PSP+GPS+みんなの地図2(地域版 東日本編、以後みん地図2)について使い心地をまとめました。
■地域版 東日本編について
収録都道県:北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県・静岡県
以上の都道県が収録されている東日本編を購入しました。詳細地図収録市町村であればレベル1(18m)まで表示します。長野県のほか、いくつかの県は、中日本編・西日本編にまたがって収録されているので、得した気分です。筆者の自宅付近は収録市町村に入っていないため、レベル3(100m)表示が最大で、地図表示内容がちょっと寂しいです。
収録都道県以外がどうなっているのかの説明は見あたらなかったので、「もしかして白地図かも?」と心配でしたが、沖縄から北海道まで、レベル3(100m)で掲載されています。「詳細表示が必要な場所ではないけれど、地図がまったく表示されないのは寂しい」と購入する地域(東日本編・中日本編・西日本編)を迷っている方も、自分が住んでいる場所を中心に、一番必要な地域が収録されている”~編”を購入すれば、ほかの県の場所も見ることができます。
■ 地図の表示レベル
地図はレベル1(18m)~レベル9(120km)までの9段階の表示階層があります。レベルはPSPの画面上で約1cmの距離を示しています。
(1) 詳細表示・・・レベル1:18m、レベル2:45m
地域版の詳細地図収録市町村になっていれば、道の幅が実際と同じようにリアルに表示されます。レベル1では光前寺の石段まで表示されて驚きました。道路の色分けはなくなり、グレーになります。
【レベル1(18m)】
詳細地域に入っている市町村でも、場所によっては詳細地図がない場所があります。
逆に対象地域外でも詳細地図になっている場所があり、びっくりしました。どうやらカーナビの市街図の対象地域はみん地図2でも詳細表示が可能と思われます(村の小学校は詳細に表示されますが、中学校は×です。この辺の基準は??です)。
【レベル2(45m)】
レベル1・2の収録地域からレベル3へ移行する境目ではこのように表示が寂しくなります。移動中に収録地域から外れるとレベル1(18m)・2(45m)の表示を選択していてもレベル3に自動的になります。再び対象地域に入っても元のレベルには戻りません。
【18m/100m境目表示】
(2)普通表示・・・レベル3:100m、レベル4:200m、レベル5:450m、レベル6:1.2km、レベル7:4km、レベル8:16km、レベル9:120km
レベル3以上の道路は次の色で識別されます。
高速道路:青
国道:オレンジ
県道:黄色
その他の道:灰色
【レベル3(100m)】
【レベル4(200m)】
【レベル5(450m)】
【レベル6(1.2km)】
【レベル7(4km)】
【レベル8(16km)】
【レベル9(120km)】
レベルを上げると表示される道が減り、表示範囲が増えます。徒歩ナビではレベル2(45m)~3(100m)、カー・マップではレベル5(450m)が使いやすいと感じました。
素早い場所の移動にはレベル7(4km)が使いやすいでしょう。使用目的に合わせて表示レベルを選んでください。
■GPSについて
家の中では窓際に置いても衛星の捕捉が困難です。東・南の窓で試したところ、たま~に捕捉することもありますが、ほぼ絶望的です。
購入した当日の夜、家の中で設定して、GPSの受信を試みて失敗し、「壊れているんじゃないのか?」と思わせる結果になります。これから寒い季節になりますが、車の中か、屋外に出るしかありません。
車の中に持ち込むと、Sleepモードからのホット・スタートであれば3分ほどで衛星を補足し、衛星インジケータが水色に変化します。家の中からでは いくら窓が大きくても天空に開けていないので、だめでした。同じ条件で、携帯GPSは難なく測位に成功しています。携帯は衛星と基地局電波を併用している ため、捕捉範囲が広くなっています。
購入当初、助手席に座った「チャレンジャ・一平君」にPSPを持たせて走行しましたが、どうにもGPSの受信状態が安定しません。うまく固定しないと運転席から見ることもできません。
簡易でもいいので車内に固定すると、劇的にGPS衛星の捕捉状況が改善され、受信状態が安定します。
一度衛星を捕捉に成功すると、以後は安定して測位します。宮田村~飯田市まで30kmの走行中、衛星をロストすることはありません。田舎道で天空に障害物がないという好条件ですが、走行中も10秒ごとに更新が行われます。
チャレンジャ一平君の徒歩ナビでは、衛星ロストはありませんでした。みん地図2の主な目的である徒歩ナビでは問題なく衛星捕捉できます。
■収納ケース
GPSを装備したPSPを入れるケースは適合する製品があまりないようです。みんなの地図全国版GPSセットに付属していたケースが唯一の対応品かもしれません。
そこで、100円ショップを徘徊してサブポケット付きのソフト・ケースを見つけました。これがPSPにぴったりで、GPSを装着したままでも余裕で収納できます。ポケットにはUMDやストラップを収納しています。
逆さまにして被せれば、車に装備したときの目隠しにもなります。筆者はデジカメ用と色違いで購入しました。お試しください。
■バッテリについて
バッテリは3時間30分を過ぎた頃に緑のインジケータが点滅を始めます。そのまま点滅を続け、4時間で自動OFFとなりました。PSPはGPS装着状態で約4時間、未装着で約8時間の使用が可能と思われます。
筆者の通勤時間は片道1時間程度なので、毎日充電すれば問題なく使用可能です。市販のカー・バッテリ用アダプタを使用すれば、使用時間を気にすることなく車内での使用が可能です。
■次のバージョンアップではぜひ実現してください(要望)
・道路は国道、県道、高速道路、その他という区別になっています。農道(例:中央アルプス花の道)はその他の道路になります。筆者の住んでいるところでは県道に準じる主要道路なのですが、レベル3(100m)より上げるとその他の道路と同じ扱いになってしまいます。
中央アルプス花の道はレベル2以下では名称も表示されるので、データとしては入っていると思われ、ちょっと悔しいです。
せっかくの地域版なので、”主要地方道路”の扱いも考慮して欲しいと感じました。
・徒歩ナビ使用時には自分の歩いた足跡を後で眺めたくなりますが、足跡機能(ログ機能)がありません。「今日はこんなに歩いたんだ。」と一人でにやにやするには欠かせない機能です。ぜひ搭載して欲しいと思います。
・進行方向を自動的に向く、ヘッドアップ機能がないのは車載してカー・マップとして使用する場合はちょっと不便です。手動でやっています。
・夜用マップは使える機能ですが、時間で判断して自動で切り替わるモードが欲しいです。
・詳細地図レベル1・2の収録地域外に入るとレベル3表示なるのは仕方ないと思いますが、収録地域に戻った際に表示を自動的に元に戻して欲しいです。見ている場所の最大収録レベルが表示されないために操作するまでわからず、不便です。
■まとめ
文句ばかり書きましたが・・・
・みん地図2は家の中で「地図」として眺めるには最高です。詳細地図がリアルで、神社の階段まで表示されます。拡大縮小動作が速いために、日本全図 から希望の地域を表示し、拡大しながら目的地にたどり着くことができます。カーナビは検索機能は豊富ですが、地図を眺めながら場所に近づくことが難しく なっています。その点、みん地図2はまさに地図帳感覚で利用することができます。
・「現在位置が確認できる地図」として使うと最高の満足度が得られます。みん地図2を上手に利用して、”徒歩”の楽しさを再発見しましょう。
これで第2章を終わります。第3章は、お気に入りの場所が登録できる”Myスポット”登録と登録したデータをインターネット経由で共有できる”ペタマップ”、無線LANを使った測位システム”PlaceEngine”についての予定です。
