« SANWAディジタル・マルチメータPC20TKの組み立て 8.リア・ケースの組み立て | メイン | SANWAディジタル・マルチメータPC20TKの組み立て 9.各部の様子 »

連載GPSによるナビゲーション(19) USBによる電源供給

今回は、USBインターフェースによる電源供給について説明します。

USBのインターフェースは次に示すように、一般のPCに接続する機器の標準Bプラグ以外に、ガーミン社のGPSに用意されているミニBレセクタブルなど、次に示すように複数の形状のインターフェースが用意されています。

gps190010.jpg

GPSmap 60CSxは、ミニBレセクタブルを使用しています。標準タイプのケーブルは4ピンで1が電源、4がGNDとなっています。ミニタイプのレセクタブルは上記のように5ピンとなっています。標準プラグと同様、両端のピンが電源とGNDになっています。1番ピンが電源で、5番ピンがGNDです。
この電源(BUS)とGNDの2本のラインで、USBケーブルで接続される機器が電力を受けることができます。

PCに接続する場合、このラインで電源を受けることができるので、地図データの受信などで数時間もかかる作業を行う時でも電池の消耗と無関係に安心して処理ができます。

自動車のシガー・ソケットから電力をとる
今回自動車のシガー・ソケットから電力を取るために、USB端子付きの携帯電話機充電器を使用することにしました。


gps190030.jpg1000円以下で入手できます。自動車の中で使用するときには電池を消耗させずに利用でき、歩行中のみ電池の使用となるので電池が長持ちします。

USBケーブルのホスト(PCなど)とターゲット(GPSナビゲータなど)の間の電源以外のケーブルは、次のように接続されます。


gps190020.jpgホスト側で15kΩの抵抗で、それぞれ信号線がGNDにプルダウンされています。ケーブルが接続されるとターゲット側でどちらか一方のケーブルがプルアップされるので、機器が接続されたことがわかります。

しかし、上記の携帯電話充電用のアダプタに追加されたUSBのコネクタはD+、D-のラインは共にオープンになっているのでUSBケーブルを接続しても、信号線はオープンのままで、機器は何もつながっていない状態になっています。
携帯電話充電用アダプタのUSBコネクタの電源(BUS)は5.4Vの電圧が出ていました。車で移動中はこのUSBケーブルを電源にしています。


シガー・ソケットにレギュレータICをセットしてUSBコネクタを取り付ければ自作もできます。その際、コネクタ、上記で参照した「USBターゲット機器開発のすべて」(インターフェース編集部編 CQ出版)にケーブルなどの仕様が詳しく載っています。


<神崎康宏>

カテゴリ:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.eleki-jack.com/mt/mt-tb.cgi/1205

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

カテゴリ

会社案内
情報セキュリティおよび個人情報の取り扱いについて

コメントとトラックバックは、spamを予防するために、編集担当が公開の作業をするまで非公開になっています。
コメントはそれぞれ投稿した人のものです。

Powered by
Movable Type 4.1