« ワンセグ感度アップ大作戦! ~その8 ケータイの感度アップ~ | メイン | 連載キットで作る(52) 音声スイッチの作成(7) »

連載キットで作る(51) 音声スイッチの作成(6)

OPアンプ、タイマICなどの電源電圧
  音声スイッチはOPアンプのLM358とタイマICのLMC555で構成します。それぞれのICの電源電圧は、OPアンプLM358は3V~32VDCで動作し、タイマICのLMC555は2V~15VDCで動作します。そのため、乾電池3本、充電乾電池4本の電源が利用できます。
 DCモータ・コントロールICのTA7291Pは、制御用のロジック電源とモータ電源が分離されています。モータ電源は4.5V~20VDCです。IN1、IN2の入力信号レベルは、Lowは0.8V以下でHighは3.5V以上となります。

カウンタICの電源電圧
  今回検討したカウンタICは、東芝のTCシリーズのTC4520BPとTC74HCシリーズのTC74HC161Pです。このカウンタの各シリーズの動作電圧は、
  TCシリーズ    3V~18V
  74HCシリーズ  2V~6V
 モータの駆動電圧が6V以上で、制御部回路とモータの駆動電源を同一にする場合はTCシリーズを使用することになります。
 ここでは、まず74HC161Pを使用し、制御回路は5V前後の電源を利用し、モータの電源は別電源とすることにします。

ブレッドボードに組んだテスト回路
  ブレッドボードに組み込み、音声スイッチの出力パルスをカウンタのクロックとしてテストしました。
 カウンタの各ビットの様子が目で見えるように、出力をトランジスタで電流増幅してLEDを点灯できるようにします。カウンタの各ビットの値が1のときLEDが点灯します。

 

kt510010.jpg 左側は、拍手などの音を検出してパルスを発生します。右側のブレッドボードは、音声検出回路で作成されたパルスを74HC161Pの4ビットのカウンタでカウントしています。写真の状態は、拍手を検出してそのパルスを一つカウントして四つ並んだLEDの左端が点灯しています。カウンタには1がセットされました。

2回目の拍手を検出すると
 2回目の拍手を検出すると、カウンタは桁上がりして2を示します。

 

kt510020.jpg3回目の拍手を検出すると
 左端のLEDが1で、2番目のLEDが2を表していてカウンタは1+2=3が計数されていることを示しています。


kt510030.jpg少し飛ばして七つの拍手を検出すると
  左から三番目のLEDは4をあらわすLEDです。このLEDが点灯していますのでカウンタは、
     4+2+1=7
 をあらわしています。右端のLEDが点灯すると8となります。この4ビットのカウンタでは、
     0から7+8=15
 までの値をカウントすることができます。

 

kt510040.jpgTC74HC161Pのピン配置
  TC74HC161Pのピンの配置を示します。


kt510050.jpg VCCは電源を接続します。ここでは5Vの電源を接続します。GNDはマイナス電源(GND)に接続します。
 QAからQDがカウンタの各ビットの出力となります。この出力をトランジスタで電流増幅してLEDを点灯します。/LOAD、/CLR、ENT、ENPの端子を電源に接続します。CKに音声検出回路の出力を接続します。

 次回、回路図と各端子の入出力の状態などの説明を行います。
<神崎康宏>

カテゴリ:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.eleki-jack.com/mt/mt-tb.cgi/2077

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

カテゴリ

会社案内
情報セキュリティおよび個人情報の取り扱いについて

コメントとトラックバックは、spamを予防するために、編集担当が公開の作業をするまで非公開になっています。
コメントはそれぞれ投稿した人のものです。

Powered by
Movable Type 4.1