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2007年12月...アーカイブ

 以前に PAM8202 を使ったディジタル・アンプ・キットを紹介しました。今回使っているのは出力の大きい、カマデン*1)のディジタル・アンプ・キット TA2020-SP です。評判のよいキットですが、残念ながらICの入手が困難になり、店頭在庫限りになっています。

TA2020_DSC_5827s.jpg

*1)カマデン
http://www.kamaden.com/

 ユーザ側から経過時間を知る方法を考察してみます。

グラフィック液晶を組み立てよう
 秋月グラフィック液晶は、部品点数も少なく、フラット・パッケージのICは、はんだ付け済みなので、組み立てはそれほど難しくありません。キットを購入したら、まず部品がそろっていることを確認します。
 はんだ付けは背の低い部品からが基本です。ICソケット、スイッチ、半固定抵抗、コネクタ, DCジャック、ジャンパ・ピンの順に取り付けます。そして、液晶モジュールにもコネクタを取り付けたら、PICをICソケットにさし、基板と液晶モジュールを接続します。ACアダプタを取り付けて、付属のプログラムで動作を確認したら完成です。

akiglcd-R0013962.jpg
部品がそろっていることを確認する。おまけの抵抗は使わない。

どのようなプログラムを走らせるか

 まず、当初の目的を再確認しておきます。
  1.  コーヒー・メーカがコーヒーを沸かす動作をしているかどうか。ここから、コーヒーを入れた時刻や回数を計測する。
  2.  コーヒーが入った時刻からの経過時間として、美味しく飲める時期を表示する。
 このためのベースとなる部分は、次のように作成しました。
  1.  コーヒー・メーカのヒータ電流は、取り付けたスイッチのLEDを光らせ、CdSの抵抗値を極めて低くし、これがシリアル・ポートの入力ステータス信号(DTR=受信可能)の受信可能/受信不可能として読み込める。これをプログラム power_status.c で、その値を 0/1 の文字として表示する。標準出力とエラー出力の両方に出力しているのは、標準出力側はファイルにリダイレクトして、エラー出力側は画面で見るため。動作は1秒間隔で行われる。
  2. data.dat には 0(=OFF) と 1(=ON) としてが記録される。これらの時間間隔は1秒である。
  3. 感覚的に時間を把握するため、グラフ化してWebブラウザで確認する。ここのために data.dat ファイルから html 形式に変換するプログラムを作っておく(status_check.bsh )。
 
 先日のVFDの表示を動画でアップしました。
■CUI インターフェース
 CUI (Character User Interfae または Command-line User Interface) というのは文字ベースの、ユーザ・インターフェースです。最近は Mac, Windows の普及で、見慣れていない人も増えているかと思います。文字ベースといっても、ウィンドウやダイアログが出てくるようなソフトウェアもあります。

 前回までで、コーヒー・メーカの電源が入ったことを認知するセンサが用意できました。続いて、ここでは玄箱の受け皿側の説明をした後、ソフト的にその動作確認をしてみることにします。

スイッチ(センサ相当)と「USBシリアル変換ユニット」

3-1P1020799.jpg
 上の写真は、加工を終えたスイッチ部分、それにUSBタイプのシリアル変換ユニットです。商品名だと『USB to シリアルケーブル』などと呼ばれています。
 右側に写っているのは玄箱(pro)ですが、そこにもシリアル・インターフェースをつなげています。これは、ご承知のようにコンソールとして使うためです。
 全体としては、壁のコンセントにこの"電流検出ケーブル"のプラグを差し込み、1口タプ側にコーヒー・メーカの電源プラグを挿入して使用します。改造したスイッチ部分の保護カバーを工夫しておいてください。


VFD-lcdprocs.jpg■lcdproc で VFD を使う
 lcdproc で VFD を使うにはドライバが必要です。実はノリタケ伊勢電子の VFD ドライバは lcdproc-0.52 には含まれていますが、 キャラクタ表示を利用しているため、表示はASCII 文字だけで、漢字・かなのサポートがありません。そこで、秋月グラフィック液晶と同様に sed1520 ドライバをベースにグラフィック・モードで表示できるドライバを用意します。

VFD-lcds.jpg
秋月グラフィック液晶(左)とSCK140X32F-7000-A (右)。SCK140X32F-7000-Aが一回り大きく、輝度も高い。


■VFD (蛍光表示菅) とは
 蛍光表示菅は、家電やカー・ステレオなどに使われている表示デバイスです。LEDのように自ら発光するので、暗くてもバックライトは不要で、明るく見やすい特徴があります。そこでノリタケ伊勢電子*1)の VFD 評価キット SCK140X32F-7000-A (140ドット×32ドットのマトリクス・タイプVFD、20文字×4行)を使ってみることにしました。

VFD-contentss.jpg
VFD 評価キット SCK140X32F-7000-A の中身

*1 ノリタケ伊勢電子
http://www.noritake-itron.jp/
VFD モジュールの詳細
http://www.noritake-itron.jp/products/module/gu7000/140x32.htm

夜間自動点灯ライトの内部

2-1P1030056.jpg
 CdSは、壊れた「夜間自動点灯ライト」を部品とりとして、後生大事にとってあったのでした。それに、固定方法が楽だろうと想像したからでもあります。


■組み立てる
 ニス塗りが終わって十分乾燥させたら組み立てます。
 まずダクトを取り付けます。説明書にあるように、下に白い吸音材を引きキャビネットを置きます。ダクトには木工用ボンドを十分に塗ります。ボンドを塗ったら、ダクトを方向を確認して挿し込みます。前側の穴から向きを確かめてから、金槌で打ち込みます。一気に打ち込むのではなく、軽めに数回に分けて、まっすぐに打ち込みます。はみ出たボンドは固く絞った濡れ雑巾で拭き取ります。

 かつて、インターネットの黎明期に、このようなページが稼働していました。コーヒーが飲みたくなったとき、はたして(別の部屋のあるコーヒー・サーバに)ネットワークを通じて知ることができました。
   http://www.cl.cam.ac.uk/coffee/coffee.html
 筆者はこれを実際に見たことはないのですが、この有名な話を忘れたことはありません。まさに、文字通りにコーヒー"サーバ"なのか、と。 そして、いつか自分もこのようなインターネットの技術と遊び心との融合(厳格さと気ままさ)した領域に行きたいと自分の夢を描いた一人です。
 さて、ネットワーク対応のコーヒー・メーカがあれば、それはそれで面白そうですが、趣味の範囲、すなわち、センサとパソコンの組み合わせで具現化していくこと も楽しいことです。そこで、コーヒー・メーカが稼働したことがわかったり、その後の経過時間が見られるようなことをしてみたいと思います。
■ウッドコーン・スピーカ
 ウッドコーン・スピーカ*1)というのはスピーカの振動板が木でできているスピーカです。多くのスピーカの振動板は紙や薄い金属でできているのですが、素材として木を使っています。特性がほかの素材よりも優れているといわれています。
 ウッドコーン・スピーカを製造しているビクターから、ミニコンポ EX-A1 のスピーカをベースにしたウッドコーン・スピーカのキットが出ています。そこで、玄箱PROからの音楽を楽しむために、ウッドコーン・スピーカ・キット SX-WD1KT *2)に挑戦してみました。キャビネットは天然無垢のチェリー材です。大きさが幅120mm×高さ160mm×奥行 233mm, 重さ 1.6kgのスピーカになります。

*1)Victor のウッドコーンスピーカー技術情報
http://www.jvc-victor.co.jp/company/technology/woodcone/
*2)SX-WD1KT の製品情報
http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/hifi/sx-wd1kt/index.html
*3)EX-A1 (生産完了品)の製品情報
http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/home/ex-a1/

■USBオーディオをキットで作る
 玄箱Pro につなぐ USB audio として、若松通商の USB オーディオインタフェースキット WUAIF01 キットを組み立ててみました*1。このキットは Texas Instruments の USB audio IC PCM2706 を使ったキットです。

WUAIF01-parts_.jpg
組み立て前のキット

*1
若松通商
http://www.wakamatsu-net.com/
キットの紹介ページ
http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/pageshousai.cgi?code=49090022&CATE=4909
コムサテライトなどでも扱っている
http://www.comsate.co.jp/supercom/

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