利用環境の整備
インストールされたLTSPICE/SwitcherCADIIIを起動すると次のウィンドウが表示されます。インストール時にデスクトップに設定されたSWCDIIIのアイコンをダブルクリックするか、スタート>すべてのプログラムで表示されるインストールされているプログラムのリストからSWCDIIIを選択して起動します。
このウィンドウでは次の処理が行えます。
1) メニューバー ファイル
(1) New Schematic
新しい回路図を作成する。File>New Schematicを選択するか
ツールバーからも起動できます。
(2) File>New Symbol
新しいデバイスの設定を行う。File>New Symbol 新しいデバイスを
登録する時などに利用します。
(3) File>Open
回路図ファイルを開く。File>Open 以前作成して保存したファイルを利用します。
(4) File>Print Setup
プリンタの設定 File>Print Setupで印刷時のプリンタの選択、用紙などの
設定が行えます。
この他にライブラリに関する項目がありますが、当面は使用していません。
2) メニューバー ビュー
メニューバーのViewではツールバーの表示のオン/オフが行えます。多くの作業がこのツールバーのアイコンを選択するだけで進められる、便利な機能です。デフォルトで上記のように表示状態になっています。
そのほか、下段のステータス・バー、複数のウィンドウを開いているときに、ウィンドウを区別するWindow Tabsのオン/オフができます。通常はデフォルトの表示にしておきます。
3)メニューバー Tools
メニューバーのToolsの中には次の三つの機能が用意されています。具他的な機能はそれぞれ必要になる場面で再度検討します。
(1) Control Panel
コントロール・パネルでは、LTSPICE/SwitcherCADIIIの動作条件などを
細かく設定することができます。スタート時は次に示すμ文字の代替表示以外の
事項はデフォルトのまま利用します。次に変更するControl Panel の設定画面を
表示します。
LTSPICEは日本語化されていません。またμの表示が文字化けしてしまいますので
上記のように
Convert ‘μ’to’u’[*]
の欄をマウスでチェックしてμの代替表示をuにします。
(2) Color Preferences
このツールで、表示カラーの編集を行います。今のところデフォルトの設定のまま
使用しています。
(3) Sync Release
リニアテクノロジー社のWebページで新しい回路シミュレータ・モデルの有無や
新しいバージョンの有無をチェックして、新しいものがある場合自動的に
ダウンロードして更新します。
Sync Releaseを選択すると、上記の画面が表示されOKボタンをクリックするとチェックをし、必要に応じてダウンロード更新を行います。
リニアテクノロジー社では頻繁にデバイスの追加などを行っています。そのため、気がつくと、この更新を行われています。ここでは、Control Panelでμ文字の代替設定を行い、環境整備が行える設定があることを確認し次に進みます。
次回は、File>New Schematicで新しい回路図の作成のための説明をします。
