【白山登山にGPSmap60CSxを携行して(2)】
前回に引き続いて、白山登山に携行した際のGPSmap60CSxの使い勝手について報告します。
・重量
本体の重量は161gでアルカリ電池2本46g、サンヨー製のニッケル水素電池、エネループ2本で約53gとなり、このエネループの電池込みで213gとなります。この他に携行に便利なベルトクリップの重さが17gとなります。計230gで負担になる重さではありません。アルカリ電池とニッケル水素電池の切り替えは、メイン・メニュの設定を選択し、システムの設定の中の電池種別で選択します。
・大きさ
この手の機器は小型のほうがよいのですが、表示される地図が小さくては意味がありません。少し厚みが気になりましたが、電池交換のため裏蓋を外してみますと写真に示すように防水のためのシール。しっかりした厚みをもったケースになっていてアウトドア用品としての安心感が得られました。丸みを帯びた形状が手にフィットします。
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●ベルト・クリップは着脱が容易
ベルト・クリップは、ベルトなどをクリップする「ベルト・クリップ本体」とGPSmap60CSxの裏にネジで取り付ける「ベルト・クリップ取り付け部」で構成されています。取り付け部をベルト・クリップに奥まで差し込むとロックされ抜けなくなります。取り外す時はリリース・ボタンを少し強く押すとロックが外れ、GPSmap60CSxを抜き取ることができます。セット、取り外しがスムーズに行え重宝します。
ベルト・クリップは、腰の真横より少し前などにして横にはみ出さないようにします。腰の真横にセットすると、ドアの出入りなどでぶつけてしまいます
○カシオのPROTREK
同行した方が、カシオのPROTREKを持っていました。温度、気圧、方位が測定でき気圧高度計で標高を簡単に確認できます。雨の中の下山でも、腕時計を見るだけで標高が確認でき、下山の進行状況が把握できます。くたびれて余計な動作は何にもしたくない状況では、腕時計を見るだけで進行状況がわかるPROTREKが羨ましくなりました。
GPSmap60CSxは日常生活防水(IPX7)となっていて雨の中での防水には対応していますが、新しいので濡れないように途中でザックに入れてしまいました。
●日常生活防止(IPX7)
この防水の等級を示すIPX7はJIS C0920で定められた防水の性能で水深1mの水に30分浸かっても内部に水の滲出が認められない性能を示しています。IPは保護コードを示し、次のXは防塵に対するコードが入る位置です。防塵保護が対象となっていないのでXと表示され、次の7が防水保護のレベルを示すコードです。
このコードはJIS C0920により次のように定められています。
0 : 無保護
1 : 鉛直に落下する水滴に対して保護する
2 : 15度以内の傾斜しても鉛直に落下する水滴に対して保護する
3 : 散水(spraying water)に対して保護する
4 : 水の飛まつ(splashing water)に対して保護する
5 : 噴流(water jet)に対して保護する
6 : 暴噴流(powerfull jet)に対して保護する
7 : 水に浸しても影響がないように保護する
8 : 潜水状態での使用に対して保護する
と決められています。7の場合は対象の外郭下端から水面まで1m、試験時間が30minととそれぞれのレベルごとに試験条件が定められています。
この条件をあらかじめ知っていたら、もう少し雨の中でも自由に利用していました。今後はこの条件を基に雨の日の携行方法を工夫してみます。
注 JIS C0920は国内の規格でなく、IEC60529を翻訳し技術的内容などの変更を行うことなくJIS化したものです。
●アクセサリ
ガーミン社のカタログには、防水ケースも用意されています。浮力を持った防水ケースも用意されていて不思議に思いましたが、海や河川上の船やヨットでの使用を考えたら納得できました。今のところ山行きでは防水ケースは必要ないようです。
GPSmap60CSxにはベルト・クリップは標準装備されていましたので、購入する必要はありませんでした。GPSmap60CSxはeTrexに比べ価格が高く設定されていますが、マイクロSDメモリやシティナビゲータが標準装備されているので、実際はGPSmap60CSxのほうが割安と考えています。
●インターネットの通販で入手
アクセサリとしては、表示面の保護のため液晶保護フィルム2枚1200円を購入し画面に張ってあります。
まだ、これらの製品を扱っているリアルの店舗の数は多くありません。しかし、インターネット上には多くの店舗が楽天やその他に見つかり、アマゾンでも扱っていました。ほかの製品と異なって価格は店舗間の差がなく安売りしているところも見つかりませんでした。それでも、各店舗が100名山のルートの無償ダウンロードなど工夫を凝らしているのが伺えます。いろいろ探してみてください
★太陽電池を電源とする登山者数計測器
平瀬道登山口、室堂から御前峰への登山道では、写真に示す太陽電池を電源とする登山者数を数える計数装置が設置されていました。腰くらいの高さに二つのセンサが並んでいます。
センサの前は一列に並んで通過するように注意書きがありました。
ごみの持ち帰りも完全に要求され室堂センタの売店ではビールを飲んだ紙コップも飲んだ人が持ち帰るよう徹底しています。このような徹底した環境対策の山域にふさわしいクリーン・エネルギーの登山者数計数装置でした。
今回防水の規格を確認するのに時間が取られましたので、カーナビの話は次回となります。
