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LTSPICE入門(34)Voltage Dependent Voltage Source(電圧制御電圧源)(1)

Voltage Dependent Voltage Source
 前回、±2Vの振幅の電圧信号をwaveファイルに保存するため、BVコンポーネントで、信号の電圧値に所定の倍率を掛けて変換し±1Vの信号に圧縮しました。
 電圧信号を変換するには、この他にeの記号で表される電圧制御電圧源(Voltage Dependent Voltage Source)を利用することができます。今回は、次に示す電圧制御電圧源コンポーネントを利用して、前回同様Waveファイルに保存するために±2Vの電圧信号を±1Vの信号に圧縮します。

 

LTSP340010.jpg

回路の中に挿入できる
 この電圧制御電圧源eは入力、出力の端子をもっていますので、次に示すように回路の出力に追加して、電圧を増幅、減衰させることができます。前回示したBVより動きがわかりやすくなります。

 

LTSP340020.jpg

設定
 このVoltage Dependent Voltage Sourceは、入力と出力の関係を次の三つの方法で定義できます。


(1) GAIN(増幅度)、入力×増幅度=出力の関係になります。
(2) テーブル 入力、出力の関係を対応するテーブルで示します。
(3) 入力と出力の関係をLaplace関数による伝達関数で表記します。

 ここでは、(1) のGAINを0.5に設定します。設定は、次に示すように表のValueを選択し、表の上に表示される入力欄に増幅度を設定します。今回はOPアンプの出力をこのコンポーネントで1/2にするので0.5を入力しています。


LTSP340030.jpg OPアンプの代替に利用する場合、120dBの裸の増幅度として1e6(1000000)などと入力します。次に、上記の回路のOUTとOUT2の関係をシミュレーションした結果を示します。


LTSP340040.jpg 当然のことですが、前回の、BVを使用した結果と一致しています。

<神崎康宏>

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