引き続き手回しオルゴール音木箱の製作を行います。
第3回目は完成した基板に電池ケースとスピーカを取り付けて仮状態で動作確認します。確認は内蔵するメロディを自動で演奏させて、基板の動作を確認したら、箱に入れます。
内蔵する演奏曲は15曲あり、音色はオルゴールのほかにピアノやオルガン、犬の鳴き声など8種類を確認できます。
5.基板の動作確認
作り上げた基板に電池ボックスとスピーカを接続したら、基板が正しく動作するか確認します。
基板のSW6のPOWERスイッチをOFFに設定してあるかを確認して単三型電池を4本、電池ボックスに入れます。まず、手動モードでの確認です。SW2のMODEスイッチをHANDにして、POWERスイッチをオンにします。
・赤色発光ダイオード(小)がすべて点灯しているか?
・暗いほうを向けてフォト・トランジスタの前で手を振って何かの音が出るか?
これができれば、自動モードでの確認です。
MODEスイッチをAUTO、SW3のREPEATスイッチをONE側へ設定して、SW5のPLAY/NEXT押しボタンを押すと同じ曲が繰り返します。そこで、再びPLAY/NEXTスイッチを押すと次の曲に移ります。SW4のTONEスイッチを押すとオルゴールからピアノなど音色が変わります。SW1のVOLUMEスイッチは音量の変更押しボタンです。
このあたりの操作方法は説明書に詳しく書かれていますので、参照してください。

基板の状態で動作確認できたら、POWERスイッチをOFFして電池ボックスから電池を取り出します。電池ボックスとスピーカは基板のターミナルボックスより取り外しておきます。
6.木箱に取りつける
基板の動作を確認できたら木箱の中に入れます。その前にA4天板を取りつける蝶番の加工のため上箱に4mmの溝を作ります。これが一番大変でした。もし、木箱に塗装するときは溝ができたこの後に行ってください(ここでは塗装しないで進める)。
電池ケースの取り付けは、説明書に「ポイント」として書いてあるとおり、セロハン・テープなどでネジ、スペーサ、ワッシャを仮止めして行います。
スピーカ、電池ボックス、基板が箱に入ったら、それぞれケーブルを基板のターミナルに配線します。そのあと天板を蝶番でネジ止めすれば上箱は完成です

ローラに輪ゴムをはめます。こので第1回のパーツで輪ゴムが一杯あったとおり、輪の小さな輪ゴムはここで使います。これで紙を摩擦で移動させるに使います。ローラを下箱に入れますが、ローラと穴の間はロウソクのロウなどを塗ると回しやすくなります。
先に基板の動作確認したように、これで電池を入れ、自動モードに設定し動作するか確認しましょう。特に問題なく動くはずです。自動で演奏するための曲はマイコンに内蔵した15曲あります。これだけでもオルゴールとしては十分です。
ただ、オルゴールはフタを開けると演奏しますが、これは基板のスイッチのON/OFFで演奏します。音はきれいです。
7.手動で動かすための動作確認
手動で動かすためには調整用メロディ・シートが必要です。その前に、正しく音階が演奏されるか「音階評価用シート」を使って確認します。「音階評価用シート」は付属のシートをハサミで切って番号順につなぎあわせます。
音階評価用シート

これを、下箱の二つのダボの間に入れて、上箱を乗せ、基板のスイッチを次のように設定します。
POWERスイッチON MODEスイッチHAND REPEATスイッチONE側
これでハンドルを右回転(時計回り)させることで、音階が正しくスピーカから演奏された音が出れば完成です。
つづく。
最終回の第4回はメロディ・シートを使って演奏します。
