GPSについて
最近はカー・ナビゲーションが普通になり、巡航ミサイルなどの軍事技術から始まったGPS(グローバル・ポジショニング・システム (GPS:Global Positioning System )ですが、携帯電話にも標準で装備されるようになり日常生活に密着した存在になりました。
USB経由でPCへ位置情報を出力できるGPSユニットも1,2万円で入手できるようになってきました。GPSも電子工作の重要なデバイスの一つのようです。
この連載では、GPSについて先ず最近日本語化も進み使いやすくなったパーソナルGPSを題材に、GPSの仕組みとその使い方を調べてみます。
最近、何十年かぶりに山歩きを再開し、国土地理院の1/25000の地図とコンパスの代わりに、ガーミン社のGPSmap 60CSxを購入しました。ハイテク化で、山歩きや街中のナビゲーションがどのように便利になったか確かめて見ます。
その中で、どんな方法で現在位置を知ることができるのか?現在位置の表し方、座標系とは?パーソナル・ナビゲータはどんなことができるのか?具体的な事例で確かめながら報告します。GPSで利用する地図にはどんなものがあるのか、ナビゲーションの目標となるポイントの設定方法や、山歩きや、トレッキング、またはアスリートのトレーニングの軌跡などをPCで管理するための方法などを確認してみます。
●ガーミン社のGPSmap 60CSx
パーソナル・ナビゲータの主要メーカであるガーミン社のマイクロSDカードに対応したGPSmap 60CSxをメインに取り上げます。
日本語に対応していること、1GBのmicroSDカードに各種の地図を格納できることからこの機種にしました。![]()
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携帯電話より少し大きくなりますが、結構手にフィットする形状になっています。
GPSmap 60CSxの基本的な仕様
・ ベースマップ オートルート対応1/20万日本全国地図
・ 1/25000日本詳細道路地図 シティナビゲータ ルートナビ対応 標準搭載
・ TFTカラー・ディスプレイ
・ 気圧高度計&電子コンパス内蔵
・ microSDメモリカード 1GB 標準装備
・ USBおよびシリアル・インターフェース
ガーミン社ではmicroSDメモリカードとUSBに対応したものを第4世代のパーソナル・ナビとしています。第4世代には、GPSmap 60CSxより小型軽量で電池の持ち時間もの倍の34時間となったeTrex Vista Cx、eTrex Legend Cxの2機種も発売されています。この2機種はGPSmap 60CSxより価格が安価に設定されていますが、microSDメモリ・カード、日本詳細道路地図やUSBのケーブルなどはオプションとなっていて、これらを揃えると同じくらいの価格になります。小型軽量で電池交換なしに長時間使いたい場合はeTrex Vista Cxを選択し、より安価を目指すならeTrex Legend Cxの選択となります。
少し大きくともアンテナの感度がよく価格が高くても多くのものが標準添付されているGPSmap 60CSxを選び7月24日からの白山(石川県)の登山で最初のフィールド・テストを行う予定です。
何年も前に神田の登山用品店で、ガーミン社のeTrexを見て欲しくなったのですが高価で入手できませんでした。国内のメーカで開発発売してくれるのを待っていたのですが残念ながら国内からの発売がなく、カシオの気圧高度計付きの時計で我慢していました。国内からではありませんが、日本語化されほぼ全国の地図を格納できるメモリもある、ほぼ望んでいたのもが今回入手できました。
●10mの等高線の日本地形図
GPSmap 60CSxに標準で搭載されている、1/25000の詳細地図は、市街地の道路地図としては問題なくカーナビの地図のように多くの情報が含まれています。しかし、登山などで詳細な地形を知りたい場合は別売の日本地形図10m等高線のJapan TOPO-10Mがあります。まずこれも導入テストしてみます。この製品は、次に示すような箱に入ったDVD 1枚で提供されます。実際に利用する場合インターネットに接続してキーの解除などが必要で少し戸惑う場面もあります。
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【お詫びと訂正】 2007/09/14:10:10 1/25000の詳細地図の説明のところで、「等高線が50m間隔で」を削除しました。
次回から、フィールド・テストの結果も含めて具体的な説明に入ります。
