« 4-7 地図画面について | メイン | 連載GPSによるナビゲーション(23)GPSmap60CSxの使い勝手(4) »

連載GPSによるナビゲーション(22)GPSmap60CSxの使い勝手(3)

トリップの軌跡データ
 前回はトリップデータの利用方法について説明しました。ウォーキングなどで歩いた距離、全体の早さなどはトリップ・コンピュータページで分かります。今回は軌跡データでその行程の詳細の確認を行います。

PCへ軌跡データの転送方法
 GPSmap60CSxとPCとの間でGPSデータの受け渡すには、次の二つの方法があります。

(1) 通信機能を利用する
 Garmin社のMapSourceやカシミール3Dに備わっている、GPSデバイスとの通信機能で受け渡しする方法です。連載10回で説明した上高地・涸沢の軌跡の読み込み、連載14回15回で行った雲取山の登山道を作成しGPSmap60CSxにアップロードした方法などがこの方法です。

(2) 内蔵のSDメモリカードをPCのリムーバル・ディスクとする
 GPSmap60CSxのSDメモリカードをUSBメモリ・カードと同じようにリムーバル・ディスクとして利用する方法があります。この設定には、次に示すようにメイン・メニューから設定を選択し、インターフェースの設定画面でUSB Mass Storageを選択します。

 

GPS220010.jpg MapSourceやカシミール3Dなどからアップロード/ダウンロードの場合はインターフェースの画面で、接続済みとGARMINになっていることを確認すればPCとの通信処理ができます。また、PCと接続された状態で、GPSmap60CSxのほかの処理を行うことができます。PCの外部記憶装置(リムーバル・ディスク)として利用する場合は、次のUSB Mass Storageを選択して実行キーを押します。

 


GPS220020.jpg このUSB Mass Storage を選択し実行を押すと、GPSmap60CSxはリムーバル・ディスクに専念し、ほかの処理はできなくなります。USBケーブルを外すと、リムーバル・ディスクから元のGPSmap60CSxに戻ります。


GPS220030.jpg USB Mass Storageが設定されると、通常のUSBメモリなどと同様にエクスプローラで軌跡データのコピーや移動などが簡単に行えます。

ディスクに保存しておく
 GPSmap60CSxの内部メモリに保存されたトラック・データなどは、アップロード/ダウンロードで受け渡しができます。しかし、SDメモリ・カードに保存されたデータは、SDメモリ・カードをリムーバル・ディスクに設定して、PCから読み込めるようにしなければ利用できません。PCに専用のフォルダを用意して軌跡データを保存してあります。これでいつでもMapSourceやカシミール3Dで利用できます。
 SDメモリ・カードのデータは、PCのハードディスクにすべて保存していつでも参照できるようにしてあります。カーナビでは、軌跡の保存ができませんがGPSパーソナル・ナビゲータでは軌跡の保存ができます。車で出かけたときのルートをPCにも保存して、後でどのルートを利用したか、何時に出て、どのくらい時間がかかったかいつでもわかるようになっています。

カシミールで保存されたデータを呼び出す
 ハードディスク上のGPSデータを呼び出す場合は、ファイル>GPS各種ファイルを読む で該当するGPSファイルを開きます。20080209.GPXファイルを呼び出します。

 

GPS220040.jpg 呼び出されたデータのうち、厚木の七沢にある神奈川県立七沢森林公園での軌跡を確認します。編集>GPSデータ編集 を選択してGPSデータ・エディタを起動し、トラックをクリックします。

 

GPS220050.jpg ACTIVELOGの一覧が表示されるので、該当するトラックを、スタート時間などを参照しながら選択します。編集メニューの「トラックの編集」を選択して次に示すトラック・データ編集のウィンドウを表示します。または地図上の該当するトラックを選択して右ボタン・クリックでトラック>編集を選択しても、トラック・データ編集のウィンドウが表示できます。

 

GPS220060.jpg このトラック編集で、ポイントを選択すると、人形マーカが表示され行程のどの位置にいるのかわかります。メインの地図上にも次に示すようにマーカが表示され、エディタでポイントを移動するとそれにつれてマーカが移動しトリップの状況がわかります。

 


GPS220070.jpg エディタでは各ポイントの通過時刻、ポイント間の移動時間、移動距離、移動方向、移動速度が確認できます。休憩したとき、少し元気良く歩いたときなどトリップの状況がよくわかります。トラック上にマーカの人形が動いているのを見るだけでも楽しいものです。

<神崎康宏>


カテゴリ:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.eleki-jack.com/mt/mt-tb.cgi/1334

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

カテゴリ

会社案内
情報セキュリティおよび個人情報の取り扱いについて

コメントとトラックバックは、spamを予防するために、編集担当が公開の作業をするまで非公開になっています。
コメントはそれぞれ投稿した人のものです。

Powered by
Movable Type 4.1