Laplace変換
電圧制御電圧源のコンポーネントは、ゲイン、テーブルによる変換以外に、フィルタなどの回路を伝達関数で表し、フィルタの入力信号を伝達関数により変換し出力のシミュレーションすることができます。
次に示すC-R回路の周波数特性を、電圧制御電圧源を利用してシミュレーションします。
C-R回路の伝達関数
上記のCR回路の伝達関数は次の式で示されます。
V(cr01)/V(input)=1/(1+sT)
V(cr01) 上記のCR回路の出力電圧
V(input) 上記のCR回路の入力電圧
T=CR
T CR回路の時定数 上記のR1、C1の抵抗値(Ω)、容量値(F)
電圧制御電圧源 E1の設定
電圧制御電圧源のコンポーネントE1を回路図に貼り付け、貼り付けた電圧制御コンポーネントE1をマウスの右ボタンでクリックします。次に示すE1の設定画面が表示されます。
Valueをマウスで選択すると、入力欄のテキスト・ボックスにValueが入力できるようになります。次の値を入力し設定します。
Laplace=1/{1+S*(CR)}
C=0.01u
R=10k
Laplace=1/{1+S*(10k*0.01u)}
シミュレーション結果
実際のCR回路のシミュレーション結果と、E1(電圧制御電圧源)を使用したシミュレーション結果を次に示します。
より複雑なフィルタも伝達関数を設定することでシミュレーションできますので、大きな回路の場合、回路の一部をこの電圧制御電圧源に置き換え、効率化を図ることができます。
