TA7291を使用した制御回路では、プラス電源側、マイナス電側でそれぞれ電圧降下があり1.5Vから2V近くの電圧降下となります。そのためモータに加わる電圧は多くても1Vくらいになり、乾電池2本くらいの電源の場合、モータに加わるエネルギーより、TA7291での損失エネルギーの比率が大きくなっています。
トランジスタを探す
調べてみると、手元にあるトランジスタは現在廃品種になっているものばかりで、新しく入手できるものはありません。新しいトランジスタは表面実装タイプが多く、電子工作で容易に利用できる3本足で適切な、新しく入手可能なものを探すのに少し苦労しました。
サトー電気のWebのトランジスタのリストに、個々のトランジスタの定格電流、電圧、電力などが載っています。その中で新しいものを選び、メーカのホームページにデータシートがあり、廃品種になっていないことを確認しました。
誰でも、通信販売で実物を入手でき、データシートはメーカのホームページから手に入れることのできるトランジスタです。そのうち今回は、次に示す2SC4935についてテストしてみます。
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モータに負荷をかけて、流れる電流の様子を調べます。まずモータにかける負荷を何にするか選びます。
負荷の量が調節しやすい重力を利用する
負荷として何を使うか、中学の理科の参考書を調べてみました。やはり、どこでも手に入る重力を利用することにしました。別に大げさなことでなく図に示すようにモータの軸にプーリを取り付け、プーリに巻きつけた糸に錘をつるしモータの負荷とします。
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モータのトルクと消費電流の検討
実際の稼動時のトルクと電流の関係を調べるために、モータの出力にギヤ・ボックスを付け、モータの回転数を落としてみます。
ギヤ・ボックスは、タミヤの楽しい工作シリーズNO.103のユニバーサル・ギヤボックスを使用します。このギヤ・ボックスは、次の三つの減速比を選ぶことができます。
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モータの消費電流と加わる電圧を測定する
前回示した次の回路で、モータで巻き上げる負荷(錘)を変えながら、錘を50cm巻き上げる時間と、そのときモータに加わる電圧とモータに流れる電流を測定しました。
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前回モータで行った仕事
前回モータで錘をつり上げる実験を行いました。この実験結果について検討します。
それぞれモータで所定の重さの錘を0.5m持ち上げる時間を計測しています。それぞれ持ち上げた仕事の大きさを求めます。
仕事は次に示すように加えた力とそれにより移動した距離によって求められます。
仕事=力×距離
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