« 大阪のD級アンプ・キットDAMP-3120(2/2) | メイン | 連載(27)水耕栽培 栽培のためのツール(4) 制御回路組み立て »

ブレッドボードでLEDを点滅させてみよう その2

 前回は、ブレッドボードに関して説明しました。

 引き続き、使用する工具の電子部品について説明します。

用意する工具
 ニッパーと、ボリューム(半固定抵抗)を回すドライバ、マジックを用意します。ニッパーは電工用と呼ばれる大き目のものではなく、電子工作用のマイクロニッパーを用意してください。写真はエンジニア製の NS-04G です。

必要な工具の一覧
マイクロニッパー
プラスドライバ
マジック

tools.jpg
ここで用意した工具
用意する電子部品
 用意する電子部品は表と写真のようになります。LED は何色でもよいのですが、ここでは青と赤の超高輝度タイプを使ってみました。単3乾電池4本も用意してください。

用意する電子部品一覧

部品番号 部品名 メーカ 値・型番 備考
C1 電解コンデンサ   10uF 1  
D1, D2 LED   LED 2 二つのLEDは同じ色でも別の色でもよい、好きな色を選ぶ
IC1 タイマIC ナショナルセミコンダクタ LMC555 1 CMOSタイプなら別のメーカでもよい
Q1 トランジスタ 東芝 2SC1815 1 YランクでもGRランクでもよい
R1 炭素皮膜抵抗   1kΩ 1 1/4W でも 1/6Wでもよい。茶黒赤金
R2, R3 炭素皮膜抵抗   47Ω 2 1/4W でも 1/6Wでもよい。青紫黒金
R4 炭素皮膜抵抗   100kΩ 1 1/4W でも 1/6Wでもよい。茶黒黄金
VR1 半固定抵抗   1MΩ 1 105と表記されている
  電池ボックス     1 単3電池が3本または4本入るもの、電池スナップが必要なら、忘れず用意する


parts.jpg
用意する電子部品を並べたところ(電池ボックスを除く)

battery1.jpgbattery2.jpg
電池ボックスと電池スナップ

回路図
 LED を点滅させるための回路図は以下のようになっています。

circuit.gif

  なんだか難しそうと思われたかもしれませんが、大丈夫です。一つだけ覚えてください。それは、回路図上で線が交差しているとき、黒丸があるときには互いをつなぐこと、ないときにはつながないことです。 たとえば、タイマIC IC1の2番、6番、コンデンサC1の+、半固定抵抗VR1 の3番はつなぎますが、IC1の3番、4番とはつなぎません。
 それだけわかっていれば、回路図上でつながっている部品の足の番号同士を、実際の部品の足の番号同士がつながるように、ブレッドボード上の配線、ジャンプ・ワイヤ、ワニ口クリップつきビニール線でつなげていくだけです。

部品の足の番号
 それでは各部品の足の記号を見ていきましょう。
□電解コンデンサ
 電解コンデンサはマイナス側に写真のように「-」の記号が印刷されています。プラス側「+」には印刷されていないことで見分けます。また足が「+」のほうが長くなっています。回路図上では「-」は表記しません。
C.jpg
□LED
 LED には A (アノード) と K(カソード)のピンがあります。足が長いほうが A (アノード)です。LED の中を見ると A, K 側それぞれ形状が違うことでも見分けられます。足を切る前に、マジックで色を塗っておくとわかりやすいでしょう。

LED1.jpg
LED2.jpg
LED3.jpg
□タイマIC
 ICの足には、1から8までの番号が半時計回りについています。図のように、1番ピン側にU字のくぼみと、円いくぼみがついています(ICによっては、いずれかしかない場合もあります。
 555は、エレキジャックNo.6の特集で取り上げていますので、ぜひ、参考にしてください。

555.jpg
□トランジスタ
 トランジスタの足には E (エミッタ), C (コレクタ), B (ベース)の記号がついています。裏表は型番(省略形)が印刷されていることで見分けます。足の番号は、ここで使う 2SC1815 の場合の並びで、ほかのトランジスタでは違う場合があります。

TR.jpg
□抵抗
 抵抗には足の記号はありません。どちらの足を回路図上のどちら側に使ってもかまいません。表面には抵抗の値を示すカラーコードが印刷されています。金色を目 印に見ると区別がつきやすいと思います。抵抗の大きさの違いは、定格電力の違いですが、ここでは気にせず、いずれを購入してもかまいません。

R.jpg
□半固定抵抗
 半固定抵抗には3本の足があります。1と3は、逆にしてもかまいませんが、点滅の速さを調整するときに回す方向が逆になります。

VR.jpg 次回は、組み立てを行います。
<光永 法明>

カテゴリ:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.eleki-jack.com/mt/mt-tb.cgi/1537

コメント (6)

はじめて投稿します。60年代の国産プラモのブログを書いてます。当時のジャンクの再生なんかもやってます。電気はまったく初心者で、やっとLEDとモーターを同時に作動させられたくらいですが・・・たとえば模型用のマブチの小さなモーター(RE140とか)と自己点滅LED(または普通の高輝度3ミリLED白に点滅ICを接続)を並列でつないで、3V(単3電池2本)で通電すると、点滅しません。モーター側に電解コンデンサ(25V 47μF)を並列でつなぐと、点滅はするのですが、不安定でモーターの回転も不安定です。
どうすれば、安定して点滅・モーター回転しますか?
どうぞご教授ください。

吉田@管理人:

問題の切り分けをして見ましょう。
(1) 白色LEDは3V以上の電圧が必要です。
(2) 電池を1本足して4.5Vにしてみましょう
(3) そのままLEDをつなぐと電流が流れすぎて壊れるので、直列に150オーム前後の抵抗を入れます。
(4) LEDが光ることを確認します
(5) 点滅用のICの型番は何でしょうか?
(6) 点滅用のICを配線して、LEDを点滅させます。点滅用のICの最大定格が4.5V以下だとそのままでは使えないです。
(7) LEDの両端の電圧を測ってみてください。一定ですか?

ぷらもった:

早速、ありがとうございます。
白LEDに点滅IC(型番が印刷されてない・・3本脚)と抵抗つないで、単3電池2本で点滅しました。抵抗なしの方が点滅がはっきりしてます。これにマブチRE140を並列でつなぐと、モーターは回転しますが、LEDはぼんやり光って点滅しません。モーター側にコンデンサーを並列でつなぐと・・点滅しません。ちょっと素人なんですが・・コンデンサーの脚にモーターのコードを並列で接触させると、不安定ながら点滅します。でもハンダづけすると・・・しません。LEDに掛かっている電圧を測定する道具ありません。
すいません。4.5Vや6Vの電池にしても同じでした・・・??です・・やっぱり複雑な回路が必要なのでしょうか? 点滅ICは2.2~5V対応だそうです。

yoshida@管理者:

問題の切り分けをして見ましょう。その2
モーターはつながず
(7) LEDの両端の電圧を測ってみてください。一定ですか?
 点滅にあわせて0Vと3Vの間を行き来していませんか?
(8)並列にコンデンサをつなぐと電圧はどうなりますか?
 ずっと3Vままでしたでしょうか?

ぷらもった:

コンデンサーのつなぎ方に問題がありそうですね。電圧測る器具を買いに行ってきます・・・

yoshida@管理者:

問題の切り分けをして見ましょう。その3
(9) LEDには最大20mAが流れると想定します。
 モーターの電流をカタログから調べてください。
 点滅ICでその電流が流せますか?
 点滅ICにモータをつないで不安定な動作をしているとき、点滅ICはすごく熱くなっていませんか?

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)





おすすめ書籍

会社案内
情報セキュリティおよび個人情報の取り扱いについて

コメントとトラックバックは、spamを予防するために、編集担当が公開の作業をするまで非公開になっています。
コメントはそれぞれ投稿した人のものです。

Powered by
Movable Type 4.1