蛍光表示管(VFD)も,最近ではドット・マトリクス表示のものも一般に使われるようになっています.そんな中,ノスタルジックな蛍光表示管を使ったキットを見つけたので,ストップ・ウォッチを作ってみました.キットは,デジットの「6管蛍光表示管キット(LD8035-BOARD KITでキット)」です.キットを完成させると図1のようになります.
■キットの内容は?
蛍光表示管の内部は真空になっていて,フィラメント(カソード)からグリッド(アノード)に向かって電子が飛び出し,電子が蛍光体に当たることで光ります.キットで使われている蛍光管は,フィラメントの定格が 0.8V,26mA,グリッドの定格が 12V,0.85mA です.
キットには蛍光表示管のほかに,フィラメントへ流す電流を制限する抵抗と,電源電圧5V程度のマイコンなどから駆動するためのトランジスタ・アレイが含まれています(図2).表示管の点灯方式はダイナミック点灯方式が前提となっています.キットのほかに電源(18V)と,駆動回路が必要です.
■キットを組み立てる
キットに付属の組み立て説明書をよく読み,組み立てます.図3が蛍光表示管です.7セグメント+右下のドット+中央の右にマイナスの小さな記号が表示できます.

まず背の低い部品を基板へ取り付けます(図4).
蛍光表示管を取り付ける前に,ヒーター線の目印のチューブを適当な長さに切ります(図5).

基板にさす前に蛍光表示管の足を,基板の穴に合わせて少し広げておくと挿しやすくなります(図6).うまくいかないときは,ピンセットを使います(図7).

