最近のディジタル・カメラのデータはExif(Exchangeable Image File Format)データ形式に対応していて、画像データ以外に、撮影カメラの名称、撮影条件、撮影日時時刻、高品位プリントのための情報など豊富なデータが記録されています。その中にGPSによる撮影地点の座標データもあります。現在のところ、標準機能としてGPS内蔵のディジタル一眼レフは見当たりませんので、撮影時には位置データは書き込まれていません。
多くの携帯電話にはGPSを内蔵しているので、携帯電話のカメラを使用し旅先で写真と共に位置情報を記録し旅行から帰って、PCに携帯電話から写真データ、ルートのデータ、携帯電話に記録された音声をセットすると、感動的な旅行アルバムができてしまいます。近いうちに、こんなサービスを富士フィルムあたりが開始するのでないかと期待しています。
GPSの位置データを写真データにセット
それでも、カシミール3Dは、カシミールのプラグイン・ソフトであるデジカメ・プラグインを使用して同じようなことができそうです。今回は、カシミール3D、GPSmap60CSx、ディジタル一眼レフの写真データの組み合わせで写真付きのルート記録を作ってみます。
カシミール3D(最新バージョン8.81)とデジカメ・プラグインV1.3.0を使用しました。デジカメ・プラグインは1.3.0からVISTAに対応しています。
カシミールのデジカメ・プラグインを起動すると、ウィンドウの左にデジタルプラグインのペインが表示されます。このペインに写真データが格納されているフォルダ一覧、写真ファイルのリスト、選択された写真の画像、Exifデータの表示領域があります。
ExifデータにはGPSのトラック・データから推定して書き込まれた緯度経度データも書き込まれています。
カシミールのデジカメ・プラグイン
カシミールのデジカメ・プラグインを使用すると、ディジタル・カメラの撮影データとGPS軌跡データを利用し次のようなことが行えます。
(1) デジタルカメラの撮影データに位置情報をセットする
デジタルカメラの撮影時刻データと、GPSの軌跡データの時刻データとを照合し、
同一時刻の位置情報をデジタルカメラの撮影情報にセットします。
(2) 地図上の軌跡の撮影位置に撮影アイコンをセットする
次回に、具体的な手順を示します。
<神崎康宏>
