■組み立てる
ニス塗りが終わって十分乾燥させたら組み立てます。
まずダクトを取り付けます。説明書にあるように、下に白い吸音材を引きキャビネットを置きます。ダクトには木工用ボンドを十分に塗ります。ボンドを塗ったら、ダクトを方向を確認して挿し込みます。前側の穴から向きを確かめてから、金槌で打ち込みます。一気に打ち込むのではなく、軽めに数回に分けて、まっすぐに打ち込みます。はみ出たボンドは固く絞った濡れ雑巾で拭き取ります。

白い吸音材をひき、キャビネットを置く。

木工用ボンドを十分につける。

方向を確認してダクトを差し込む。

金槌でダクトを打ち込む。

木工用ボンドがはみ出たら、固く絞った濡れ雑巾で拭く。

ダクトの取り付け終了。
■吸音材の取り付け 吸音材は説明書のとおりの大きさに、はさみでカットします。カットした吸音材に木工用ボンドを塗り、キャビネットにボンドをつけないように注意しながら指定された位置に取り付けます。手前から70mmのところに取り付ける吸音材のためには位置決め用の紙を用意してみました。

説明書のとおりにカットしたところ。

吸音材に木工用ボンドを塗り、キャビネット内に固定する。

位置決め用に幅70mmの紙を用意した。
■背面端子とスピーカユニットの取り付け ダクトの次は、スピーカ端子にケーブルを取り付けます。端子は奥までしっかり差し込みます。差し込んだら端子が上に向くようにキャビネットにプラス・ネジで固定します。
最後にスピーカ・ユニットに端子を挿し込み、六角レンチでネジ止めすれば完成です。

端子はしっかり差し込む。

端子が斜め上向きになるようにする。

プラス・ネジで固定する

端子をスピーカ・ユニットに挿し込み、ユニットをキャビネットに固定する。

六角レンチで、4本のネジを均等の力でしっかり締め付ける。

スピーカ・ユニットを取り付ければ完成する。
■聴いてみる 完成したスピーカで音楽を聴いてみます。PAM8202 アンプは、このスピーカを十分に鳴らすには力不足(音量が足りない)でしたので、ミニコンポのアンプを使いました。作成した USB オーディオ・キットを使い玄箱PRO で音楽を再生しました。USBオーディオの出力はミニコンポの LINE IN に接続しています。
このスピーカは、ミニコンポのスピーカとしては小型で軽量ですが、PC用のスピーカと違って意外と奥行きがあります。また背面にバスレフ・ダクトがついているので壁にぴったりつけるのも向きません。いくつか置き方を試してみたので紹介します。最終的なセッティングをする前に、半日ぐらい慣らしで音を出しておくとよいです。
■バスレフ型スピーカ バスレフ型スピーカは密閉型スピーカと違い、スピーカ・ユニットのキャビネット側の振動を積極的に使う方式です。キャビネット内での音の共鳴を利用して低音を増強します。増強された音はバスレフ・ダクトと呼ばれる穴を通して開口部(バスレフポート)から出てきます。
バスレフ・ポートは、スピーカ・ユニットと同じ側にある場合も、SX-WD1KT のように背面にある場合もあります。
■机の上において見る 筆者がPC机兼用で作業に使っている和机に置いてみました。このセッティングだと、ちょうど耳の高さにスピーカ・ユニットの中央が来ます。また部屋の中ほどなので背面は開放空間になっています。また左右のスピーカと頭が正三角形になる理想に近い配置です。頭の後ろは壁になっていますが、その反射音を逃すためにわずかに、ハの字に開いて置いています。
最初は少し内側を向けていたのですが、外に向けるほうがよいというのを読んで広げてみたところ、よい結果でした。机の上だと手を伸ばして、少しずつセッティングを変えて試しやすいので便利です。一度この配置で少しずつ (1度ぐらいずつ) 向きを変えて試してみることをお勧めします。机が壁についている場合は、バスレフ・ポートからの音を生かすため、壁から少し離すほうがよいかもしれません。
■棚において見る やはり机の上より棚に置きたいので、棚においてみました。こうすると頭の位置と距離が離れるので、左右の間隔が机の場合と同じ程度だとあまりよくありません。左右のスピーカと頭が正三角形に近くなるようにし、少し外を向けるとよい感じになりました。
棚(カラー・ボックス)内に置くことで音がこもるかと思ったのですが、奥にぴったりつけずに左右にも余裕をもたせると、それほど問題は感じませんでした。写真のように、いままで使っていたスピーカのほうが大きいのですが、メイン・スピーカの座を SX-WD1KT に奪われてしまいました。

左右の間隔が狭いセッティング。

最終的な配置。以前のスピーカを追い出してしまった。
<光永 法明>
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