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連載キットで作る(33) AC増幅回路で音声スイッチの検討(3)

マイクの出力を増幅
 コンデンサ・マイクの出力を、次のOPアンプ(LM358)の反転増幅回路で増幅します。
KT0330020.jpg

 反転増幅器のこの回路の増幅率は R5/R4=150k/10k=15 と15倍も増幅率が期待できます。LTSPICEの回路シミュレータを用いて、上記の回路に10mVの正弦波を加えたときの出力をシミュレートしてみました。

 

KT0330030.jpg 赤いラインが入力信号で、ピークが10mVとなっています。出力は緑で150mVのピーク値が得られています。
 OPアンプLM358をブレッドボードにセットして実態の反転増幅器を組みました。その入出力の信号をオシロスコープに表示しました。

拍手の波形
 コンデンサ・マイクの出力が黄色のラインで10mV、青のラインが出力で100mVの感度となっています。この単位は、オシロスコープの横ライン1メモリあたりの感度です。また、プローブで信号は1/10に減衰していますので、実際の回路の値はこの表示の10倍の値です。

 

KT0330010.jpg 拍手すると、スパイクのピークが現れます。真ん中の1番大きい下向きの約15mVのピークは、出力では上向きの180mVのピークとなっています。反転増付記のためスパイクの極性が反転しています。プラス側に振り切れているため入力に対して12倍の値になっています。2番目の下向きのピークは入力8mV、出力が120mVで15倍の増幅率になっています。期待通りの増幅率が示されています。

拍手の検出には絶対値を検出したい
 拍手の信号は正負一方向のスパイクになる場合があります。正負どちらのスパイク信号でもその絶対値を増幅し所定の値以上になったらスイッチが働くようにと考えています。次回、OPアンプを利用して絶対値を増幅する回路を考えます。

<神崎康宏>
【お詫びと訂正】2008年9月22日 18:30:00 回路図のLM358の入力端子 プラス入力、マイナス入力の位置に誤りがありましたので訂正しました。 
          マイクからの入力   2(マイナス入力)
          電源を分圧した入力 3(プラス入力)
 

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