LTSPICEのインストールに必要なファイルは、リニアテクノロジー社のホームページから無償でダウンロードできます。
インストールには、次の三つのファイルが必要になります。
(1) Swcadiii.exe(実行形式のファイル)
このファイルを実行すると回路シミュレータをインストールされ、利用できるようになる。
このファイルを実行するとインストール作業が開始され問い合わせに答えるだけで
自動的にインストールが進行します。デフォルトの設定で、ProgramFileのフォルダの下に
LTCの名の専用フォルダが作られ、必要なファイルが格納されます。
(2) scad3.pds (ドキュメント)
英文のLTSPICE/SwitcherCADIIIのユーザーズガイド。
LTSPICE/SwitcherCADIIIの具体的な取扱説明書。本シリーズの多くは
このユーザーズ・ガイドを参照しています。
(3) LtspiceGettingStartedGuide.pdf (ドキュメント)
スタータ・ガイド、初めてLTSPICE/ SwitcherCADIIIを利用する人を対象としたガイド。
全体像が簡潔にまとめられています。
具体的なインストールの手順
上記のファイルは、リニアテクノロジー社の次のWebページからダウンロードできます。
このページは、ホームページのトップページのメニューからデザイン・サポートを選択し、次にデザイン・サポート左側のメニューからデザイン・シミュレーションを選択すると表示されます。
ダウンロードするファイル
回路シミュレータの本体は、上記のページの「ダウンロードSwitcherCADIII/LTSPICE」の部分をクリックしてダウンロードします。Windowsの標準のセキュリティ設定では、次に示すようにロードの可否を聞いてきます。そのため、メッセージのウィンドウを閉じて情報バーをクリックしてダウンロードを開始します。
ダウンロード前に、次に示す、ファイルの「保存」、ファイルの「実行」の選択を行うウィンドウが表示されます。
「実行」を選択すると、ファイルは一時ファイルとしてtempフォルダに保存されます。その後、tempフォルダに保存されたファイルからインストールが実行されます。「保存」を指定すると、インストールのためのファイルの保存先が指定でき、再インストールなどが簡単に行えるようになります。そのため、ダウンロードのフォルダにLTSPICEダウンロード用のフォルダを作り、そこに保存することにしました。
保存フォルダの設定
「保存」のボタンをクリックすると、次に示す保存対象のswcadiii.exeを保存するフォルダを設定する画面になります。
保存先フォルダの作成
フォルダ欄に示されている、ダウンロード・フォルダの下に新しくLTSPICEフォルダを作成してダウンロード先とします。フォルダは「ダウンロード」を選択した後メニューの「新しいフォルダ」をクリックして新しくフォルダを作成します。次に新しく作られたフォルダの名称をLTSPICEに変更し保存先とします。
その新しく作成したフォルダを選択し、保存ボタンをクリックするとダウンロードを開始し、次のダウンロードの進行状態を示すウィンドウが表示されます。
ダウンロードの進行
ダウンロードするファイルは、バージョン2.23のもので7.44MBのサイズでした。ネットワークの回線速度によりますがブロードバンドの回線では1~2分でダウンロードが完了します。メニュー・バーにはダウンロードの進行状況が表示されます。
完了画面で実行ボタンをクリックしてインストール開始
ダウンロードが完了したら、完了画面の実行ボタンをクリックしてインストールを開始します。
この後、システムの変更追加の許可を求めるメッセージが表示される場合があります。その場合、変更を許可して次に進みます。
SwitchCADIIIのライセンス許諾
インストールが開始すると、ライセンスの許諾画面が最初に表示されます。ライセンス条件は、無償で利用できるが、サポートは行わない、リニアテクノロジー社の製品のシミュレーションを行う場合に不都合が生じたときについては米国のサポート・センタで問い合わせに応じているが、それ以外については一切の責任を負わないことが明記されています。
インストールを開始
「Install Now」のボタンをクリックすると、Program File\LTCフォルダの下に必要なファイルのインストールが開始されます。上記のウィンドウの左下に、インストール中のファイル名が表示されます。リニアテクノロジー社の主なデバイスのデータもインストールされます。
インストールが成功すると次の、インストールが成功したことを示す表示が現れます。
インストール完了
OKをクリックするとSwCADIIIのアイコンがデスクトップに表示されます。
そして、次に示すLTSPICE/SwitcherCADIIIが起動します。この回路図エディタのウィンドウでシミュレーションを行う回路図の作成を行います。
次回、この回路図エディタの使い方から説明します。
<神崎康宏>

コメント (1)
LTSpiceSwCADの入門は↓のサイトもおススメです。
http://www.geocities.jp/ltspice_swcadiii/index.html
入門レベルを卒業したらここ↓がおススメです。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~river_r/bell/
投稿者: 無鉛はんだ | 2008年5月18日 01:20
日時: 2008年5月18日 01:20