リニアテクノロジー スイッチド・キャパシタ電圧反転IC(3)
今回は、シャットダウン端子の制御をスイッチで行います。そのためのデバイス、sw(Voltage controlled switch)がLTspiceに用意されています。次に示すように、スイッチのオン/オフを外部の電圧源によって制御することができます。
このデバイスは動作条件を .modelディレクティブで指定する必要があります。今回は次のように指定しました。SW1はデバイス名で回路図のデバイス名を記入して、ディレクティブの該当するswを指定します。SW()でスイッチの仕様を指定します。
.model sw1 SW(Ron=0.01 Roff=10MEG VT=1)Ron スイッチがオンのときの抵抗値
Roff スイッチがオフのときの抵抗値 十分大きな値を設定します。
VT 制御電圧のスレシュホールド値 VTを1Vに設定しています。
この場合、制御電圧が1V以上ではスイッチがオン、1V以下でスイッチがオフになります。シャットダウンをSWで制御した例を次に示します。
シャットダウン端子、出力電圧、出力電流
シャットダウン端子、出力電圧、出力電流のシミュレーション結果を次に示します。
今回の回路ではR1をプルダウンにしているので、シャットダウン時の消費電流は、次に示すシミュレーション結果に示すように15μAとなっています。電流のグラフのスケールを拡大してあります。
<神崎康宏>
