■モーション・センサ基板が完成すると
モーション・センサ基板は,焦電型モーション・センサというセンサを使って,人や動物がセンサの前を横切ったことを検出して,LEDがしばらく点灯すると同時に,別の回路(LED点滅基板など)に人が通過した事を知らせる基板です.離れたところをそっと移動する人も,見つけることができます.
モーション・センサ基板を応用すると,人が通ったら知らせる,動物が横切ったらカメラのシャッタを切るといったことができます.
■部品を集めよう
まずは部品表(表1)に従って部品を集めます.図1のようになりました.電線の色は表のものでなくても(1色でも)かまいませんが,色分けすると間違いが少なくなります.
表1 部品表(画像をクリックすると拡大した表が出ます)
■基板を組み立てよう
シルク印刷(白い文字や線)に合わせて部品を挿し込み,はんだ付けしていきます.実際にはんだ付けする前に,どの部品をどこに挿すのか,全部の部品について確かめてから始めると間違えてつけてしまう失敗が少ないです.
まずは抵抗 R1 をつけました.足が基板に入るように曲げます.
基板の裏で足を軽く広げて,基板を裏返しても部品が落ちないようにします.
はんだ付けのとき基板が動いてやりにくいと思ったら,テープで固定しましょう.
足をはんだ付けします.ゆっくり 1,2,3と数えながら1でコテを当て,2ではんだを流し,3でコテを離すようにすると,うまくいきます.
はんだ付けできたら,余分な足をニッパで切ってしまいます.残りの抵抗 R2,R3も,場所を確認してつけていきます.
次はICソケット S1 をつけました.基板の凹のマークと,ソケットのくぼみの方向を合わせます.ICの方向を間違えないための目印です.
積層セラミック・コンデンサC2 をつけました.方向はありませんが,表面の文字を読めるようにしておくと,確認ができます.
半固定抵抗 VR1 (1MΩ, 105 と表記) をつけました.
トランジスタ Tr1
をつけました.足を広げながら押し込みます(本当は足を基板の穴に合わせて曲げてからがよいです).押し込み過ぎないようにします.基板上にトランジスタ
の上から見た形が書かれているのでそれにあわせます.トランジスタの平らな面(文字が印刷されている)が,直線側に来るようにします.
電解コンデンサ C1 (10uF) をつけます.-の記号がある側を,基板の-の記号側になるようにつけます.C1 と C3 を間違えないようにします.
LED1 をつけます.足の長い側を A (アノード) の文字がある側にします.
センサに赤,黒,白の電線をつけます.電線を適当な長さ(10cmぐらい)に切り,被覆(ひふく)をむいて,予備はんだをします.
予備はんだした電線をセンサにつけます.センサ側も呼びはんだしておき,テープで固定するとつけやすくなります.どこにつけるかは写真で確認してください.
電線の反対側を基板につけます.場所(SENSOR (白),GND (黒), POW (赤))は写真で確認してください.
「LED点滅基板を作ろう」に,共通する注意点やヒントが書いてありますので,そちらも参考にしてください.
■動かしてみる
電池を入れる前に,もう一度,間違ったところに部品をつけていないか,部品の向きがあっているか,はんだ付け不良はないか確認してください.とくにセンサの配線は大丈夫ですか?大丈夫なら電池を入れます.
VR1 が LED が点灯している時間を決めます.好みの時間に設定すれば完成です.回路の動作や,シャッタを切る応用については書籍「センサとデジカメで遊ぶ電子工作入門」をぜひ読んでみてください.
ビデオ:モーションセンサ基板の動作のようす
次回はモータ制御基板の作成です.お楽しみに.
バックナンバ
第0回 センサとデジカメで遊ぶ電子工作入門 ■■基板が出来ました■■
第1回 センサとデジカメで遊ぶ電子工作入門 ■■LED点滅基板を作ろう■■
