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(1)高効率MPPTソーラー充電制御モジュール(IW1608)

 次に示すのは、東京デバイセズのMPPTソーラー充電制御モジュール(@7,980円)です。この充電制御モジュールは一般的なソーラー充放電コントローラと異なり、放電によりバッテリ電圧が低下した時に放電回路を切断する放電制御は備わっていません。
 一方、ソーラー電池の出力電圧とバッテリ電圧に差が大きい場合は、DC-DCコンバータで効率良く太陽電池の発電した電力をバッテリに充電することができます。

sam030010.jpg

 このDC-DCコンバータが設置されているため、太陽電池からの出力電圧Svおよび出力電流Siと、バッテリへの充電電圧Bvおよび充電電流Biの間には次の関係があります。
                     Sv×Si=Bv×Bi
 太陽電池の出力電圧が26V、出力電流1Aとして、バッテリの端子電圧が13Vとすると、充電電流は次のように計算されます。
         Bi=Sv×Si/Bv=26×1/13=2A
 太陽電池の出力電圧が、バッテリの充電電圧に比べて高い分、バッテリの充電電流が増加しています。
 この、MPPTソーラー充電制御モジュールは、高価な充放電コントローラにしか搭載されていないMPPT充電制御が実現できます。

実際の接続
 バッテリとの接続は誤接続すると、ボードが発煙したり焼損するので十分注意する必要があります。そのため、プラス/マイナスの配線を赤黒のリード線でしっかり区分します。またバッテリのプラス端子の近くにヒューズも挿入してあります。
 太陽電池からの配線も極性を間違えないように赤黒の配線でプラス/マイナスを間違えないように接続します。LCDモジュールには太陽電池からの出力電圧、バッテリの端子電圧が表示されます。


sam030020.jpg タクト・スイッチを押すと、LCDモジュールの表示が順番に代わります。ここでは、太陽電池からバッテリに充電していることを示すABSORBの表示と共に太陽電池から供給される電力が表示され、バッテリへ供給される電流値も表示されます。この時の太陽電池から供給される電流は1.8~1.9Aでした。

sam030030.jpg 充電が完了すると、フロート充電になりバッテリの端子電圧が下がるまで太陽電池からの電力の供給が停止されます。


sam030040.jpg 次回、太陽電池を接続した状態でMPPTソーラー充電制御モジュールの機能の確認をもう少し詳しく見ていきます。
<神崎康宏>

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