CD-ROMに含まれているもの
秋月電子通商のGPSレシーバ・セットに添付されているCD-ROMには、三つのpdfファイルと、GPSVPと呼ばれる、GPSから受信したデータを表示、保存、解析するためのアプリケーション・プログラムのフォルダがあります。
GPS-52型GPSレシーバ・モジュール
今回使用するGPSレシーバのモジュールは、GPS-52型GSPレシーバ・モジュールと呼ばれ、ポジション(株)製のものです。このモジュールの取扱説明書のpdfファイルが、GPS-52D_B_-014_DataSheet.pdfの名で添付されています。18ページにわたる取扱説明書で、形状、仕様、通信フォーマットなどについて詳しい説明があります。
GPSVP1.58Manual.pdf
この説明書は、PCでGPSレシーバからのGPSデータを受信するためのアプリケーション・プログラム(フリー・ソフト)のユーザーマニュアルのpdfファイルです。13ページにわたりプログラムのインストール、アンインストール、また次に示すGPSVP画面の説明など詳しい説明が載っています。
三端子レギュレータ
添付されている三端子レギュレータは東芝のTA48033Sです。データシートを調べた結果、入力電圧の絶対最大定格16Vとなっています。標準状態でオルタネート・ジェネレータの出力は標準で14Vの出力となります。TA7805シリーズの場合は入力電圧の最大定格は35Vありましたので問題は感じませんでしたが、今回はもう少し調べなければ自動車のシガーソケットからそのまま電源が取れるか結論は出せません。
乾電池4本を電源とする場合、とくに大きな問題は生じません。当面は乾電池4本を電源とします。
保護ダイオード
次に示すように、三端子レギュレータの出力側から入力側に電流が流れるように接続されたダイオードは、出力端子が入力端子より電圧が高くなることを防止する保護ダイオードです。
レギュレータICの出力電圧が入力電圧より高くなるとICが破壊される場合があります。電源切断後、入力端子がGNDにショートすると出力側に接続されているコンデンサの電位が高く出力端子の電圧が入力端子より高くなります。コンデンサの充電電圧を速やかに放電してICを保護します。
基板上の部品の配置は次のようにしました。後はコンデンサと部品間の配線を行います。
今回は、次に示した部品の配置までの様子を示します。
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GPSレシーバからのデータ
今回はGPSレシーバが送出するデータについて調べてみます。最近はGPSカーの電子工作など電子工作のキー・コンポーネントとなりつつあるように思われます。
そのためにも、GPSレシーバからのデータの受け渡し、データの内容について調べてみます。
キット添付のQPSVPで受信データを記録
秋月のGSPレシーバに添付されている、PCでGPSレシーバからのデータもモニタするサンプル・アプリケーションQPSVPには受信データをLogファイルで保存する機能があります。
GPSVPを起動して、メニュー・バーのFileを選択し、Log(CSV)…を選択すると、次に示すLogファイルの設定画面が表示されます。
データを格納するファイル名を指定して、「Record start」ボタンをクリックするとデータの保存を開始します。
GPSからのRAWデータ
GPSレシーバは、NMEA-0183フォーマットと呼ばれるテキスト・データでデータが送出されています。NMEAはNational Marine Electronics Associationの略で、アメリカの船舶に関する電子機器の協会です。現在、ここで定められたGPSのデータ・フォーマットがデファクト・スタンダードとなっています。
GPSレシーバからシリアル通信で出力
GPSレシーバからは、シリアル通信(RS-232C)で出力されています。そのために、PCのターミナル・プログラムで確認できます。Windows XPまではハイパーターミナルというターミナル・プログラムが標準で用意されていて、シリアル通信のマイコンなどとデータのやり取りになどに便利に利用していました。
GPSレシーバからRawDataをLogファイルとして保存
GPSVPでは、GPSレシーバ(GPS-52型)からのRawDataをLogファイルとして保存することができます。
たとえば、GPSレシーバで測定した移動状況の記録をLogファイルとして保存できます。その保存したLogファイルは、NMEA/IPS仕様のデータ・ファイルです。
軌跡をカシミール3Dに表示
この移動軌跡をカシミール3Dで地図上に表示することができます。カシミール3Dのメニュー・バーのTool>NMEA/IPSファイルの読み込みを選択します。ファイルを選択するウィンドウが表示されます。ファイルのタイプが「NMEA File[*.NME,*.NMEA.]」になっています。「全てのファイル*.*」に変更するとLogファイルも表示するので該当するファイルを選択します。
GPSレシーバ・ユニットを移動しないと測地系の変更が有効にならない
前回報告したように、GPSレシーバの測地系がTokyoとなっているため、添付されているGPSレシーバ(GPS-52型)のデータシートに従い測地系の変更のコマンドのメッセージをPCからGPSレシーバに送信しました。送信はGPSレシーバとPCの間をシリアル通信でデータ交換を行うユーティリティ・プログラムGPSVPを使用して行いました。
しかし、窓から外に出したGPSレシーバの測地系の変更は何度行ってもできません。
PCとGPSレシーバの通信速度変更はできる
PCとGPSレシーバの通信速度は9600bpsとなっていましたので、通信速度の変更コマンド・メッセージが機能するか、次に示すコマンド・メッセージを送り4800bpsに変更してみました。
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