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連載(33)LTspiceで回路の検討 コイル、スイッチング電源について(12)

リニアテクノロジー スイッチド・キャパシタ電圧反転IC
  リニアテクノロジーのスイッチド・キャパシタによる電圧反転用IC、LTC1144が秋月電子通商で入手できます(@300円)。前回まで、555の発振回路とダイオード、コンデンサでマイナス電源を作りました。このICとコンデンサでマイナス電源が簡単に作れます。このICは次に示すように、8ピンDIPですのでブレッドボードでテストすることができます。

LTSP20330010.jpg

 LTC1144のLTspice用のモデルも用意されています。LTspiceを起動して、ツールバーの新しい回路図をクリックして新規の回路図を開き、コンポーネントをクリックし、[PowerProducts]を選択し、LTC1144を選ぶと、次に示すようにこのデバイスのモデルが選択されます。


LTSP20330020.jpg 「Open this macromodel’s test fixture」のボタンをクリックすると、次に示すように、このLTC1144を使用したときのテスト回路が用意されています。


LTSP20330030.jpg リニアテクノロジーが用意しているテスト回路はそのままシミュレーションを実行することができます。シミュレーションを実行すると次に示すように、15Vの入力電圧から-12Vの出力電圧が得られ、1kΩの負荷抵抗に約45mAの電流が流れています。

LTSP20330040.jpg 緑のV(in)が入力電圧、青のV(out)が出力電圧、赤のI(Rload)が負荷に流れる電流です。黄色いLTC1144のデバイスのシンボルをマウスの右ボタンでクリックすると、次に示すようにテスト回路の表示のほかに、リニアテクノロジー社のWebページのLTC1144のページにジャンプすることのできる「Go to Linear website for datasheet」のボタンが用意されています。

LTSP20330050.jpg このボタンをクリックしてLTC1144のデータシートが入手できます。

 次回、入手したデータシートに基づきLTC1144の使い方の検討を行います。
<神崎康宏>

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