなりECと略します。この伝導度を測定する機器を伝導度計、ECメータなどと呼んでいます。

水耕栽培の培養液中には肥料分が溶け込んでいるので、この肥料分の量と電気伝導度に比例関係が期待できます。この培養液中の肥料分の濃度と電気伝導度の関係を調べます。その結果を基に水耕栽培の培養液補充などの管理の方法を考えます。

今回使用するECメータ
ECメータ

アタゴ製DEC-1電気伝導計。
糖度計で有名なアタゴのデジタルECメータ DEC-1です。左側のキャップが電極カバーです。測定範囲は0.00から19.90mS/cmです。mSはミリ・ジーメンスと呼びます。水耕栽培の培養液は1.0~2.0mS/cm位の値になります。

ECメータの電極
ECメータの電極

二つの電極の間に高周波電流を流して、流れやすさを調べます。抵抗計のように直流を流すと電極部分で電気分解が起こるので、溶液の伝導度計の場合は交流電流を使用します。
電源にはLR44のボタン電池を4個使います。
電極は、0.50g(食塩(HCL))/100g水の溶液で7.60mS/cmに校正する。購入時は校正されているので、そのまま使用できます。価格も1万円台前半で購入できます。
アタゴの同じシリーズのPHメータもあります。水耕栽培の管理にアタゴのDPH-1を購入しました。DEC-1と同様に簡単なメインテナンスで利用でき、安価で使いやすいPHメータです。



次回は、培養液の濃度と電気伝導度関係を調べます。



神崎康宏

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