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連載GPSによるナビゲーション(36)秋月のGPSレシーバを組み立てる(3)

三端子レギュレータ
   添付されている三端子レギュレータは東芝のTA48033Sです。データシートを調べた結果、入力電圧の絶対最大定格16Vとなっています。標準状態でオルタネート・ジェネレータの出力は標準で14Vの出力となります。TA7805シリーズの場合は入力電圧の最大定格は35Vありましたので問題は感じませんでしたが、今回はもう少し調べなければ自動車のシガーソケットからそのまま電源が取れるか結論は出せません。
 乾電池4本を電源とする場合、とくに大きな問題は生じません。当面は乾電池4本を電源とします。

保護ダイオード
   次に示すように、三端子レギュレータの出力側から入力側に電流が流れるように接続されたダイオードは、出力端子が入力端子より電圧が高くなることを防止する保護ダイオードです。
 レギュレータICの出力電圧が入力電圧より高くなるとICが破壊される場合があります。電源切断後、入力端子がGNDにショートすると出力側に接続されているコンデンサの電位が高く出力端子の電圧が入力端子より高くなります。コンデンサの充電電圧を速やかに放電してICを保護します。

GPS360005.jpg

 

シリアル信号レベル変換(ADM3202)
  RS-232Cなどと呼んでいるシリアル通信の信号レベルは、+3V以上と-3V以下の二つのレベルで通信を行っています。GPS-52のGPSレシーバのシリアル通信の信号レベルが、0Vと3.3Vの電源電圧の範囲内の信号レベルです。マイナスの電源はこのICの中で作成されるので、外部に用意する必要がありません。0.1μFのコンデンサは、主にこのマイナスの電源を作成するために必要なものです。

 

GPS360020.jpgハーフ・ピッチの8ピン・ヘッダ
  キットの中に次に示す5×2のハーフ・ピッチのソケットが添付されています。このソケットは次に示すGPS-52の4×2のピン・ヘッダに対応するものです。このソケットを利用してGPS-52を基板にセットすることもできます。

 

GPS360030.jpg しかし、ソケットを利用して基板にセットしてもソケットの高さのため不安定になります。今回は、GPS-52を基板に直接はんだ付けすることにします。
 次の写真はGPS-52の裏面です。左下の8ピンの端子が今回のはんだ付けの対象です。


GPS360010.jpg 次回、基板の配置を考えます。

<神崎康宏>

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