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連載 GPSによるナビゲーション(10) 軌跡の読み込み

 登山やサイクリング、ドライブなどの後で、その行程をPCで確認することができます。今回、紅葉で名高い上高地涸沢に行ったときの軌跡を例に読み込みなどを行います。

 

 

gps100010.jpg

軌跡をオン
GPS測位をオンにして、「軌跡ログ」をオンにしておくと上に示したように、歩いた軌跡がディスプレイの地図上に示されます。表示されている地図は日本詳細道路地図(TOPO10)10mの等高線が表示される物です。500mの表示単位以上に拡大しないと等高線が表示されません。10mの等高線を表示するためには120mの表示単位に拡大する必要があります。


表示される軌跡は本体内蔵メモリの軌跡ログ
本体のディスプレイに表示される軌跡は、本体に内蔵されているメモリに記録されている軌跡ログです。マイクロSDカードに記録されている記録ログは本体のディスプレイに表示できません。

 

 

gps100020.jpg

涸沢から北穂高岳、青い空、雪の頂、赤いナナカマドの実
ナナカマドの葉は落ちていましたが、雪と赤い実の晩秋でした。
これから上は、ピッケルとアイゼンの冬山の世界です。

 

 

この涸沢の山行きをGPSmap60CSxで記録しました。その結果をPC上のガーミン社のMapSourceに取り込み、その軌跡を表示します。

PCとGPSmap60CSxをUSBで接続
本体に添付されているDVD-ROMにあるガーミン社のUSBドライバをインストールします。その後PCとGPSmap60CSxをUSBケーブルで接続すると、GPSナビゲータの本体の間でデータの交換が行えます。


内蔵メモリとのデータ交換
内蔵メモリとマップソース間のデータ交換は、GPSmap60CSxとPCをUSBケーブルで接続するだけで済みます。GPSmap60CSx側でほかに特別な処理を行う必要もなく、測地やその他の作業も支障なく行えます。また、USBケーブルが接続されるとUSBケーブルから電源が供給されるので、電池の消耗の心配をしなくて済みます。

MapSourceに軌跡ログを読む
GPSmap60CSxの内蔵メモリに記録された軌跡ログは、マップソースのメニューバーの「転送>デバイスからの受信」で行えます。

 


gps100025.jpg「デバイスからの受信」を選択すると、次に示す接続するデバイスとの間の受信対象を選択する画面が表示されます。ここでは、今回の山行きの軌跡ログを取り込むので、トラック(軌跡)だけチェックしました。受信のボタンをクリックすると、受信が始まり、内蔵メモリに記録されている全トラック(軌跡)データが受信されます。

 

 

 

gps100026.jpg受信された軌跡データ
MapSourceで受信された軌跡データは、MapSourceの該当する地図のエリアに赤い線として表示されます。左側のトラックの表示欄にはACTIVE LOGの表題に続いて、トラックのナンバー 各トラックの軌跡のポイントの数、出発時刻などが、各トラックごとに表示されています。連続して測定していても、トンネルの中や車、休憩所の中などで電波が途切れたりなどで、トラックは分割される場合があります。通常の歩行では分割されることはあまりありませんが、車で移動している場合はかなり分割されています。

 

 


gps100030.jpgトラックの欄で、25日の徳沢ロッジを出発したトラックを選択しています。選択された行程は黄色に変わっています。涸沢へ入る直前に電池を交換したので、涸沢の目的地直前で途切れています。

次回、このトラック・データの内容についてと、カシミールの場合の取り扱いなどについて説明します。

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〈神崎康宏〉


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