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 以前に PAM8202 を使ったディジタル・アンプ・キットを紹介しました。今回使っているのは出力の大きい、カマデン*1)のディジタル・アンプ・キット TA2020-SP です。評判のよいキットですが、残念ながらICの入手が困難になり、店頭在庫限りになっています。

TA2020_DSC_5827s.jpg

*1)カマデン
http://www.kamaden.com/

■キットの製作
 キットの製作は説明書の通りの順番に部品をはんだ付けしていきました。IC の周辺が混雑しているので、説明書どおり IC を最後に取り付けるのがいいでしょう。

TA2020_DSC_5812s.jpg
キットの全部品。まず並べて部品に不足がないか確認する。

TA2020_DSC_5815s.jpg
まずは積層セラミック・コンデンサから。

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ダイオードの取り付け。

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抵抗とジャンパ・ピンの取り付け。

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フィルム・コンデンサの取り付け。

TA2020_DSC_5824s.jpg
コイルと電解コンデンサを取り付ける。

TA2020_DSC_5827s.jpg
ICを取り付け、スペーサをつけたら基板は完成する。

TA2020_DSC_5829s.jpg
いまはなき DEC のノート・パソコン用 AC アダプタを流用した。

TA2020_DSC_5832s.jpg
スピーカ端子、電源、入力端子を取り付ければテストできる。

■テストする
 キットが完成したら、コネクタと電源をとりつけ、USB オーディオ・アダプタ WUIAF01 と、テスト用のスピーカをつなぎます。電源は古いノート・パソコンの AC アダプタ、テスト用のスピーカは紹介した300円スピーカです。WUIAF01 は USB 端子をつないだときに大きなポップノイズが出るので、玄箱Proに WUAIF01 が認識されてから、アンプの電源を入れます。
 音楽を再生する前に alsamixer でボリュームを絞っておきます。再生を始めてから、ボリュームを少しずつ上げていきます。気のせいか 300円スピーカも以前よりよい音で鳴っている気がします。

■ウッドコーン・スピーカで聴く
 テスト用のスピーカをはずして、ウッドコーン・スピーカ SX-WD1KT をつなぎます。音楽を再生する前にボリュームは絞っておき、徐々にボリュームを上げていきます。玄箱 Proで再生しているファイルは CD からリッピングした非圧縮の wav 形式です。MP3 だと非可逆圧縮により情報が失われているのがわかってしまいます。
 好みはありますが、ミニコンポのアンプのときよりも、すっきりした印象の音がします。アンプの出力は PAM8202 と違い十分にあります。また玄箱Proから再生したほうが、ミニコンポの CD プレーヤよりも、若干ですが音がよく感じます。ドライブのエラー訂正能力や DAC などの違いでしょう。

 アンプ (TA2020-SP) と USB オーディオ(WUAIF01)はそのままに、スピーカ(ダイアトーン P-610MB + 推奨箱, はるかに大きい)を変えてみると、ウッドコーン・スピーカ SX-WD1KT の方が艶のあるような音がします。もちろん P-610MB を使ったスピーカのほうが低音も出て別の傾向でよいスピーカですし、セッティングがまったく違うので単純な比較はできませんが、このウッドコーン・スピーカは一度聴いてほしいと思います。残念なことに、店頭で条件よく視聴できるところは少ないようなのですが、視聴室で見かけたら是非聴いてみてください。

<光永 法明>

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