長野県飯田工業高校 全校課題研究発表会が平成24(2012)年1月24日、開催されました。飯田工業高校では3年生になるとそれまで学習した集大成として一年間の日程で課題研究を行います。12月~1月にかけて、機械科・電子機械科・電気科の学科単位発表会で選抜された8テーマ発表と研究した全てのテーマの展示発表を見ることができます。
■ステージ発表 前半の部
最初の発表は電子機械科インターネット・バブリーメッセンジャーです。
今まで製作したバブリーメッセンジャーを改良すると共にwebに書き込んだメッセージを表示できるように工夫を凝らしました。

電気科ワイヤレス・データ通信を利用した生態情報取得に関する研究です。

体に装着したデータ収集ユニットからワイヤレス・データ通信によりデータを送信し、利用します。

機械科 エキゾーストバズーカの研究です。

圧縮空気の排出を利用したバズーカ砲です。空き缶が勢いよく発射されます。

電気科 電動4輪車の無線通信による制御です。

無線通信ユニットにはXBeeを採用し、安定した通信が可能となっています。

会場では20mほど離れても双方向通信が達成されていました。

■
展示発表
おなじみ、インドアプレーンの研究です。

今年はインドアプレーン大会で優勝したパイロットの生徒がおあり、広い体育館内で安定した飛行を長時間披露してくれました。

テルミンの研究です。アンテナに手をかざすと音色が変わります。

サッカー用センタリング・マシンです。真ん中のダブル・タイヤの間からサッカー・ボールが射出されます。

電動バイクです。浜松市で夏に開催される大会出場マシンです。後輪に注目してください。かなり大型inホイール・モータを使用しているモンスタ・マシンです。

空気電池の研究です。

リニアモーターカの研究です。飯田地方にリニア中央新幹線が開通するのは17年後の予定です。

長野県飯田工業高校は平成25年4月、飯田長姫高校と統合し、「飯田OIDE(オー・アイ・ディー・イー)長姫高校」として開校します。
長野県飯田工業高校 竹内浩一
========<コラム>=====================
OIDEについて・・・
旧校舎のあった城山の敷地傍らには、地域の人々から「おいで松」と呼ばれ親しまれてきた老松大樹があった。初代校長として着任した折井一校長はこの老松を見て、つぎのような一声をはなち、当時の生徒達に新鮮な感動を与えた。
「諸君、窓の外を見よ。おいで松がある。これは、おいでおいでをしているから言うのではない。ローマ字で書けばOIDE。
O は Originality 独創の O
I は Imagination 想像力の I
D は Device 工夫の D
E は Effort 努力の E
である。
技術屋は、新しいものをつくり出す人間である。人まねをしてはいけない。そしてできあがるだろう所の理想像を常に頭にえがき、工夫しなければならない。それには、ねばり強い努力が必要である。独創、想像、工夫、努力。これは技術屋にとって、必要欠くべからざる資質である。こういう資質を身につけた技術屋を養成する学校を、このおいで松は、何百年来おいでおいでをして待っていたのである。諸君、しっかり勉強したまえ。」
以来、「おいで精神」は本校に学ぶ生徒達の心のよりどころとなっている。
・・・飯田工業高校学校要覧より