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ブレッドボードってなに?(2/2)

配線例2

 LEDを乾電池で光らせる回路です。
 こう作ればLEDがペカッーーー!っと光ります。配線例1と同じように、イラストのように組むと回路図と同じ接続になります。

spic_ex02.jpg spic_scex02.jpg

 上下2本平行に走っているラインは+や-(GND)の電源ラインに使われることが多いです。


 LEDの手前に100Ωの抵抗が付いてますが、これは "電流制限抵抗" と呼ばれるものです。LEDは抵抗と一緒に接続するのがお約束。これをつけないと発熱したり壊れてしまうこともあります。
 この抵抗値はLEDの性能と電源の電圧によって変わるので、ネットでいろいろ調べてみてください。簡単な分数の計算で求められます。

 ここでは100Ωを使ってますが、乾電池 3V の場合ほとんどのLEDは100Ωでなんとかイケます。

  「とりあえず100Ω!」
  「壊れたら?」
  「その時考えればいいや!えへへー」

 私の場合はだいたいそんな感じで作ってます。
 だって計算面倒臭いし・・
 数学苦手だし・・・
 この100Ωは、いわば 「標準品」な感じです。

配線例3

 これもLEDを乾電池で光らせる回路です。
 緑のLEDとは違うつなぎ方をしてますが、回路図上は同じつなぎ方ですね。
 線を辿ってみるとわかります。

spic_ex03.jpg spic_scex03.jpg


 回路上がちゃんと成立していればブレッドボード上のどこにレイアウトしてもOKです。

配線に適した線は?

 配線例で示している青線。これはブレッドボードの穴同士を導線でつなぐことを示してます。この導線には「単線の導線」を使うといいでしょう。

sphoto_tan_yori.jpg

 写真のオレンジ色線のように単なる1本の針金状の導線を "単線" と言います。写真の青色線のほうは "撚り線" (よりせん)。

 単線は撚り線と違って固いので、抜き差しがしっかりできるからお勧め。電気屋&電子部品屋で販売してます。

 以下の写真のようにブレッドボード専用の配線も売ってます。

sphoto_makerparts.jpg

 ジャンパ・ワイヤという名称だったりもします。使い勝手が良いのでお金に余裕がある方は買ってみるとよいのでは?

売ってる場所は?

 ブレッドボードは秋葉原や日本橋などで売ってますが、とりあえずWebショップで買える有名どころを記載しておきます。

* 秋月電子通商
  外国産の安いブレッドボードが豊富です。
  大きさもさまざまなのでいろいろ便利。

* マルツパーツ館Webショップ
* 千石電商
 どちらもいろいろ種類あります。
 サンハヤトという日本メーカのブレッドボードも扱っていて役立ちます。
 サンハヤトの物は微妙に使い勝手がいいです。

短所
 ブレッドボードにも短所はあります。
 でも使っているうちにわかるので困ることは少ないかもです。

* 回路が大きくなりがち
 最小の経路で配線する、ということができません。
 小さく組みたいときは電子基板にはんだ付けがよいでしょう。
 ブレッドボードは試作段階で大活躍します。

* 部品が外れやすい
 バネで部品を押さえているだけなので、ブンブン振り回したりすると部品が外れます。
 丈夫に作りたいときは電子基板にはんだ付けがよいですね。


筆者について

筆者:菅野智寛 エレキジャック誌にいくつか記事を執筆。 他、MakeTokyoMeetingというDIYイベントに出展したりする子供のころからの工作好き。 胃腸が弱くて今日も腹痛と戦っている。だれか健全な胃腸に交換してください。

* ホームページ
花夢電科雑多猫
 http://hp.hana-neko.com/
* blog
花夢電科雑多log
 http://hananekolog.blogspot.com/


画像について
 この記事で使われているブレッドボード・イラストは、

Fritzing
  http://www.fritzing.org/

を使用して作られています。ライセンスは CreativeCommons:BY-SA に準じます。
引用に注意してください。

菅野智寛

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