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エレキジャックNo.15 もっとくるくるツリー★
~装飾編~

●配線も飾りにしてしまおう
 前回は,配線をなるべく見せないように作りました.LEDも木の中に埋もれさせて,点灯していないときは「普通の木」という感じです.これはこれでよかったのですが,模型の木は意外と隙間が少なく,線を通すのがとても困難でした.そこで発想を変えて,配線を隠さず,逆に飾りに見せてしまおうというのが今回の製作です.

◆配線をモールのようにする
 配線材には,ジュンフロン線に代表される,ビニール被覆の単線を使います.太さは0.32mmくらいがよいでしょう.いろいろな色の被覆のものがありますので,好みの色のものを2種類用意します.

XT14.jpg


 これをそれぞれ20cmの長さで4本ずつ(以下短線),28cmの長さで5本ずつ(以下長線)に切り分けます.切り分けたら両端の被覆を5mm程度ずつ 剥いて,次に直径3mmくらいの棒に巻きつけてコイル状にします.この棒は,100円ショップで買える精密ドライバ・セットの,一番細い+ドライバあたりが ちょうどよいと思います.

XT15.jpg 各色,短線のカールしたものが四つ,長線のカールしたものが五つできます.

XT16.jpg 巻き終わったものはそれぞれの色ごとに,「短線・短線・短線・短線・長線・長線・長線・長線・長線」と,直列にはんだ付けして,1本のカール・コードのようにします.最後に長線側の末端に15cm程度の線(これはカールさせない)をはんだ付けします.

XT17.JPG◆ カール・コードをLEDに付ける
  前回は隠す意味で3mmの小さなLEDを使いました.今回はだいたんに飾りとして見せる方針ですので,LEDには5mmのフルカラー自己点滅のものを使い ます.ゆっくり点滅タイプにすると,じわっ~と色が変化して落ち着いた雰囲気のツリーにすることができます.光拡散キャップをかぶせておくと,LED全体 がぼんやりと光って,さらに幻想的な感じにすることができます.
 LEDの足を5mm程度の長さに切って,先に作ったカールコードにはんだ付けしていきます.一方の色のコードをすべてのLEDのアノード側に,もう一方のコードをカソード側にはんだ付けします.

XT18.jpg 全部付け終わると,このような感じのLED付きモールができあがります.

XT19.JPG◆ あとは飾るだけ
 短線側を木の頂点側にして,LEDの付いたカールコードを木に巻きつけるようにして飾ります.頂点は接着剤でつけるか,細いドリルでLEDの足を挿す穴をあけるなどして固定します(この場合はそのLEDだけ足を少し長めに残しておきます).
 あとは前回同様に電池ボックスと台を用意して,カールコードの終端につけた線に接続してできあがりです.LEDは下向きにして,飾りがぶらさっがっている感に仕上げましょう.

XT20.JPG
模型の木が手に入らないときは
 今回使った木は,東急ハンズの模型素材売り場で購入しました.こういうものが入手しにくいときは,

【1】 いっそ,本物の木を使う
  この季節になりますと,大きめのスーパーやDIYのお店で,ゴールドクレストの鉢植えをよく目にするようになります.これのこぶりなものを買ってきて飾る のもいいでしょう.ただし,本物の木は「水やり」が必要ですので,その時にショートしたりしないように配線を工夫する必要があります.

【2】 ペーパークラフトはいかが
  検索ページで,"クリスマス" "ツリー" "ペーパークラフト" といったキーワードで探すと,ダウンロードして使えるフリーのペーパー・クラフト素材 がいくつか見つかります.これを印刷して組み立てて,そこにLEDを飾るのもいいでしょう.とくに今回紹介したLEDモールを作る方法なら,ペーパー・クラフトのツリーにもそのまま応用できます.

 では,ちょっと早いですが,みなさん楽しいクリスマスを.

<舘 伸幸>

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