コンデンサ・マイクロフォンの入力信号の合成
拍手や拍子木のような音声スイッチの入力信号のシミュレーションの方法を考えました。
コンデンサ・マイクロフォンの容量の変化を関数の式、式の演算で表すことができます。また、使用できる関数も数式以外にif関数のような条件式も設定できます。
IF関数式
if(x,y,z) x>0.5のとき xにyをセットし x>0.5でないときはxにzをセットします。
この関数を使用して5msまで出力信号が抑制され、その後は正弦波の出力が生じる方法を考えます。
次のif関数は、
if(time*100,1,0)
timeが5ms(0.005)を超えると time*100>0.5となるので 関数は 1となります。
timeが0から5msまではtime*100<=0.5 となり 関数は0となります。
サイン関数の中にこの条件関数式を組み込み、
SIN(2*pi*1k*time*if(time*100,1,0)
とします。
所定の時間までオン、その後オフ
次にif関数式を使用して、5ms+αまでオン、その後オフにする方法を考えます。αを5mとすると、(time-0.005)*100とします。0と1を入れ替えて次のような式になります。
SIN(2*pi*1k*time*if((time-0.005)*100,0,1))
シミュレーション結果は次のようになります。
二つを組み合わせる
上記の二つのif関数式を組み合わせます。
SIN(2*pi*1k*time*if(time*100,1,0)*if((time-0.005)*100,0,1))
開始時間を遅らせるには
if関数の大小判別は0.5を基準にして変更できませんので、変数のほうの加減乗除で調整します。100倍を50倍に変更すると、次に示すように10msから開始します。
<神崎康宏>
