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SANWAディジタル・マルチメータPC20TKの組み立て 3.部品の取り付け ~その1~

説明書24ページを開いてください。「4-6 プリント基板(大)の部品取り付け、および配線」の「(1) 部品実装面側の部品取り付け」を行います。

部品実装面とはA-Dコンバータ用平面ICが取り付けられている面です。

1 水晶振動子

Y:水晶振動子

取り付けは、はんだ付けで行います。

水晶振動子を台紙からはがしてください。銀色の楕円形の部品です。基板大の取り付け場所を確認します。

1_suishou1.jpg

水晶振動子には向きはありません。確認した場所に部品実装面より差し込みます。

2_suishou2.jpg

差し込み後、基板を裏返してはんだ付けします。はんだ付けは次の要領で行います。

(1) 基板パターンとリード線にはんだゴテで同時に熱を加えながら「1・2・3」と数えます。
(2) 次に、コテに沿って「1・2・3」と数えながら、はんだを流し込みます。
(3) コテを離して「1・2・3」で、はんだを固めます(冷えるのを待つ)。

コテを離すまではコテを動かさないのがきれいに仕上げるコツです。

3_suishou3.jpg

はんだが固まったら余分なリード線をニッパで切り取ります。

4_suishou4.jpg

水晶振動子の取り付けが終わりました。

5_suishou5.jpg

基板に密着させて取り付けてください。

6_suishou6.jpg

アームの使用

一人で工作を進める場合、基板や部品を保持するアシスト・アームがあると便利です。写真は基台・ルーペとセットになっている製品を分解し、アーム部分だけにしたものです。コンパクトなので、携帯に便利です。

7_arm.jpg

2 ダイオード

D5:ダイオード

部品を台紙から剥がすと台紙の接着成分が部品に少し残っています。これを利用して、部品を基板に押しつけるとうまく仮固定できます。基板に印刷されている(+)・(-)と部品の(+)・(-)を合わせます。

8_d1.jpg

部品の足と基板パターンの両方同時にコテで熱を加え、はんだを流します。はんだが足とパターンの間に"流れ込む"まで熱を加えて、コテを離してください。

9_d2.jpg

3 抵抗9MΩ

R36:抵抗9MΩ(白黒黒黄紫)

取り付け場所に仮置きして長さを確認してください。抵抗本体を含めた全体の長さが幅15~6mmになるようにリード線をニッパで切ってください。

10_9m1.jpg

テープで抵抗の半分程度を仮固定してください。写真は製図用の紙テープを使用しています。

11_9m2.jpg

抵抗のリード線とパターンに同時に熱を加えて、はんだを流します。はんだが流れ込むのを確認してからコテを離します。はんだが固まれば完了です。

12_9m3.jpg

テープを剥がして、残りの足を取り付けてください。

13_9m4.jpg

4 抵抗1MΩ

R17:抵抗1MΩ(105、角チップ)

唯一のチップ部品抵抗です。リード線がありませんが、大型なので問題なく取り付けできると思います。指定の位置に抵抗を置きます。

14_1m1.jpg

テープで片側を仮固定します。

15_1m2.jpg

チップ抵抗とパターンの隙間にコテを当て、はんだを流します。はんだが流れ込むのを確認後、コテを離します。

反対側も同様に取り付けてください。

16_1m3.jpg

これで部品実装面側の部品の取り付けは終了です。

長野県飯田工業高校 竹内浩一


「PC20TK」は教材用として販売されています。個人向けには販売されていません。
なお、エレキジャックNo.5(1/25発売)号のモニタ企画で読者の方に提供される予定です。p.174の応募要綱をご参照の上、ご応募ください。





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