GT730Fはデフォルトのシリアル通信の通信速度が38400bpsになっています。GT730Fに添付されているSky Traqなどのソフトはこの速度に対応していますので、接続ボタンをクリックするなどで自動でスキャニングして通信が始まります。
ノートPC(東芝Dynabook SS S8 ペンティアムM 1GHz RAM 752M)にゼンリン電子地図帳Zi-11が導入されています。GPSのモニタ機能も用意されていましたが、9600bpsのシリアル通信速度にしか対応していません。そのために、デフォルトの状態では通信できません。
GT730Fの通信速度を変更する
ユーザーガイドには通信速度の変更の記述も見つからず。ヘルプをクリックしてもバージョンの表示だけで、やむをえずメニュー・バーの各項目をクリックして内容を確認してみました。
通信速度の変更はメニュー・バーのBinary>Configure Serial portを選択すると、次に示すボーレートを変更するダイアログボックスが表示されます。ここでGT730Fの伝速度を変更することができました。9600を選択してSetボタンをクリックするとGT730Fの通信速度が変更され、Responseのメッセージ・ボックスに、 Cofigure Serial Port Successfulのメッセージが表示されます。
Sky Traqの伝送速度も新しく設定され、引き続きGPSデータを表示します。伝送速度の変更が行えたので、ゼンリン電子地図帳にリアルタイムでGPSデータを読み込み表示するテストを行いました。
ゼンリン電子地図帳Zi 11に現在位置を表示
ゼンリン電子地図帳を開きプラグインをクリックし、プラグインのサブ・メニューを表示し、その中のGPSのアイコンをクリックしてGPSモニタをクリックします。設定ボタンをクリックして受信機の測地系をTokyoからWGS84に変更します。GT730Fの測位が始まると地図上に現在位置が表示されます。ノートPCの大きな画面の地図に表示されるので見やすいのですが、このA4サイズのノートPCは車の中で扱うには少し大きすぎます。
また、車で移動した軌跡を保存しようとしましたが、保存する方法が見つかりませんでした。
Sky Traqで保存した軌跡をカシミールに表示
前回示した、Sky TraqでFile>Save NMEAを選択しGPS受信データを保存して作成したNMEA.txtファイルには、移動した状態を示す軌跡データ格納されています。このファイルのデータは、カシミール3DのメニューバーのTool>NMEA/IPSファイルの読み込みを選択することで、カシミール上に表示することができます。
デフォルトの場合、ファイル名、ファイル・タイプの指定をしていますので、Sky Traqで保存したファイルが表示されない場合があります。*.*を指定してフォルダの全ファイルを表示して該当のファイルを選択すると、次に示すように軌跡(トラック)が表示されます。
ゼンリン電子地図帳GPSデータのオンライン読み込みのテストを行っていたので、カシミールでのオンラインでのGPSデータの読み込みはまだ行っていません。近くテストする予定です。
秋月電子通商で販売しているGT730FがGT730F(L)になっていた
1月9日に秋月電子通商の店頭に出かけたところ、GT730Fにデータ・ロガーのオプション機能付を示す赤い丸いシールが貼ってありました。お店の人に聞いたところ、12月末くらいに入荷したものから全てGT730F(L)のデータロガー付きのものになっているそうです。新しく入手される方はデータロガー付きのGT730F(L)が入手できます。良かったですね。
その話を聞いた時は少し損した気分になりましたが、いつも少し不運な筆者には当たり前のことと納得しました。
次回からは、データ・ロガー機能付きのFT730F(L)を中心に説明する予定です。またAGPSを設定しておくと衛星の補足が非常に早くなっています。それについても報告したいと考えています。
