■オルタネータの入手方法
オルタネータは自動車部品なので、自動車部品店で購入することができます。今回は解体屋さんで中古を譲っていただくことができました。
入手したオルタネータの型番は不明です。スバル社製軽トラックに使用されていたものです。ND=日本電装(デンソー)製品と思われます。
■オルタネータへの配線用回路図
オルタネータの原理を参考にして、配線用回路図を作成しました。
励磁用コイル=電磁石に初期電流を流すために小形のバッテリを使用します。これは1個500円ほどの中古のもので充分です。シールド・タイプが扱いやすくお勧めです。
B端子とIG端子が短絡されています。これはオルタネータが発電を開始後、自分の発電した電力を電磁石に供給し、バッテリがなくても発電を継続できるようにするためです。
バッテリを切り離すためにスイッチは入れたほうがよいと思います。安全のために10Aの車用ヒューズを入れて不意のショートに備えています。
■オルタネータへの配線
入手したオルタネータは写真のような端子配置となっています。ひときわ大きな黒い端子がB端子です。ソケットで接続する端子の片一方がIG端子、 オルタネータのケース全体がGNDです。ソケットのIG端子でない端子はPL端子=パイロット・ランプ端子と思われます。今回は使用しません。
回路図に従い、結線します。配線には太めの自動車用配線材を使用します。大電流が流れる場合もあるので、専用コネクタ・クワガタ端子などを適宜使用してがっちりと配線してください。
手前の白いコネクタに励磁用バッテリを接続します。
上方より見たオルタネータです。
自転車の車輪にうまく接するように工夫してください。接触が甘いと出力不足に悩まされます。
同じように見えるオルタネータも適用車種により、右取り付け用と左取り付け用があります。よく似ていますが、回転方向が逆になるので、注意が必要です(右・左は筆者が勝手に呼んでいる)。
左取り付け用です。
右取り付け用です。
次回はバッテリを接続し、発電に挑戦します。
長野県飯田工業高校 竹内浩一
