GPSレシーバからのデータ
今回はGPSレシーバが送出するデータについて調べてみます。最近はGPSカーの電子工作など電子工作のキー・コンポーネントとなりつつあるように思われます。
そのためにも、GPSレシーバからのデータの受け渡し、データの内容について調べてみます。
キット添付のQPSVPで受信データを記録
秋月のGSPレシーバに添付されている、PCでGPSレシーバからのデータもモニタするサンプル・アプリケーションQPSVPには受信データをLogファイルで保存する機能があります。
GPSVPを起動して、メニュー・バーのFileを選択し、Log(CSV)…を選択すると、次に示すLogファイルの設定画面が表示されます。
データを格納するファイル名を指定して、「Record start」ボタンをクリックするとデータの保存を開始します。
ここで記録されるデータは、GPSレシーバから受信したデータを基にナビゲーションを行うための処理を行い、移動速度など計算処理されたものも含まれています。別にGPSレシーバからのRawDataを記録する機能もありますが、先に実感しやすいナビゲーション・データのログ・ファイルから見てみます。
データの保存を開始するとボタンは「Record stop」に変わります。「Record stop」ボタンをクリックして、データを保存するファイルをクローズしてGPSVPを終えます。
日付・時刻
PCdata、PCtimeはGPSレシーバで観測された日付、時刻から現地(日本)の日付、時刻に変換したものが表示されています。次の日付、時刻は衛星からのデータで日本の現地時間とは9時間の時差が生じています。
緯度、経度
緯度、経度は度と分で表示されています。分の値の少数以下は10進表示ですので秒に変換するためには分の少数以下の値を60倍したものが緯度経度の秒の値になります。標高も計測されています。
1秒ごとのデータが記録されています。測位データに基づき移動速度などGPSレシーバが計算したデータも記録されています。
useSVで観測している衛星の数、Fixmodeの値が3で示され4個以上の衛星を利用した測位が行われ3次元測位が行われていることが示されています。
また、DOPの値も2.0以下で精度のよい測位が行われていることがわかります。
これらのデータで、何時どこにいて、そのデータの測位精度の状況がよくわかります。したがって、十分役立つトレー・スデータが得られます。
次は、RAWデータの様子、またGPSレシーバに対するコマンドなどについて確認します。
