何度かD級アンプを紹介しています。大阪でもD級アンプ基板キットが売られているというので入手し、作ってみました。今回紹介するD級アンプDAMP-3120は、共立エレショップ(デジット)で販売するD級アンプのうち、ワンチップでステレオ20W動作するものです。
このアンプは共立エレショップ(デジット)ホームページのD級アンプキット一覧にあります。
20WステレオD級パワーアンプ・キット/DAMP-3120 の説明
なお、共立エレショップで販売しているこのキットは通販でなく、秋葉原の若松通商で入手しました。
1.共立エレショップが販売するD級アンプ
このD級アンプ・キット(DAMP-3120)はテキサス・インスツルメンツ(TI)社製のD級アンプIC TPA3120D2を使ったデジット製オリジナル・オーディオ・アンプです。
このアンプは
・10V~24V電源にて動作
・ワンチップながら20Wステレオ出力
・出力部分は電源電圧1/2を中間として動作
・出力フィルタとコンデンサが必要
というものです。
このキットの動作を説明したものは、TI社のホームページからもダウンロードできます。
TPA3120D2, 25Wステレオ、class-D オーディオ・パワー・アンプ
基本的な回路はTI社の説明書、図27(クリックで拡大)に掲載されています。
また、二つの出力端子をBTL接続し、モノラル・アンプとして使用する例もあり、その回路図は図28(クリックで拡大)として掲載されています。
2.製作するために部品を確認する
キットに付属する説明書はイラストが多く、わかりやすく説明されています。また、キットの部品は基板にはんだ付けするコンデンサと抵抗器がほとんどです。安心して製作できそうです。
なんと、このキットの電解コンデンサはオーディオ用のミューズ・コンデンサを採用しています。
付属する基板には、すでにD級アンプICがはんだ付けされています。
使用する電源アダプタとしては最大24Vー6Aです。ただし、これはハイパワーで使う場合に必要な電源容量です。筆者はテストなので、過去に使ったスイッチング電源12V-3.8Aのものを使うことにします。
(参考)
D級アンプの基本動作説明はトランジスタ技術誌2008年3月号特集や5月号の165ページにありますので、参照してください。また、秋葉原では7月4日に実験ライブセミナー2008の講演があります。
後田敏
