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大阪のD級アンプ・キットの続き(2/2)

 引き続き、共立エレショップ(デジット)が販売する1Wと2WのD級アンプ・キットの製作です。ステレをで利用するなら1Wモノラル・アンプを2個作るのはあまり意味がなく、2Wステレオ・アンプ・キット1個のほうが良さそうです

 このキットの説明書はここにあります。

 ・1W D級オーディオ用モノラル・アンプ・キット/DAP81_KIT  
  ・2W+2W D級オーディオ用ステレオ・アンプ・キット/DAP82_KIT  
 

3.1Wアンプを先に製作する
 1WモノラルのD級アンプ・キットのほうは部品数が少ないので簡単に製作できます。金色のミューズ・コンデンサには極性あり、方向に注意してはんだ付けします。抵抗は立ててはんだ付けします。
 このキットには説明書の完成見本写真と異なる部品、コネクタが3セット入っています。(*注)このコネクタは入力、出力、電源とも同じコネクタで行うようになっています。基板のシルク印刷を見ると、コネクタの1番ピン側が+側になるようになっています。
 ケーブルにコンタクト(金具)を付ける作業は専用工具があると簡単にできそうです。筆者は専用工具を持っていないので、ラジオ・ペンチを使いました。
 電源は電池駆動するために、別途準備した電池ボックスをコネクタで接続できるようにします。

1w08430IMG_0308.jpg


 これで1Wのモノラル・アンプが完成です。

 このキットを2個作ってステレオにしても、2Wステレオのほうが安くできます。そこで今回の1Wアンプ・キットはモノラル回路にて波形確認だけ行います。

 このモノラル・アンプは、何か電子工作で必要になったときに使うことにします。

 

4.2Wアンプを製作する
 このキットもあまり部品数が多くないので、簡単に製作できます。金色のミューズ電解コンデンサには極性あり、方向に注意してはんだ付けします。抵抗は立ててはんだ付けします。
 このキットにも説明書の完成見本写真と異なる部品、コネクタが5セット入っています。(*注)1Wアンプ・キットでは付属のコネクタを使いました。しかし、この2WのD級アンプは、この後にスピーカを接続して音質を確認する作業がありますので、コネクタを使わず直づけしています。

2w08430IMG_0305.jpg

 使用する電圧は5Vで行うことにします。筆者はテストなので、過去に使ったスイッチング電源5V-2Aのものを使うことにします

 

(*注)キットに入っていた説明書および執筆時点の内容です。


5.二つのD級アンプの動作確認する

 出力端子にはスピーカの代わりに7.5Ωの抵抗を接続し、1kHzの正弦波を入力したときのD級アンプの出力波形を示します。

 まず最初は1Wアンプの波形。

1w84_29_01.jpg  次は、2Wアンプの出力波形です。


2w08430IMG_0310.jpg 出力端子のスペクトラム波形はこんな感じです。1Wアンプのスイッチング周波数は400kHzとのことですが、影響はないですね。


1w84_29_02.jpg

 同様に2Wアンプのスイッチング周波数は600kHzとのことですが、これも影響はないですね。

2w84_29_001.jpg

 

 引き続き、2WステレオD級アンプをケースに入れて試聴してみることにします。


(参考)
 D級アンプの基本動作説明はトランジスタ技術誌2008年3月号特集や5月号の165ページにありますので、参照してください。また、7月4日には秋葉原にて「実験ライブ・セミナー2008」が開催され、そこで講演があります。

 

 後田敏

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