GPSレシーバからRawDataをLogファイルとして保存
GPSVPでは、GPSレシーバ(GPS-52型)からのRawDataをLogファイルとして保存することができます。
たとえば、GPSレシーバで測定した移動状況の記録をLogファイルとして保存できます。その保存したLogファイルは、NMEA/IPS仕様のデータ・ファイルです。
軌跡をカシミール3Dに表示
この移動軌跡をカシミール3Dで地図上に表示することができます。カシミール3Dのメニュー・バーのTool>NMEA/IPSファイルの読み込みを選択します。ファイルを選択するウィンドウが表示されます。ファイルのタイプが「NMEA File[*.NME,*.NMEA.]」になっています。「全てのファイル*.*」に変更するとLogファイルも表示するので該当するファイルを選択します。
表示位置が実際の位置と少しずれる
移動した軌跡が地図に表示されます。しかし、実際の移動したルートに対して南東に数百メートルずれて表示されています。原因はGPSレシーバの測地系設定値が以前利用されていたTokyoを基準としたもので、カシミール3DはWGS-84を利用しているためです。
GPS-52型GPSレシーバへのコマンド
GPS-52型GPSレシーバのデータシートには、通信ボーレートの設定と測地系の設定について説明されています。
GPSレシーバはデフォルト時には測地系がTokyoとなっています。WGS-84に変更するために、次のようなコマンドが用意されています。
$PSRF106,21*0F<CR><LF>
106が測地系の設定のメッセージID
21がWGS-84を示すコード との説明がありました
*0F<CR>は チェックサムとメッセージの終端を示します
GPSVPのコマンド送信
GPSレシーバに添付されたユーティリティ・プログラムには、コマンド送信の機能も用意されています。
次に示すように、メニューバーのTool>Manual Commandを選択して、コマンド入力用のダイアログ・ウィンドウを表示します。
コマンド送信後、$Ack Input106のメッセージがもどる
上記のダイアログにメッセージをセットして「Send」ボタンをクリックするとコマンドのメッセージがGPSレシーバに送信されます。GPSレシーバからは$Ack Input106とのメッセージを受信したとの返答がありますが、GPSから送られてくる測地データはTokyoのまま変わりません。
このテストは、デスクトップPCのシリアル通信ポートに接続して窓の外に出したGPSレシーバからのデータに基づいて判断しています。測地系を変更しても現在位置の座標が変わりませんので、測地系が変わっていないと判断しています。
次回、引き続きコマンドのやり取りについて確認します。
