エレキジャックNo.15のチャレンジ電子工作では,スズ・メッキ線で作る「くるくるツリー」を紹介しました.その続編として,別のクリスマス・ツリーの製作を説明します!
■模型の木を使う
模型ショップでランド・スポンジを物色していて発見したのが,写真のジオラマ用の木です.これにLEDを組み込めばさぞかし!と思い,購入してきました.高さは16cmほどです.2本セットで1500円弱でした.

●まずは,できるだけ配線を見せないように作ってみよう
LEDには,直径3mmのフルカラー高速点滅型のものを使ってみました.これは一つのLEDの中に赤青緑の3色のLEDと,その制御回路が組み込まれていて,またたくように7色に輝く優れものです.10個使用します.
■模型の木を使う
模型ショップでランド・スポンジを物色していて発見したのが,写真のジオラマ用の木です.これにLEDを組み込めばさぞかし!と思い,購入してきました.高さは16cmほどです.2本セットで1500円弱でした.
●まずは,できるだけ配線を見せないように作ってみよう
LEDには,直径3mmのフルカラー高速点滅型のものを使ってみました.これは一つのLEDの中に赤青緑の3色のLEDと,その制御回路が組み込まれていて,またたくように7色に輝く優れものです.10個使用します.
◆ランプ部品の製作
配線を目立たさないように,なるべく細い線が理想です.今回は0.26mmのUEW(ポリウレタン銅線)を使います.

これを25cmずつに切り分けます.使用するLEDが10個なので,アノード側(+)とカソード側(-)それぞれに10本,全部で20本要ります.切り分 けたら,そのうち半分の10本について,フェルトペンで印を付けておきます.これはあとでLEDの極性がわからなくなるのを防ぐためです.

UEW線のポリウレタン皮膜ははんだゴテの熱で溶けますが,容易ではありません.そこで,切りそろえた20本は,あらかじめその両端にはんだメッキをしておきましょう.

UEW線の準備ができたら,LEDにはんだ付けします.写真のように,LEDの足を5mmに切りそろえて,アノード(+極)にはフェルトペンで印を付けたUEW線を,カソード(-極)にはなにも印を付けていないUEW線をはんだ付けします.

すべてのLEDにUEW線を付け終わったようすです.いにしえの若人なら,ムギ球みたいと思われることでしょう.

◆木への埋め込み
あとはこれらを木に埋め込んでいけばいいのですが,木は整形のために全体が固めてあるようで,上から下まで配線を通すのはとても困難です.そこで,指でやぶ(?)を切り開いて1本「あぜ道」を作ります.
そして,数個埋め込んではUEW線で縛って,配線は「あぜ道」に流していきます.縛るのはUEW線でなく,木綿糸などでもOKです.
最後に幹の根元で,フェルトペンで印を付けてある線(+側)とそうでない線(-側)を分けてまとめます.
◆台を作る
次に木を取り付ける台を作ります.電池ボックスも内蔵させるべく,10cm×10cm×5cmのサイズの発泡スチロール製のブロックを使いました.最初 に,カッターで電池ボックスのサイズに切れ目を入れます.深さは2~3cmです.幅は電池ボックスに合わせ,長さは電池ボックスのサイズ+1cmくらいに します.
切れ目を入れたら,真ん中を彫刻刀などで彫っていきます.少し掘りすすんだら,指先でも掘ることができます.発泡スチロールの破片は,静電気でくっついてやっかいです.掃除機を用意しておきましょう.
下の写真のように電池ボックスがぴたり入るサイズに掘れたら完了です.
電池ボックスの穴を掘った反対側から,穴をあけて電池コードを通します.
赤い線(+)をLEDのアノード(+極)に接続したUEW線(黒く印を付けたほう)の束とはんだ付けし,黒い線(-)をもう一方の束とはんだ付けします.
はんだ付けした個所どうしがショートしないように,熱収縮チューブで絶縁しておきます.ない場合はビニール・テープでもOKです.電池ボックス側から余分な線
をたぐりよせて,木を発泡スチロールのブロックに接着します.これも瞬間接着剤が便利でししょう.
これで完成です.LEDの製造上の特性の違いから,電源を同時に入れてもそれぞれ違う周期で点滅するようになり,とてもきれいです.

購入した模型の木はもう1本ありますので,こんどは別な配線方法にトライしてみます.
(つづく)
配線を目立たさないように,なるべく細い線が理想です.今回は0.26mmのUEW(ポリウレタン銅線)を使います.
これを25cmずつに切り分けます.使用するLEDが10個なので,アノード側(+)とカソード側(-)それぞれに10本,全部で20本要ります.切り分 けたら,そのうち半分の10本について,フェルトペンで印を付けておきます.これはあとでLEDの極性がわからなくなるのを防ぐためです.
UEW線のポリウレタン皮膜ははんだゴテの熱で溶けますが,容易ではありません.そこで,切りそろえた20本は,あらかじめその両端にはんだメッキをしておきましょう.
UEW線の準備ができたら,LEDにはんだ付けします.写真のように,LEDの足を5mmに切りそろえて,アノード(+極)にはフェルトペンで印を付けたUEW線を,カソード(-極)にはなにも印を付けていないUEW線をはんだ付けします.
すべてのLEDにUEW線を付け終わったようすです.いにしえの若人なら,ムギ球みたいと思われることでしょう.
◆木への埋め込み
あとはこれらを木に埋め込んでいけばいいのですが,木は整形のために全体が固めてあるようで,上から下まで配線を通すのはとても困難です.そこで,指でやぶ(?)を切り開いて1本「あぜ道」を作ります.
次に木を取り付ける台を作ります.電池ボックスも内蔵させるべく,10cm×10cm×5cmのサイズの発泡スチロール製のブロックを使いました.最初 に,カッターで電池ボックスのサイズに切れ目を入れます.深さは2~3cmです.幅は電池ボックスに合わせ,長さは電池ボックスのサイズ+1cmくらいに します.
これで完成です.LEDの製造上の特性の違いから,電源を同時に入れてもそれぞれ違う周期で点滅するようになり,とてもきれいです.
購入した模型の木はもう1本ありますので,こんどは別な配線方法にトライしてみます.
(つづく)
<舘 伸幸>
